好きな世界を追求したいと思う気持ちは現実逃避でしょうか?


本当にやりたいことであれば、それをやれる環境づくりにも興味を持つはず。
今の状況の中でできることは何なのか?を見つけることもできるはず。
ただ「やりたいけどできないの~」って思う場合は現実逃避である可能性が高いんじゃないでしょうか。

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根本さんこんにちは。
結婚して8年、子供が出来てからほとんどイライラしながら過ごしています。
それは、やりたい事が思うように出来ない、夫が一緒に家事や育児に参加してくれないと感じる為、自分1人で育児の大変さに立ち向かっている様で不満がいつもあるからです。

私が得意で好きな事は、美を追求したりオシャレをしたり、美しい事を意識しするのが大好きでしたし、見られる事を仕事にしたいと子供の頃から密かに夢見ていました。
元々子供は産みたくなかったけれど、今の夫に子供を作らなければ結婚しないと言われ、結婚したかったので子供を産む覚悟を決めたぐらいです。

しかしいざ母になると、綺麗な人でいる暇などなく私の得意な事や好きな事はあまり重要視されません。それより子供が好きで家事や料理や片付けが得意で夫にも心配り出来る女性が評価されます。
もちろん全部が完璧に出来ている人など稀だと分かっていますが、私はその中でも家事や育児が苦手、むしろ嫌いで面倒臭くとてもストレスを感じるのです。
それでも子供を産んだ以上投げ出す訳にはいかず、親はこうでなければ、~しなければならないという思いで苦手ながらもかなり頑張って来ました。

しかし2年前に夫の多重債務が発覚し、嫌な事ばかりでココロが爆発し自分に正直に人生を楽しみたい!と自分の本当に好きな世界に飛び込んだのです。
それはそれは楽しく、自分にこんなにも積極的な面がある事を知り、努力を楽しみ喜びと同時に感謝の気持ちが湧いて前向きになれる自分がいました。
好きな事が出来る喜びと幸せを感じる事が出来ましたが、その仕事にのめり込むには私の今置かれている環境では厳しく、そう思うと余計に子育てや家事が面倒臭くなりヤル気が起きません。
そんな自分を認め受容すると、もう子供も夫とも別れて自分の好きな道に進みたいとさえ思ってしまいます。
そしてまたそう思ってしまう自分を、人としてレベルの低いダメな人間だと自己嫌悪してしまいます。
私が好きな世界を追求したいと思う気持ちは現実逃避でしょうか?
子育てが面倒と感じ、家事や育児を放り投げたい、やりたくないと強く思ってしまいます。
私のココロの持ち方の何処に問題があるのか、解決策を教えていだだけたらと思います。
ちなみに夫とは、離婚か修復出来るかの瀬戸際にいる感じです。夫の事で2年悩み続け今は疲れ果ててしまいました。
(Kさん)
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ずっと続く問題の答えってのは案外「そこ??」と思えることが多いもんです。
ずっと捉われ続けるのでどんどん視野が狭くなってしまうんですね。
それが危険なんんですね。

>元々子供は産みたくなかったけれど、今の夫に子供を作らなければ結婚しないと言われ、結婚したかったので子供を産む覚悟を決めたぐらいです。

こういうやり方は心理学では「取引」って言います。
「○○してあげるから△△してね」という。

それは愛ではなく、怖れや罪悪感などから生まれる行動なのでいずれ苦しむのは確定です。
とはいえ、この取引が全くない関係も想像しにくいので、始めは怖れからでも、やがては愛に移行できるように「問題」が必要になってくるんですね。

で、Kさんに一つお聞きしたいんですが、こうした「取引」的なことってよく起こりますか?

「取引」というのは「買い物付き合ってあげるから、帰りにご飯奢ってよね」というものもあれば「いっぱい愛してあげるんだから、ずっとそばにいてね」というのもあるんです。
心理学講座「愛を与える/受け取る」に出てくださった方は耳にした話だと思います。

取引が続くと心はどんどん疲弊してしまいますからね~。

そもそも旦那さんのことがすっごく好きだったのね。
嫌なことでも引き受けたいと思うくらいに。
だから疲れちゃったんですよね。
色々頑張りすぎて。

ぜんぶ、旦那のためだったのかな?

こんな話もあるんです。
「誰かのために結婚すると、自分のために離婚する」

この誰かというのが「夫」だったり「親」だったりするわけですね。
だから、Kさんの今の葛藤というのはいわば「お約束」みたいなものなんです。

それくらい好きなんですよね。
それだけ魅力的な人ってことなのかな?

なぜ、そんなに旦那さんにハマってしまったんでしょう?
「美を追求したりオシャレをしたり、美しい事を意識しするのが大好き」なのに、それ以上に旦那さんのことが良かったんですよね??

なぜなのでしょうか。

これってすごい大切なポイントじゃないかと思っておりまして。

それくらい好きなんだなあ~愛してるんだなあ~て「愛とつながる」ってことはすごく大事ですね。

でも、相変わらず本番突入が遅い私でございますが、やはり年のせいなんでしょうか?
ついつい前戯に気を取られてしまうわけです。

「やりたいことは明確なのに、そこに飛び込んで行けずにモヤモヤすること」ということがパターンになっていたりしませんか?

「あれが欲しい!!めっちゃ欲しい!!!でも、今の私には指をくわえて見てるしかないの!!」

みたいな感じのが、あちこちで繰り返されていませんか?

長年「あれやりたいんだけどできない」という体験をすると、それが潜在意識の中でパターンとなって君臨し、「やりたいことを見つけたとしても、何らかの障害があってできなくて、それで、あれやりたいんだけどできないんだよなあ~という現実を作り出す」のです。

そういう場合は「ほんとうにできないのか?」とか「何とかできないのか?」というクリエイティブな能力を発揮する必要があるんです。

好きな仕事と子育てと家事と旦那とを全部何とかやり繰りする方法はないのか?

このテーマについて1か月ほど熟考してみるといいですよ。
1週間くらいではダメなことが多いです。
今までずっと「できない理由」ばかりを見つけてきたわけですから、すぐに「できる理由」なんて見つかりません。
その潜在意識との葛藤を乗り越える必要があります。

不満を感じることが癖になる、ということもよく起こります。
これだけ長年不満を持っちゃうと、不満を持ってる私が「日常」になります。
だから、何かと「不満」を見つけてきちゃう仕組みが心の中に出てきます。

だからこれ、やりたいことをやり始めても続くんですね。
やがては何かと不満を持つようになります。

不満ってのは「誰かに満たしてもらいたい」って依存心の現れですから、そのモードに入ると勝手に抜け出すことは難しいですよね。

巣で母鳥の帰りを待つひな鳥ですから、自分では何もできないと思い込んでしまってます。

だから、そこでは自立することをいつもお勧めしています。
自分の足で立つ、わけですね。

そうしないと離婚だってできませんし、好きなことだって踏み込めませんね。

自立するってのは「自分の足で立つ」ってことなので、自分が今できることを見つけてやっていく、という癖を逆に付けることです。

今できることは何?というところを見つけ、できれば一生懸命やるんですね。
それが理想と言えば理想です。

また、プロセスを信頼するってこともすごく大事なんですね。

「今起きている現象はすべて自分が創りあげたもの」という前提を大切にします。

「もし、私がしたい仕事を私がすることになっているのであれば、必ずそれはできるし、できるようになっている。」ということを信頼するんです。

必要なことしか起こらないってことは、必要なことは起こるんです。

もし、Kさんがやりたいことが明確であり、それをやるお役目があるのならば、そうならざるを得ない現実がやってくると思います。

もちろん、それは向こうから「はあい!待った!?」って来てくれることもあるし、離婚することになって結果的にそれが現実化することもあります。

本当にやりたいことであれば、それをやれる環境づくりにも興味を持つはず。
今の状況の中でできることは何なのか?を見つけることもできるはず。

もし、ただただ「やりたいけどできないの~」って思う場合は現実逃避である可能性が高いんじゃないでしょうか。

そういう時に、そのやりたいことを始めてもまたそこに向き合い切れずに目を逸らしやすくなりますね。

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