優しい夫は「僕を先生と呼んでね」とウインクしていましたよ。~Re: 自分以上に苦労した人じゃないと幸せになることが許せない~



元ネタはこちらです。昨年中に頂いたメールなのですが、ご紹介が今頃になってしまいました。ごめんなさい。
自分以上に苦労した人じゃないと幸せになることが許せない

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12月15日に「自分以上に苦労した人じゃないと幸せになることが許せない」と掲載していただいた者です。おかげで、自分の心の動きのメカニズムがはっきり分かりました。

嫉妬の波が強すぎると倒れてしまうほどで、特定のタイプの女性に拘る強迫性人格障害と診断されたこともあるのですが、原因について納得のゆく説明をしていただいたことがありませんでした。それが今回、とてもすっきりました。

起き上がるのも辛くて自殺ばかり考える日々が数年続きましたが、海外(フランスとスイスとアメリカ)で、体も心も無理やり引きずるようにして家庭とキャリアを築いてきました。今、子供時代からの夢だった職業につき、優しい夫と可愛い子供たちと、幸せな日々を過ごしています。それでもなお、汚くて不快な気持ちから逃れることができず、自分自身にうんざりしてご連絡した次第です。

はっとさせられたのは、私が「天性の能力」に嫉妬していると言う部分です。自分は運も能力もないのだから、人の数倍苦しんで努力しないと認められない。そうずっと思って来ました。私が一番嫌いなのは、有能で、皆から好かれ、かつ上品で綺麗という優等生的な女性なのですが、彼女らは、あたかも努力せずに欲しいものを手に入れているようにみえるので、自分が浮かばれないように感じる…。その通りです。

でも、だとすると、彼女らの有能さ、皆から好かれる人柄、女性として上品で綺麗なこと…などの「天性の能力」は、実は私にも備わっていて、それに気付いていないから嫉妬が起こっているということになるのでしょうか…?!?!

夫はフランス人で、私にはもったいない人です。結婚10年を迎える今でも深く愛してくれているのが伝わって来ますが、寡黙なので、結婚当初からずっと「具体的に私のどこが好き?」と聞いても、「わかんない」とか「全部」とかの答え。ご明察通り、自己肯定感が高く、安定感と包容力のある人です。嬉しいことに、彼は今回の先生のコメントを全て読んでくれました。先生の説明が的を得ていることに感心し、「僕を先生と呼んでね」とウインクしていましたよ。

今はまだ、「何もしなくても私は素晴らしい」という言葉には相当違和感があります。でも、お手紙作戦、この年末休みに実行したいと思います。日本は遠いですが、いつかお会いできる機会があるとよいなと思います。ありがとうございました。
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素敵なご主人ですね。
さすがはフランス人(?)
でも、そういうご主人にこれだけ愛される価値があるのがMさんなんです。

大事なことなのでもう一回言いますね!(笑)

ご主人は結婚して10年経っても深く愛する価値がある女性と日々を過ごしているんです。
「先生」の言うことをよく聞いてくださいね(笑)

では、先生によろしくお伝えください!


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