セックスのときに相手の男性が気持ち良いかということばかり気になり、自分のことはそっちのけになってしまう。


自分を後回しにするのはベッドの上だけの話?
もしかして普段から気を使ったり、犠牲的だったり、我慢したりすることって多くないでしょうか?
「自分」を前に出す、いいチャンスかもしれませんね。

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ご無沙汰しています。次は個人カウンセリング受けるぞと決めているので、来月の受付を今か今かとブログ毎日チェックしています(^.^)

ブログのネタで下ネタ大歓迎とあったので、思い切ってご相談させていただきます。(表現がストレート過ぎたらごめんなさい…)

では早速↓
セックスのときに相手の男性が気持ち良いかということばかり気になり、自分のことはそっちのけになってしまうのはどうしたら良いのでしょうか。
憧れの男性とベットインしたものの、あまり勃起していなくて、長時間トライしたものの中で射精まで至らなくて、非常にショックを受けた経験があります。
その彼とは、一晩限りになってしまい、当初は自分の女性としての魅力が足りなかったから相手は出来なかったのか、セックスが良くなかったからもう会ってくれなかったのかと思い悩んでしまいました。
セックスをしたことで生まれてしまった執着心に苦しめられる自分、そして関係を築きたいのに、一晩限りの女性になってしまう自分を変えたいです。

また、しばらく経ってから、私も彼と同じだったということに気づきました。彼が長時間頑張ってくれても、イケなかったのです。
私にとっては、それが当たり前で相手の男性が満足してくれることで、幸せを感じるのですが、男性は女性がイケないと、私が男性が射精出来ないときと同じような気持ちになるのかなと、気になりました。

私にとってセックスは最高の愛情表現の場でとても大切なのですが、挿入してある程度の時間が経過すると、相手が射精しないことが心配になってきてしまい、集中出来なくなってしまいます。
自分も気持ち良くなることで、相手を喜ばせることが出来る女性になりたいと思います。精神的なブロックもオーガズムを迎えられない要因となっているのでしょうか。
男女共にセックスを心から楽しみ、幸せを感じられるようになる心理学にようなものがあれば、機会があればぜひ取り上げていただきたいです。

またお会いできる日を楽しみにしています!
(Mさん)
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Mさんの“来月”はもう過ぎてしまいましたが(笑)、ネタはまだ生きておりますので紹介させて頂こうと思います。
カウンセリングではこうしたご相談をよく頂きます。
きっかけは夫婦関係やお付き合いのことだったり、レスのことだったりするのですが、少し時間が経って、実はセックスがうまく行っていない・・・というご相談になることも多いんですね。
中には「それが一番ご相談したいことだったんですけど勇気が出なくて」という方も。
そりゃあ、そうですよね(^^)
ふつう、そう思うものですから。(ふつう、でないお客様も多いんですけどね(笑))
Mさんも勇気を奮ってくださったんだと思います。
ありがとう、です。

>セックスのときに相手の男性が気持ち良いかということばかり気になり、自分のことはそっちのけになってしまうのはどうしたら良いのでしょうか。

これって女性の皆さんどうでしょうか?
男性は???

男の人はよくこれを気にしますね。
相手の女性がほんとうに感じているのかどうか?気持ちいいのかどうか?
特に男性はアダルトビデオを教材にセックスを学びますから、女性の反応がそこまでじゃないことをすごく気に病む方も多いです。

「彼、私がイカないとすごく凹むんです」という話も耳にします。

「あれは演技。気持ちよくても私はあんなに声は出ないのよ」って教えてあげるのは大切な女性のベッドマナーだと思ってくださいね。

要するに“気を使っている”わけですね。

だから、「相手が気持ちいいか?」を気にしすぎる人はその関係がステディになってくると、途端にサボりはじめ、サービスが低下することがあります。
「最初の頃はすごく丁寧に前戯に時間をかけてくれたのに、最近は自分勝手なセックスばかり」なんて体験をされた方、いらっしゃいませんか?

>私にとっては、それが当たり前で相手の男性が満足してくれることで、幸せを感じるのですが、男性は女性がイケないと、私が男性が射精出来ないときと同じような気持ちになるのかなと、気になりました。

最近の男性心理は少し変わってきていると思いますが、しかし、この思いは少なからずあるかもしれません。

男性って競争心がとても強い生き物です。
そして、教科書であるアダルトビデオによれば、セックスの際、女性はすごく感じてオーガズムを感じ、時には潮だって吹きまくるもの・・・とインプットしています。

ところが目の前の女性はそこまでの反応はないわけですね。
そうすると男性は「ほかの男よりも俺は劣っている」と劣等感を感じてしまうことになります。

だから、女性の皆さんの中にはイク演技がたいへんお上手な方もいらっしゃると思います。
「だって、そうしないと彼が凹んじゃうんですもの~」って。

それもまた愛情ですね(^^)

だから、男性が女性に望むことと言えば、あるがままに感じまくって欲しい、ということなんです。

男性心理的に見ると、男性が感情を感じることを許可できるのは「怒り」と「セックス」だけと言われます。
泣いちゃいけない、寂しさには耐えろ、痛みは我慢せぃ、みたいなところがあり、この2つの感情以外はなかなかオープンにはできないものなんです。

ところがそんな感情表現が苦手な男性ですから、感情を感じるには相手に「感じてもいいよ」って許可を出してもらう必要があります。
だから、我々男性の教科書では喘ぎまくる女性が大画面に映し出されるわけで、それを見て「あ、俺も感じていいんだ」となるわけです。

だから、目の前の女性が本気でも演技でも感じてくれたらそれで「感じてもよい」という許可が出るわけです。

男性はセックスの間も理性を失うことは少なく、自分の行動や気持ちをコントロールしようとします。(特に日本人にその傾向は強いです)
だから、ついつい「理性的なセックス」をする傾向にあり、マニュアル通りだったり、毎回同じルーティンだったりします。

そもそも感情面での成長は女性の方が圧倒的に先行しているので、セックスにおいては感じることで男性をリードし、許可してあげることが役立つかもしれません。

「彼は自分がイカなくても、私が満足したらそれでいいって言うんです」
そんな思いを持つ方もいらっしゃるでしょうね。

もう少しだけ感情表現を意識してみてください。
もう少しだけ積極的にセックスを楽しもうとしてみてください。

ただ、「自分が満足しなくても相手が喜んでくれたらいい」というのも本音であり、愛情ですから、それはそれで受け取っておきたいですよね~。

さて、ようやく本題です!(え?今からですか?って思うでしょ?(笑))

女性も自立していくと男性的な心理を持つようになります。
自立すると「感情は抑え気味になり、自分のことよりも相手を優先し、与えることに意識が向き始め、受け取ることが苦手になる」という傾向を持ちます。
そうするとMさんのように相手のことが気になって自分のことに集中できなくなります。

そして、それは往々にして相手も同じです。

そうするとベッドの上でお互いがお互いを気にしてしまい、神経戦のようなセックスになってしまうんですね。

正直、それは疲れますよね。

だから、男性も女性も「セックスもいいけど、自分ひとりでする方がいい」って思いに至りやすいのです。

で、本題というのはさっき少し話しましたけど、「気を遣う」ということなんです。

「自分のことはいいから相手が喜んでくれたらいい」みたいな“犠牲的な”ところってセックス以外にもありませんか?

「人目が気になった自分を表現できない」という“気を遣う、顔色伺う”ところってセックス以外にもありませんか?

「私には何も与えられるものがない。だから、私と一緒にいても相手は迷惑なんじゃないか?」みたいな“無価値感的な”ところはありませんか?

「自分はそのままでは相手に迷惑な存在になる。だから、頑張って相手を喜ばせないと存在意義がない」なんて“罪悪感満載な”思いはありませんか?

さらには「ついつい相手の言動が気になってくちばしを突っ込んでしまう」ような“過保護・過干渉・心配性”なところはありませんか?

これらは全部自己喪失につながるものです。
そしたら、セックスも自分のためというよりは相手のためになってしまいますし、なんだか風俗のお姉ちゃんみたいに「サービスするもの」になっちゃいます。

普段から「自分に意識を向ける」とか「自分を大切にする」とか「自分の気持ちを表現する」とか「自分を喜ばせる」など、そういう意識を大切にされてますか?

もっと言えば「わがままを彼に言えますか?」。
これ、すごく大事なんですよね。

Mさんのような気づかいのできる方はそれがメリットとなる一方で、自分のことは横に置いておいて、相手を優先する、ということになりやすいんです。
それがセックスにおいては相手もそういう意識を持ちやすいため、お互いに不完全燃焼なセックスになりやすいんですね。

「わがまま」をテーマにしてみませんか?
セックスで言えば、どういうセックスが好きなのか?を超具体的に考えてみてください。
どういうキスが好き、どこをどう愛撫されるのが好き、どこをどんな風に愛してもらいたいか、そして、どんな風に愛してあげたいか。

それ以外にも、パートナーに対してどんな風に愛してもらいたいのか?どういう風に愛してあげたいのか?をぜひ大量に(300個くらいでいいですよ)リストアップしてみてください。

そして、普段から「自分のために」「自分の喜びのために」という時間を意識的に作るようにしてみてください。

それは自分ひとりでできることはもちろんですが・・・
「しんどいな、疲れてるな、というときは友達の誘いを断る」
「今日は自分のための時間を作ろう!と決めている日には残業は断る」
「友達と遊んでいて『今日はつまんないな』という日には途中で帰ってくる」
みたいなことも含まれます。

私がよく言う「鬼畜生」になって「不義理非人情」を実践してください、ということです(笑)

また、自分の感情に素直になれる場所はありませんか?いや、正確には「我を忘れられる場所」です。
「カラオケに行ってマイクを握ると人目なんて気にならない」
「ライブに行くと自然と体が動き出して絶叫してる」
「TDLやUSJに行くと興奮してテンションマックスになる」
「趣味に没頭して時間を忘れることがよくある」
「○○をしてるときの自分はほんとうの自分だなって感じる」

これってセックスにも通じるところがあって、人目を気にせず泣ける人はベッドの上でも自分らしい反応ができるんです。
人に気を使い過ぎる人はベッドの上でも気を使っちゃうので、普段から、気を使わない時間を作りましょう、ということなんです。

「美容室に行くと、美容師さんに気を使ってしまい、言いたいことが言えない」とか「マッサージを受けてるとき『痛い』とか『もう少し強く』とか言えない」みたいなこと、ありませんか?

自分さえ我慢すれば、はベッドの上で出てきますから、ぜひ、自分の意識に没頭できる時間を作ってください。

与えることばかりを考えると、受け取ることを忘れます。
それはすごく大人で自立していて愛情深い証拠なのですが、それだけだとセックスでは不完全燃焼になりやすいのです。

カウンセリングもこうした「自分に意識を向ける」ということをテーマに受けられると効果的ですよ。その次は「セミナー」で同じことをしていきましょう。

こういうセッションをすることがあるんです。
「今までお母さんに○○なんて言ったことないでしょう?今、思い切って言ってみませんか?」って言ってもらって、それをみんなに承認してもらう、とか。

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