女性性と男性性に着目したセックスレス解消プロセス


レスになってしまう原因って様々なのですが、夫婦間で男性性と女性性のバランスが崩れてしまってることが要因のことも多いんです。
自らの女性性、男性性を解放することで「セックスがしやすい環境」を整えていきます。

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自分では解決できる限界がきたので、是非相談させてもらいたいと思いました。

私と夫は、7年付き合って結婚しました。付き合っていた当時から共依存の関係で、その時はお互いにその関係で満足してました。
関係に違和感を感じ始めたのは、夫が就職した時からです。それまで資格を取るために3年ほど働かず、私しかいないと言っていた夫が、いきなり外の世界に出たわけですから、自分のお金でお酒を飲む事の楽しさを知り、その旦那に私も口うるさくなり、徐々に溝が深まりました。
籍は入れていたものの、私も仕事をすぐには止められず、関係に違和感もあり、一緒に住まず、とりあえずお互いが必要か、距離をおいて考えよう、と私が一方的に言ったのに対し、夫はしぶしぶOKしました。ところが、その期間に夫の不倫が発覚したのです。発覚後に言われたのは、とりあえずお前の事を忘れたかった。お前の言ってることは全て正しい。彼女のダメな所を見ると安心する等です。
私は、彼女の事が本当に大切なら、私とは離婚してほしいと伝えたところ、彼女は男にだらしなくて結婚相手にはしたくない。お前と一緒にいたい、と言われ、修復することになりました。これが約3年前です。
しかし…ずっとセックスレスなんです。私は早く関係を修復したくて、セックスしようと誘ってました。初めの断る理由は、彼女を思い出すからできない。子供を作る目的では出来るけど、普通にするのは無理、等です。
以前の共依存の時とは違う、一緒にいて楽しいと思える関係へ少しずつ変わり、今では仲良い方だと思うのですが、なかなかセックスの問題が解決しません。
私は、このまま子供も出来ないのは悲しいし、一緒にいるのが良い事なのか、ずっと悩んでいます。
先日の根本さんのブログで、悩んだ時は幸せになる方を選んだら良い、と言うのを考えたのですが、私にとってどちらが幸せか分からなくなりました。。
昔は、いずれ彼の子供が欲しいとゆう希望がありましたが、今は傷付きすぎてそれすら分からず、混乱している状態です。
是非アドバイスを宜しくお願いします。
(Nさん)
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3年ですね。ずいぶんと頑張ってこられましたね。
それだけ旦那さんのことを愛していらっしゃるのですね。<これは確実なことね。実感はなくても愛がないとなかなかこうは頑張れませんから。しかも、不倫まで発覚しながらね。

セックスレスのご相談はやはりとても多いのですが、それぞれ様々な原因があるんです。
例えば、ある夫婦は「友達みたいに仲が良く、男と女って感じではなくなっちゃった」とい感じ。また別の夫婦は「何度も妻が拒否した結果、夫が彼女を性の対象として見れなくなった」。
それから「夫がハードワークが激しく、性欲まで仕事に投入しているため、まったくする気が沸かなくなってしまった」というのもあります。
少々マニアックですが「出産に立ち会い、妻の姿や出産のときの大量の血液がショックで」なんてケースもありますし、また、「都会的なライフスタイルを志向するうちに動物的なセックスが生活にそぐわなくなった」という場合もあります。
さらには・・・と枚挙に暇がありません。

セックスって当たり前ですが「男」と「女」がするものですよね。
だから、夫婦で家族であったとしても「男」と「女」でないと難しくなります。
すなわち、お互いの男性性と女性性がカギになります。

ところが、昨今女性が強くなり(女性の男性性が強く成長することにより)、相対的に夫よりも妻の方が男性性が優位になってしまうケースが増えているんですね。
要するに、妻の方が男らしくなってしまうんです。

特に「夫、主夫。妻、仕事」とか「夫の収入<妻の収入」の場合には注意が必要です。
もちろん、それだからレスになる、というわけではないのですが、「仕事」は「男性性」の象徴ですから、この環境だけで女性の方が男性的なポジションに入りやすくなります。
そうすると、分かりやすい表現を使えば「まるで、旦那のおちんちんを引っこ抜いて、自分に着けちゃった感じですよね~」てことになります(笑)

また、精神的に妻が夫を支配する(あれこれがみがみ言う、思い通りにしようとコントロールする、妻の方が発言力・決定力が強い、など)こともまた、夫の男性性を抑圧し、セックスへの欲求を低下させたり、妻を女として認識できなくなったりします。
これもまた、「おちんちんを引っこ抜く」ということになるんですね。

Nさんのケースでも、Nさんの方がずっと仕事をされていましたし、彼を精神的にリードしていた部分もあり、かつ、彼が不倫をしたことによって、ますますNさんに頭が上がらなくなり、ついでに、おちんちんも上がらなくなってしまったんだろうと思われます。(←この比喩、分かりますよね???(笑))

つまり、長年の関係性の結果、「男」と「女」の部分がすっかり影を潜めてしまったんだろうと思います。

Nさんは自分を女性としてどれくらい受け入れられていますか?
どれくらい女性である自分を愛し、大切にされていますか?

まずは、そこに意識を向けてみるといいでしょう。

お二人の関係はNさんの方がリードしてきたと思うんです。
仕事のことも、別居のことも、二人の決め事はけっこうNさんが主体だったんじゃなかったかと思うんですね。

もちろん、それは旦那がだらしないから、何も動かないから、かもしれませんが、同じ方法でセックスレスも解消しようとしていませんか?

つまり、一方的に「距離を置こう」と宣言したのと同じように、「さあ、関係を改善するためにセックスしよう」と宣言するような感じ。

旦那さんはそうしたNさんの正しさ、強さにNoと言ってるわけで、また、反抗期的な部分もあるのかも知れず、その「同じやり方」では問題は解決しないと思うのです。
そうするとやはりうまくは行かないわけで、その結果、Nさんも「どうしていいのか分からずお手上げ」かつ「夫への気持ちが分からなくなる」んだろうと思います。

ちょっと疲れてきちゃってるのもあるでしょう。
一生懸命頑張ってきてますから、無理のないことですね。

レスの問題で難しいのは、どう男性性、女性性を取り戻すのか、という部分です。
セックスを成立させるためには男性は挿入するだけのエネルギーが必要で、女性は受け入れるための準備が必要です。

自信を失ったり、すっかり(気力が)萎えてしまっている旦那さんをまた男に戻してあげるにはどうするのがいいでしょうね?
彼がたけだけしい、野性的な、男らしいエネルギーを取り戻すにはどうしたらいいんでしょうね?
(※それで以前、精力回復系のサプリメントをご飯のおかずに紛れさせて夫に食べさせてた妻もいました。残念ながらあまり成果は得られなかったようですが・・・)

ご主人をジムに通わせて筋肉を付けさせる、のも一つの手です。
筋肉って男性に自信を与えるものですから。
でも、もちろん、その回復させた男性性をほかの女性に向けてしまうリスクもありますけど(苦笑)

・・・だから、相手を変える、というのはあまりお勧めしないんですけどね。

ということで、先ほども少し書きましたが、Nさんの女性性をまずはアップさせることを目標にしてみませんか?
この旦那さんと一緒に10年以上もいれば、自然と意識レベルが「男性性>女性性」となってしまうことは仕方がありません。
でも、大人の女性にとっては男性性もすごく重要なので、これまでのプロセスはそれで良かったんです。
頑張って二人の関係を維持するために必要なことでもあり、生活のためにはそうせざるを得なかったんですから。

それに、このプロセスで成長させてきた男性性の力を借りて、Nさんの女性性を解放することも可能なんですよね。
男性性って決断力、行動力、持続力、忍耐力をもたらしてくれますから、「より女性的な雰囲気になる」という方向性に対して速やかに様々なチャレンジをすることができます。

単純な話ですが、大人っぽい下着を身につけましょう!ということも、男性性の力を借りれば可及的速やかに下着屋さんにダッシュし、その勢いで大人買いすることも可能でしょう?(というのは少し言いすぎですが(笑))

でも、その下着をつけて「ほら、抱きなさいよ」ってやってしまうと、それは男性的ですから彼をますます女性化させてしまいます。
彼が手を伸ばしたくなるような、触れたくなるような、、そんな「女のエネルギー」を育てるために、そこは内なる女性性を解放していきます。

よく一緒にコラボしてる色気専門家の真島あみちゃんに、本、セミナー、個人セッションなどを通じてご指導を仰ぐのもいいでしょう。
女としてどうしたら魅力的になれるのか?を彼女はほんとうに研究し、実践されてます。
(そして、彼女のアイデアをさも私が作り出したかのようにカウンセリングでしゃべってます(笑))

例えば、彼女は「見えないところをちゃんとケアすることで、女としての自信、余裕が生まれる」っておっしゃってます。
「見えないところ」というのは顔や手、脚以外の部分、すなわち、胸、お尻、デリケートゾーン、太ももです。

女性性って受け取る、引き寄せる、エネルギーですから、内に向かう流れなんですね。(男性性は与える、リードする、決断するなどで、外に向かうエネルギーです)

だから、「見えないところをちゃんとケアする」ってものすごく大事なプロセスだと思っています。

ただ、男性性が成長している女性が、女性性を高めるのにはついついイライラしてしまうものです。
行動したいのに、待て、ですから、そこでフラストレーションが溜まります。

で、先ほどのケースとは真逆になるのですが、明らかに男女が入れ替わってるご夫婦などにはレス解消の手段として、男女が逆になる、ということを敢えて提案することもあるんです。

「20代の頃は男の子がやりたい盛りで、何とか女性とベッドインしようとあれやこれやと頑張ってましたよね?で、女性はその熱意に押されて、かつ、好きだから受け入れてましたよね?だから、女性はついセックスを『待つ』とか『受け身』として捉えてしまいがちなのですが、それを手放して、奥さんの方が彼を『口説く』『その気にさせる』『何とかベッドに連れ込む』意識を持ってみたらどうでしょう?」

なかなか難しいですよね?
ほんと男子は10代~20代、その難しい問題を解くために必死に考えるんですね。
それであれやこれやと試行錯誤するわけです。
まあ、それはメイクラブというよりも、自らの性欲のためだったかもしれませんが。

だから、ちょっとやそっとで諦めずに、あれやこれや、それやあれやとあらゆる方法を考えて『夫をその気にさせる』というプロセスに挑んでみるんです。

もちろん、そのためには「それだけの強い性欲」とか「それだけ夫を愛したい気持ち」が必要です。
だから、この場合は「男子高校生のように常にセックスのことばかりを考える」みたいになるのもアリなんです。

女性の性欲は出産の関係もあって30代から上昇していき、40代でピークを迎えるといわれます。(男性は20代前半がピークで、あとは下降していきます)

だから、案外この方法も有効な場合が多いんです。

という風に、レスの解消問題を男性性と女性性にフォーカスを当ててみました。

最近、ロールプレイでのセラピーをよく紹介しているんですが、このテーマでもセッションを作ることが可能です。

例えば、セミナールームでとても大人の色香を感じる女性を何人か選んでいただきます。(人数はセミナーの規模によって変わります)

その一人ひとりとアイコンタクトをしたり、手を握ったり、ハグをしたりして、その女性的なエネルギーを自らに受け入れていきます。
その選んだ女性からエネルギーを受け取るだけでなく、その女性を受け入れる、というプロセス自体が女性性を育てます。

また、もしセミナー会場に男性が何人かいるのであれば、彼らに手伝ってもらうプロセスもあります。
ちょっと恥ずかしいですが、ただ、見てもらうだけ、です。
「きれい」「美しい」「かわいい」「いい女だ」って意識で男性たちに見つめられると、女性としての意識がぐーんとアップします。

これらのセッションはセクシャルエネルギーも解放されるので、セミナールームはとてもロマンチックな雰囲気に包まれるようになり、その場にいるほかの女性たちもうっとりした気分になっていきます。
その場にいる人みんなを解放する、これがグループセラピーであり、エネルギーワークの素晴らしいところですね。

男と女の心理学
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