自分が変われば、相手が変わる、とは？

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本来の自分に戻ることを「自分を変える」って言います。
でも、「相手を変えるために自分を変えようとする」人も多いんです。
それは徒労に終わってしまいます。
自然な私、楽な私、を目指していくと、結果的に相手が変わるのです。

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問題が起きたとき、相手を変えるのではなく、自分を変えましょう、と言います。
でも、どう変わったらいいのか？分からないですよね。
シンプルには「本来の自分らしい自分に」変わります。
「問題」というのは「本当のあなたに戻りなさい！そうじゃないでしょ！」と言うことを教えてくれているんです。

だから、問題の解決には「本来の自分」と繋がることが不可欠になります。

本来の自分は最もあなたが自然な状態。
だから、今よりさらに魅力的になってしまいます（＾＾）

自然な自分というのは、好きなこと、楽しいこと、嬉しいことをしてる時に出てきます。
リラックスしてる時、自分が喜ぶことをしてる時に出ています。

そういう時は犠牲や我慢をしてません。怒りや罪悪感に捉われてもいません。怖れや不安からも解消されています。正しさを使って相手を攻撃することもありません。

でも、問題が起きてる時にそんな不安や我慢がない状態を作るって難しいですよね？
好きなことしろって言われてもそんな気にはなれないですよね？

そういう時はまずは気持ちを吐き出すことが大事ですね。
怒り、不安、怖れも認めて、表現していくと、状況は何も変わっていなくても少し気持ちがすっきりします。

それは少し心に余裕ができた時。

そんな時に好きなことをしてみましょう。自分が喜ぶことをしてあげましょう。
そうするとね、その余裕がまた広がって行くんです。
でも、感情ですからまた不安などネガティブな感情が出てきます。
そしたら、また解消して、すっきりして、好きなことして、余裕を広げていきましょう。

チョコが好きならチョコ食べるんです。
オシャレが好きならオシャレするんです。
カフェが好きならお茶しながらボーっとしてみましょう。
海が好きなら海を見に行きましょう。

そうすると「本当の自分」が見えて来るんです。

でも、最初はしんどくなることが多いんですよね。
なぜかと言うと今まで我慢したり、犠牲したりしてきたので、力が抜けるとその疲れなどが出て来るんです。
いわゆる心のデトックスが始まります。

そういう時はできるだけ眠るといいんですよね。

さて、そうして本来の自分に戻って行くと、あなたの表情や態度、雰囲気が変わります。
人間関係って「反応」で出来てる部分が大きいですから、あなたの表情が柔らかくなれば、自然と相手も柔らかい反応が出ます。
相手に優しい言葉をかけることもできるようになるので、相手の態度もまた優しくなっていきます。

それが「自分が変われば相手も変わる」ということです。
正確には「自分が変われば、相手も変わらざるを得なくなる」んですね。

ただ、ここで一つ大きな問題が出てきます。
もし、あなたが「相手を変えたくて」自分を変えようとしているのであれば、それは辞めた方がいいです。

表向きは「自分を変える」のですが、その心は「相手を変えようとする」ことだからですね。それはコントロールすることになり、成功しません。

「私、こんなに変わったのに何で分かってくれないの？」と恨み辛みになったり、「私はもう以前の私と違うから！」と間違った主張をしたくなったりして、本末転倒なことが起こります。

自分を変えるのは、本来の自分に戻って、生きやすく、自然な笑顔で過ごせるようになり、より魅力的になるためです。
相手が変わる、というのは「結果論」なんですね。

変な話ですけど、自分を変えることに喜びや楽しみを感じ始めると、相手が変わるかどうかなんて気にならなくなっていきます。
面白いでしょう？

今、自分を変えるために頑張っている皆さん。
何のために、誰のために、自分を変えようとしているのでしょう？

惑わされないためにも、時々自分の心を確かめてみるといいですよ。
頑張り過ぎて息切れしないためにも。

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☆根本本。