【out of 愛され本】「俺、結婚に向いてない」は男の常套句。


「俺、結婚に向いていないと思う。」
夫婦の離婚問題でとても良く耳にする言葉です。
長年付き合って「結婚まだなの?」と周りがヤキモキする状況でも、また、浮気問題などでも聞かれるこのセリフ。
奥さんの中にはこの言葉を受けてとても焦り、不安になることが多いようですが、「確かに向いてないですね」という旦那さんはほんの一部で、ほとんどの場合は、いつもの「言葉のあや」のようです。
だから、私にとっては“男の常套句の一つ”のように思える言葉です。


結果主義者である男性は何かと結論を出したがります。
曖昧で結論が出ない状況はとても気持ちが悪いので、「要するに○○だ」みたいな感じ纏めたがるんですね。
そこには男性のヒーロー願望の一種である「仕切りたがり」という要素も絡んできます。

そんなヒーローである男性にとって「うまく行かない」とか「できない」ということは、ある種の屈辱的な感覚をもたらします。
失敗、敗北、そんな思いは競争心が強い男性は決して味わいたくないのです。

そうするとその失敗感を正当化するには「俺、そもそも向いていないし」という結論を出してしまうことがもっとも適当になるのです。

だから、営業成績が伸び悩めば「俺、そもそも営業に向いてないからな」と言い、上司との関係が思わしくなければ「俺って独立心が強いから、こういう雇われるような関係って向いていないと思うんだ」と言い、彼女とうまく行かない時には「俺って恋愛向きじゃない」と断言するわけです。

それに「男の発言の多くは思い付き」でもあります。
女性にとって言葉はとても大切なので、女性が発する言葉には表面的でない要素が含まれているのですが、同じレベルで男性の言葉を受け取るとほんとうに振り回されますよね。

また、競争心の強い男性にとればこのセリフで彼女が動揺することを知っていれば、「主導権を握る」という目的で敢えて用いることもあります。
言葉って男性にとっては「道具」ですから。

そういう点で「俺、結婚に向いていない」という言葉に不安を感じる女性も多いのですが、逆に見れば「俺、夫婦がうまく行くように努力してきた」とか「何とかうまくやりたいんだけどうまく行かなくて悔しい」などの気持ちを含蓄していると見てもいいのです。

だから、その言葉が発せられた時にはそれを否定したり、焦ったりするのではなく「そう思うんだ」とふつうに受け止めておくのがいいと思います。

さて、男性のみなさんにとってはこのセリフはよく使いたくなるものと思いますが、先ほども触れたように、そう結論付けたくなるにはそれなりの心理が働きますよね。
自分になりに頑張って来たけどうまく行かなくて「向いていない」と言いたくなったのかもしれないし、もう気を使うこと、我慢することに限界を感じてそう言いたくなるのかもしれません。

だから、まずはその気持ちに素直になってみることです。
そして、その失敗感、屈辱感、敗北感などから目を逸らさないことです。

本当のところ、弱みを見せるのは苦手という点から一人で何とかしようと頑張ってしまうことに問題があるのかもしれません。
一人で考えていると必ず行き詰ります。
自分の世界でしか物事が考えられないためで、
とても勇気が要ることですが、思い切って誰かに相談してみることをお勧めしたいところですね。

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