男子よりも複雑な女子のパパ・ママ論。


男子はママ大好きで、ママが恋愛の基準になる、というお話をしました。(詳細はこちらの「なぜ、同じタイプの人を好きになるのか?なぜ、そのルーツは母親なのか?」)。
その中で( )付で「女子も同じ」とか「女子はちょっと違う」という書き方をしてるんですね。

女子は男子の逆で、パパ大好きで、パパが恋愛の基準になる、というのは確かなのですが、話は男子ほど単純じゃないんですね。

そう、女子は何事にも複雑なのです。


一般的にパパとママだったら小さい子供にとっては「ママ優先」ですよね。
なんせ、おっぱいを飲ませてくれるのも、おしめを変えてくれるのも、基本的にはママのはず。そして何より仕事に行くパパよりも圧倒的に近くにいるのがママなんです。
もちろん昨今は働くママや専業主夫も増えて来てますから、今後その心理的な影響も変わっていくと思いますが、だからって時代が変わってもお父さんのお腹から生まれてくることはないわけです。そうすると、やはり心理的に最も近くにいるのはママなのです。

さて、そうすると男子は単純に恋愛対象となる性別とママが一致するのでそのままストレートに気持ちを表現すればいいのですが、女子はそこに同性のママが絡むので複雑になるんですね。

もし、あなたが本当はパパのことが大好きだったとしましょう。
でも、ママがとても寂しそうで辛そうだとしたら、それをそばで見ているあなたはお母さんを守りたいと思ったはず。
そうすると、大好きなパパよりも、寂しそうなママを優先させてきた、ということもあるのです。

これが恋愛の原型になるととても遠慮しいな恋愛パターンを持つことになります。
「好きな人が競合したら『私はいいから』ってライバルに譲ってしまうタイプ」になったり、「大好きな彼が出来ても、仕事や友達や家族を優先してしまうタイプ」になったりします。

また、もしママが精神的にパパに頼る人だったとしたら、ママにとってあなたはライバルです。
そうすると、ママはあなたをパパに近寄らせまいとあの手この手を使って支配しようとするでしょう。
そうすると、あなたは大好きな人の前に「ママ」という障害を感じるようになり、それが恋愛にも障害を必要とするパターンが生まれるかもしれません。

一方、ママがとても強い女性で、男に頼るような女はあかん!という主義の持ち主だとすると、あなたはそのママの教育を間近で直接受けることになります。
するとパパを好きでいることがまるで行けないことのように感じてしまい、そこに罪悪感を持つようになるんです。
すると、男性に頼りたいけど頼れない、甘えたいけどそんなことは絶対だめだ、という葛藤を抱えた恋愛をするようになるでしょう。

それからママがパパに泣かされてるような場合も罪悪感と無縁ではいられません。
お金のこと、女性問題、仕事のこと、お酒、ギャンブル、暴力。そういうパパのことが大好きって変ですよね?
ふつうは遠い昔に封印してしまうので、むしろ、こういうパパのことは大嫌いになります。(しかし、実際は隠れファザコンであることも多いですね。)

そこではお母さんを守るために正義の味方になってパパに戦いを挑む場合もあれば、ママを慰める側に回る方もいます。
そうして、意識的にママ優先にしているのですが、根っこにあるパパ大好き、という気持ちは隠されたまま。

そうすると好きな人を遠くに置いたり(好きにならなかったり)、好きな人と問題を作って両親の関係を再現させたりするんですね。
もちろん、パパを好きでいながらママを守るわけですから、そこに罪悪感も生まれます。(もちろん、ママのことも好きですよ。決して、パパが好きで、ママが嫌い、という話ではありません。)

という風に単純にパパとの関係だけでなく、ママとの関係も絡むのが女子の恋愛論。
私の場合はどうだったろう?と過去を振り返ってみてくださいね。

(ただし、パパとママの関係を考える場合、だいたい5,6歳までが影響します。子ども時代は仲悪かったけど、私が中学くらいから仲良くなった、という場合は仲悪かった時代の影響が大きいと考えられます。)

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