時には「何もせずにじっと待つ」という勇気が役に立つ。


私にとっては「焦らず、じっくりじっくり」がずっとテーマなのです。
幼少期から慌ててコケて怪我をすること、ミスをすること多数。
母親からも常に「慌てん坊」と怒られておりました。

それは今も変わらず、何かというとばたばた動いてしまう性格です。

だから、じっとしていること、何もしないこと、がとても苦手。

温泉は好きだけれど、一つのお湯にじーっと浸かっているのは難しいのです。
だから、自然と隣のおっちゃんに話しかけ、戦争やら昔の映画の話やらを聞いてしまうのかもしれません。
しゃべりながらだったら30分だって浸かっていられます(笑)


しかし、プロセスの最中では「何もしないこと」が求められる場合が少なくありません。
相手からの返事を待つ間もそうですし、相手に考える間を与える時間もそうです。
時には沈黙することが大事な場面もあるのです。

私も「待つ」ってものすごく苦手です。
でも、待たなきゃいけない場面もたくさんあるので、ようやく最近は慣れてきました。
「やるべきことをする」
「今できることを見つけてやる」
そう思うと意外と待てるものです。(そしてまた、今できることをばたばたしてしまうのかもしれませんが・・・(笑))

なんとか状況を変えたい、早く結果を出したい、早く楽になりたい、と思えば思うほど、地に足が着かなくなり、ばたばたと動き回ってしまいます。
その動力源は怖れ。怖れを解消するために動きます。
だから、不安や恐れは尽きません。
しかし、動き回ることで手に入るものは、人との出会いや情報。それらはとても貴重なものですから、まったく無意味とは思いません。

けど、それだけでは燃え尽きますから、時には腹を据えて立ち止まることも大切です。

そういう「忍耐」ってほんと成熟性が必要とされますね。
「信頼して待つ」ほどの意味でしょうか。

自分の力では及ばないところに関しては信頼して待つしかない場面もたくさんあります。
マネジメントとしては部下の働きを信頼します。
ヴィジョンの達成にはプロセスを信頼します。
状況の好転のために時の流れを信頼する必要があるときもあります。

だから、本当は「何もしない」わけではないんですね。
信頼し、忍耐し、待つことをしているわけです。

そして、何もしない裏には「ベストを尽くしてきた自分」を認めてあげることも大切です。
不安からであろうが、ベストを尽くしてきた自分。
それこそが、人事を尽くして天命を待つ、ということなのかもしれないですね。

何もしない、という勇気。
私にとってもとても会得したい技です。

心理学ミニ講座

 

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