「考えすぎ」の影響~上がってしまった気(エネルギー)を降ろす方法~


カウンセリングで「考えすぎですよ」「考えすぎる癖がありますね」と言われる方、とても多いみたいです。
幼少期より「考えること」を習慣づけた人ほど何に対しても論理的に捉えて解決しようとしてしまいますね。だから、高学歴の人、エリートコースを突っ走ってきた人、自立して生きてきた人にこの傾向は多いようです。

そうした論理的解決方法がうまく行くうちはいいのですが、それが「感情の抑圧」に繋がっていることも多く、限界を超えて容量オーバーになった感情が溢れ始めたらどうしていいのかまったく分からなくなったりします。
「本当ならばもう立ち直っていいはずなのに、全然モチベーションが上がらないまま」
「とっくに苦しい状態から抜け出していいはずなのに、心はずっと沈んだまま」
そんな状態になります。

そして、どうしていいのか分からなくなると、ますます何とかしようとしてパニックに陥ってしまうこともあります。


でも、ずっと考えることで解決を図って来たのでそのやり方が手放せず、つい、その溢れた感情も論理的に解決しようとしてしまいます。

そうすると、ずーっと頭で考えているので頭がぼーっとしてきます。
・ちょうど額の中心~両方のこめかみを通ってぐるっと一周するラインに痛みを感じる。
・額からその少し上あたりが熱を持っているような、重たいような感じがする。
・後頭部の首の付け根付近が痛んだり、張ってるような感じがする。
・後頭部の左右どちらかに張りや痛みを感じる。
・目の奥、耳の奥に引っ掛かりのようなものを感じる
などの状態が出てきます。

それぞれに意味があるのですが、要するに気(エネルギー)が上に上がってしまって抜け出せずに熱を持ってしまったような感じです。
こういうときは考えても考えても同じところをぐるぐると回ってしまう感じですし、また、眠れなくなったり、仕事に集中できなくなったりして生活にも支障が出てきます。

また、こういうときって息が細くなるんですね。
深呼吸ができなくなる人もいます。

そして、その状態が続くと「病気」になってしまいます。「気」が「病む」わけです。

だから、そんなときはまさに「頭を冷やす」ことが大切です。
実際、まさに冷えピタを貼ったり、氷嚢を乗っけたりすることも効果的ですし、誰か優しい人に頭を包んでもらうのもいいクールダウンになります。

そうして、上がってしまった気(エネルギー)を胸やお腹まで降ろしてあげると、ホッとして、楽になって、安心して、地に足が着いて、ぐっすり眠れるようになります。

特にお腹(丹田=おへその少し下)まで降ろせると、いわゆる「腹をくくった」状態となり、今の問題とも心で向き合えるようになります。
すなわち、考えているときは問題と向き合えてるとは言い難いんですね。

そんな風に考えすぎて気が上がった状態ではあまりいいことはないので(要するにうつ状態になりやすいですし)、その気が付いたらなるべく降ろしてあげたいものです。
胸や腹は感情・感覚の世界ですから、感情を感じるものと接すると気は降り易くなります。

・映画や舞台を見て泣いたり、怒ったりする(テレビはあまりお勧めしません。映画館やDVDがいいですね)

・友達やカウンセラーに話を聞いてもらう。

・自然の多い場所に行って木や土、水に触れる。

・動物や小さい子供に触れる。

・アロマやオイルのマッサージのロングコースを受けてとろとろになる。

・温泉に入る

こういう時間を習慣的に作ることで少しずつ気を降ろすことができます。

参考になりましたら幸いです。

心理学ミニ講座

 

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