弱い自分を許せますか?



弱い自分をよしよしできると怖いものもなくなります。

人の言葉を真に受けて落ち込んでしまう自分。
感情に流されてしまう自分。
なかなか自信が持てない自分。
強がってばかりで素直になれない自分。
プライドが高い自分。
人とうまく付き合えない自分。
寂しさを人や何かで埋めてしまう自分。
いつも依存できる相手を探している自分。
お金を使いすぎてしまう自分。
怒られるんじゃないかとびくびくしてしまう自分。

挙げていくとキリがないですが、皆さんの場合はいかがでしょう?


私もこんな仕事をしながら(というか、してるからこそ?)、弱いところ、情けないところがたくさんあります。
つい、そこを責めたり、直そうとしたりするのですが、本当はそんな必要はないんですね。

本当の強さとは『弱さの中に入っていけるくらいの強さ』と表現します。
弱い自分を認め、受け入れ、許すこと。
これが本当の強さなんです。
決して、強がって、威張っていることではありませんね。

自分の弱さに素直になれること。
そして、それを責めなくていいってことを知ること。

そうすると、弱さの向こう側にある強さ(恩恵)が解放されていきます。

人の言葉を真に受けて落ち込んでしまう自分。
 →人の心に届くメッセージを発することができます。

感情に流されてしまう自分。
 →直感に従う、自由な生き方ができます。

なかなか自信が持てない自分。
 →地に足が着いて、人に許可を出してあげられます。

強がってばかりで素直になれない自分。
 →無邪気さや素直さが爆発します。

プライドが高い自分。
 →もっと人を助けられるようになります。

人とうまく付き合えない自分。
 →人のことがよく見え、分かるようになります。

寂しさを人や何かで埋めてしまう自分。
 →つながることの喜びを教えてあげられます。

いつも依存できる相手を探している自分。
 →あげまん(あげちん)になって相手を成功させられます。

お金を使いすぎてしまう自分。
 →豊かさを受け取ることができます。

怒られるんじゃないかとびくびくしてしまう自分。
 →安心と存在意義を与えてあげられます。

弱い自分を自らが抱きしめ、ただただ「そのままでいい」と、その弱い自分の存在を認めてあげることでも十分効果は発揮できます。

そして、自分を許せた分だけ、人からの攻撃を怖れる必要がなくなります。
責められることがあったとしても、痛くはありません。笑って「そうだね」って受け入れられます。
決して言い訳をしたり、落ち込んだり、攻撃し返したりはしません。

誰もが弱い自分を持っています。
それが人のいとおしさであり、憎めないところ。愛すべき存在です。

そして、あなたの大切な人は、あなたの弱さを受け入れ、愛したいと思っています。
だから、弱い自分を愛させてあげることも、許しの一つですね。

そのままで、そのままで、OKなのです。

それができると、あなたは大人として本当に成熟さを手に入れられます。
楽で、自由な生き方ができ、可能性の扉が開きますね。

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