成長したくない私 → しゃあないなあ、お前は。



変化や成長はしたいはずなんだけど、したくない自分もいるものです。
また、「私、何も変わっていない」と思うときは大抵、そんな時かもしれません。

成長したいけど、したくないのはなぜかというと、そこに許せない誰かがいて、誰かに期待している自分がいるわけです。

依存的な私、というと悪いような気がするかもしれませんが、それは誰の心の中にもいるものです。

成長したら許さなきゃいけないとしたら、許せない誰かがいれば成長したくありません。

言葉にするとややこしいんですが、心の中ではよく起きてることだと思います。

成長したら困ること、変化したら困ること、結構人は持っているものです。

甘えられなくなるし、拗ねられなくなる、完璧にならなきゃいけない、もっと頑張らなきゃいけない、もう人に頼れなくなるし、許さなきゃいけなくなる・・・等々。

そこを無理やり頑張っても燃え尽きるだけなので、時にはそんなネガティブな自分に目を向けてあげるのも大事なことですね。

その時、つい私たちは攻撃的になってしまうものですが、そこは待った!

できるだけ「しゃあないなあ、お前」みたいな、愛情込めた目で、いたずらっ子を見る親や先生のような寛大な心で見てあげる理想的。

そんな寛大な心を持てたら苦労せんわい!と思うかもしれませんが、そこは言霊のパワーを借りましょう。

実際に「しゃあないなあ、お前は」とか「しょうがないわねえ、私は」って言ってみるといいかもしれません。

ちょっと脱力すればOK。
やる気は削がれるかもしれませんが、ちょいとホッとできるはずです。

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