素直さはあなたを救う!頑固さとはおさらばしたいですよね!



カウンセリングを通じてだけでなく、自分自身と向き合っていても感じることは「素直さが何よりも大事」ということ。

もう「単純さ」と言ってもいいです。

逆に言えば「頑固さ」はほんと大きな岩となって我々の前に立ちふさがります。

個人的に言えば、僕自身はどちらかというと単純で素直(単純)な方だと思います。
すぐに顔に出るし、隠してるつもりでも全部バレバレなのでね。
それは大人としてどうかと思う部分もあれど、逆に新しい考え方なども反発しつつも受け入れるのは早いし、それを自分なりに解釈して人に伝えるのも得意な方だと思います。


でも、やはり頑固な部分もあって、分かっていても受け入れがたいところもあります。

そして、よくよく観察すれば、その分野で悩み、問題を抱えてきました。

例えば、私にとって「楽してお金を得てはいけない」という観念は相当頑固です。かつて両親が苦労しながら会社を立ち上げ経営している姿を見てきたせいでしょうか。
その姿に尊敬を感じているから余計にその観念も強まります。
尊敬しつつも、その観念を手放すことにずっと取り組んできました。

逆に、「ライフワークはみんなが必ず持っている」などの思いにはものすごく素直です。「やったー!」というワクワク感と共にあっさり受け入れられました。

また、「天はあなたを常に見守っていますよ。だから、好きなことをすると天は喜ぶのです。」などのスピリチュアルな見方は、若干抵抗があるものの、比較的受け入れやすい部類に入ります。「自分がする」「自分でする」という自立的なマインドが邪魔して、感覚的には分かるんだけど、100%実践するのは難しい、という状態です。

その結果、私の問題と言えば、お金のことと、自立を手放して天にプロセスを委ねることになってくるわけです。
仕事のことで悩んだことはありますが、「何とかなるもの」ってどこかで安心してるんですよね。
だからこそ、何とかなっているし、今の仕事(ライフワークに近い仕事をしていると思っています)にも出会えたんだと思います。

頑固な部分には必ず痛みがあります。私の場合、父や母がかつて事業でとても苦労したことなどや、彼らの幼少期の経験を引き継いでいることがあります。

その痛みを守るために「頑固さ」を作るのかもしれません。
そういう意味では、頑固であることで私は両親を守ろうとした、という見方も成り立ちます。
愛があるゆえに、その痛みを引き受けるのは、子供たちの得意技!ですものね。

このレベルでは、愛する方法を変えること、その痛みを両親に感謝を持って返すことが大切です。痛みを返すって両親を傷つけるんじゃないですよ。長い間預かっていた宝物をお返しするようなイメージです。
もちろん、それが自分自身のアイデンティティになっているようなケースでは、返すことに強い抵抗を覚えることもあるでしょう。
両親の痛みを引き受けることが両親を愛することであれば、痛みを返すことは愛することを辞めることのように思えちゃいますからね。
だから、愛する方法を変えていくこと、すなわち、大人としての愛し方を学ぶ必要があるんです。

さて、ちょっと深い話になってしまいましたが、要するに、

素直になりましょう・・・
アホになりましょう・・・

そんな提案は、自分自身に対しても大切なテーマです。

アホになる=幸せになる、だと思うのです。ほんとうに。
頭で考えてたら、幸せはなかなか訪れないと思んです。
だから、思考の罠から抜け出すためにも、アホさは大切でしょう。

すなわち、頑固さを手放すにも、アホなことを考える時間を増やすこと。笑える、くだらない、しょうもないことに一生懸命時間を割くこと。
そういうことって楽しいはずですよね。

じゃあ、アホなことって・・・何か?というと、究極は「好きなもの」だと思うのです。
好きなものに対しては人はとことんアホになれると思うのです。

大好きなライブで飛び跳ねてる自分。
好きな俳優を街で見かけたときの自分。
好きなケーキを目の前にしたときの自分。想像してみてください。

ま、こういうことを真面目に書くのはどうかな、と思うのですが。
そして、それゆえ、この記事を公開することにちょっとしたためらいを覚え始めているのですが(笑)

私の場合。
お笑いが好きで、基本見るテレビはバラエティ番組がほとんどです。
「飲みに行くと本当の根本さんに会える」というくらい、飲んでるときの根本さんは笑顔でいるそうです(笑)
温泉やサウナで、あからさまなデトックスをします。頭がぼーっとなって、すべてがどうでもよくなるまで温冷入浴を繰り返します。
旅好きは仕事にも表れてますね。

こういうことをしたり、考えたりしているときの私は、とても幸せなのです。
好きなものには人は抵抗できないはずですから。

そこでは素直になり、頑固さのかけらもなく、そして、自由で幸せだと思うのです。


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