心理学には次のような言葉があります。
「プロセスは完璧である」
そして、私たちのカウンセリングやセミナーでは、このような表現も良く使います。
「プロセスを信頼する」
起きたことの全ては必然であり、ゆえに、意味があり、目的がある。だから、それを信頼し、学び、成長のチャンスとして捉えよう、と言うような意味です。
とはいえ、私たちの人生には、必然とは思えず、意味があるとは感じられず、むしろ、悪いことのようにしか思えないできごと、問題が多々起きています。
恋愛や対人関係、職場、家族などの人間関係のトラブル、愛情の過不足、病気や怪我、事故、災害に事件。
そこで被害者や加害者となり、相手を責めたり、自分を責めたり、何かを恨んだり、憎んだり、そういう気持ちになってしまうこともあるでしょう。
それは無理の無いことだと思いますし、一時的には必要なことでもあります。
私も10年以上、カウンセリングをさせて頂いてきて、例え「プロセスは完璧である」と思っていても、とてもそうは言い出せない事例に数多く接してきました。
私は過去、思わず中立であることを忘れ、クライアントに同情したり、その相手に真剣に怒りを感じたり、その話に耳をふさぎたくなったりしたことが幾度無くあります。
とても、プロセスを信じましょう、とは言えず、「どこが完璧やねん!」と心理学の教科書をぶん投げたくなるようなお話に遭遇したこともあります。
しかし、私がそのような弱さを見せても、むしろ、率先して、その現実を受け入れ、意味を知り、学び、成長しようとされていたのでした。
その姿勢に、自らを恥じ、そして、その方を思わず仰ぎ見てしまったのです。
私たちはそうした苦しみの中で確実に何かを学び、成長し、そして、以前とは生まれ変わったような自分自身へと変化していくことができるのです。
そうした体験を通じて、私は徐々に「プロセスは完璧である」という言葉の意味を本当に学ばせてもらっていたんだな、と実感しています。
そして、今では「すべては良きことかな。悪いことなんて何一つ起きていない」という視点からあらゆる問題に接することにしました。
そうすると、絶望や悲しみや暗闇や怒りや罪悪感の向こうに、光が見え、愛が感じられ、そして、その光や愛から問題を眺めることで、その問題の本質を知ることができると分かって来たのです。
今回、そうした「すべては良きことかな」を皆さんに分かりやすく、具体例を交えながらお伝えし、今、自分に起こっている問題はもちろん、将来起こるであろう問題にも前向きに、スキップしながら向き合えるよう、ヒントをお伝えしたいと思います。
前向きに、元気になれる30分をお届けしたいと思います。
どうぞ、楽しみに!
お会いできますことを楽しみにしています!!
【詳細】
日時:2012/7/1(日)10:00~18:00
会場:ウインクあいち
交通:各線名古屋駅徒歩3分(ミッドランドスクエア奥)
料金:¥3,150(出入り自由のフリーパスイベント)
<名古屋地区担当カウンセラー>
浅野寿和
池尾昌紀
小倉健太郎
くにさきさとみ
<スペシャルゲスト>
秋葉秀海 from Tokyo
那賀まき from Osaka
天野温子
<トレーナー兼スタッフ>
平準司(当社代表)
根本裕幸
原裕輝