「恥ずかしい」という感情ってあまり感じたくないものですよね。
特に人目が気になる方、きちんとしなきゃと優等生をしてきた方、自分のイメージや立場が気になる方、目立ちたくない方、人見知りな方・・・すなわち、恥ずかしがりやな皆さんにとって。
そうすると、何かを欲したときに、何かのアイデアが浮かんだときに、「恥ずかしい」と感じたら、反射的に「いらない」と思ってしまう心理が働きます。
「欲しい・したい」という感情よりも、「恥ずかしい」が上回ってしまうんです。
そしたら、「恥ずかしいことをするくらいならば、それを手に入れないほうがいい!」と思うようになるんですね。
その結果、欲しいものがどんどん手に入らなくなってしまいます。
つきあい始めた彼とのデート。今日はキスくらいしたいな、と思ったんだけど、それを伝えるのが恥ずかしくて、やっぱり今日はキスしなくてもいい、したくない、と思ってしまう気持ち、分かりますか?
会議の席で、ふと浮かんだ質問をしようと思ったが、つい恥ずかしくて、いや、そんなことは聞かなくても大丈夫、と思ってしまうこと、ありませんか?
欲しい < 恥ずかしい
この図式が成り立っていると、どんどん萎縮してしまうものです。
そういうとき、とても感情的なアドバイスをします。
「もっとしたいと思って!」て(笑)
元も子もないかもしれませんが・・・
「もっともっとキスしたい、と思って。実際にキスできたら、どんな気分になるだろう?それを先取りして思い切り味わって!もうキスするのが当たり前!て思うくらいに」
そうすると、案外、うまく行ったりするんです。
そして、「恥ずかしさ」を超えると、セクシャリティがひとつアップする、という恩恵が付いてきます。
もちろん、自信もつきます。
「恥ずかしい」と感じたら、変わるチャンスがやってきた、ということ。
ここが本当の“がんばりどき”かもしれません。
もっともっと欲しいと思うことを自分に許してあげてくださいね。