助けられなかった、
もっとできたんじゃないか、
他にいい方法があったんじゃないか、
自分は何も役に立てていない、
自分にもっとパワーがあればよかったのに、、、。
もし、あなたな今、そのような無力感に苛まれているとしたら、あなたには助けたい誰かがいるということではないでしょうか。
それはあなたの中にある「愛」です。
その助けたい人を亡くしたとしたら、もっと激しく自分を責めてしまうかもしれません。
その人を愛していた分だけ、自分を憎しみ、怒り、そして、罪悪感で心はいっぱいになってしまうでしょう。
でも、その人は、あなたのことを恨むでしょうか?
助けてくれなかったあなたに憎しみを持つでしょうか?
いいえ。きっとそんなはずはありません。
むしろ、あなたの「助けたい」と言う気持ちに感謝すら抱いているかもしれません。
そして、あなたがそれほどまでに自分を責めていることを知ったとしたら、きっと、その人もあなたに罪悪感を持つのではないでしょうか?
その人がもし、こう聞いたらあなたは何て答えますか?
「あなたが今、苦しいのは私のせいでしょうか?私は今もあなたを苦しめているのでしょうか?」
きっとあなたは助けるためにベストを尽くしました。
そのときの自分にできることを、十分に頑張ったのです。
それは十分、その人にも届いています。
心を済ませて聞いてみてください。
その人の「ありがとう」という声を。
「あなたに会えて、良かった」と言う声を。
あなたは、その人に、出会わないほうが良かったのでしょうか?
そんなはずはない、と思ったら、「あなたに会えてよかった」と呟いてみてください。
それは紛れもない、あなたの、愛、だと私は思うのです。