「自己嫌悪、自己いじめの一つの目的」



*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*

潜在意識、無意識の世界にて、自己嫌悪にも目的があるとすると何だろう?と思ってきました。

自分を嫌うことで、自分を攻撃することで得られるものってなんだろう?と。

そして、あるとき一つ気付いたことがあるのです。

それは自己嫌悪というのは「自分で自分のことを嫌うから、みんなは私を嫌わないで」というメッセージではないかと。

「私はこんなにも自分のことを責めています。だから、みんなはもう私のことを責めないで」という風に。

誰かに愛されたい気持ち、誰かに思われたい気持ち、翻って、誰かに嫌われたくない気持ちが、この自己嫌悪や自己いじめを引き出しているのかもしれません。

責められたら傷つきます。
でも、他人から責められる以上に自分を責めていたら、傷はほとんど分かりません。

そんな目的があるのかもしれません。

だから、自己嫌悪、自己いじめを手放すにはとても勇気がいるのです。
他の人に責められるのではないかと怖れてしまって。

大きく深呼吸をして、心が少し落ち着いたときに、もうそんなに自分を責めなくていい、と自分に言ってみてください。

繰り返し、何度も何度も。ただし、心が少し落ち着いているときに限ります。

心の処方箋


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