「何が良くて、何が悪いのかは、実は、自分が決めていること」



*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*

自分を知ること、自己承認をすること、それはカウンセリングやセラピーにおいては、もっともベーシックかつ、スタート地点における試み。

そこから始まって、ヴィジョンを描き、成功を目指し、そして、幸せを受け取る、許す、そんなプロセスが始まるわけです。

さて、今の自分と向き合ってみようと思ってください。

自己嫌悪の強い人、
自分には何の価値もないと思う人、
罪悪感がとても強く自分を攻めてばかりの人、
無力感に苛まれ、まるで自分の力を削がれたような感じがしている人・・・等々。


どうも、私たちは、今の自分を否定すること、今の自分自身を拒否すること、それを目的にしてしまっているところがあるようです。

ダメ出しをすることを目的にしていませんか?
ハナから結論(=自己否定)が見えていることをしていませんか?

世間一般のルールのようなものがあるように見えて、その実、多くのルールは私たち自身が決めています。
それは過去の人生において、あなたが、経験から、学んだことがルールになっているのです。

それはもう心が傷つかないルール。自分が辛くならない、痛くならないためのルール。

その基準は、実は自分自身で決めているのです。

何が良くて、何が悪いのか。
何が正しくて、何が間違っているのか。

他人の尺度を参考にすることはあっても、最後は自分自身が決めていることなんです。

だから、あなたには、それを変えることができます。
他人ではなく、純粋に、自分自身のことだから。

自分が幸せになれるルール、考えてみませんか?

とりあえず、今日のお昼休み。あなたがほんのちょっと幸せになれるもの、探してみてはいかがでしょうか?

心の処方箋


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