*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*
心地の良い場所。
自然でいられる場所。
温かさを感じられる場所。
好きだなあ、と思える場所。
自分らしさを発揮できる場所。
・・・。
ほんとうは、そういう場所。
でも、私たちの心にはエゴがあり、また、過去の傷が作るプライドや痛みがあります。
そうすると、心地の良い場所だと思い込もうとする心理が働くこともあります。
また、頭で考えて、分析して、ここが自分の居場所だと判断することもあります。
どちらも間違いです。
自分の居場所というのは、心で感じるところ。
だから、自分の心と深くつながることが大切なんです。
大人になるとどうしても頭で考えてしまいます。分析してしまいます。
そして、思い込もうとしたりもしてしまいます。
もちろん、それは過去の傷などが影響するものでもありますが、それは辛いところですよね。
そして、私達は自分のことが一番分かるようでわかりません。
だから、時に居場所は「示される」こともあります。
あなたの居場所はココだよ、と示されること。
なぜか、ここにたどり着いてしまう。
自分では嫌なんだけど、巡り巡ってココに戻ってきてしまう。
“嫌なんだけど”がエゴの声かもしれません。
ある意味、客観的な目。
主観を越えて、高所大所から自分を眺める目。
そして、自分をちゃんと見てくれる信頼できる目。
案外、そういう存在に最後は教えられるのかもしれません。