12/16 福岡・心理学WSのフォローアップ



ご参加くださった皆さんありがとうございました。
アンケートにて頂きましたご質問に回答させていただきます。
いつもたくさんの温かいメッセージをありがとうございます。
全てに目を通させて頂きました。とても感激しています。

心理学ワークショップ(福岡)
2006/12/16(Sat)『男と女の心理学講座』
2006/12/16(Sat)『天職って何?適職って何?~仕事の心理学~』
天神・光ビル貸会議室


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【今回参加された方のプロフィール(アンケートにお答え頂いた分)】

Q.どちらからいらっしゃいましたか?

福岡市63%、その他福岡県13%、熊本県13%、山口13%

Q.心理学ワークショップへは何度目でしょうか?

初めて:75%、2回目:0%、3回以上:25%

【質問・疑問】

Q.今の問題の原因である過去の出来事に取り組む以外に解決の方法はあるのでしょうか?

A.原因がはっきりわかっている場合にはそこと直接向き合う事がやはり一番早い解決になることが多いです。
ただ、とはいっても、精神的、状況的な事情からすぐには向き合えない場合も多く、そうした場合には別の方法を取ることもあります。
特に痛すぎてすぐに触れられないこともありますよね。
そういう場合に無理にそこをいじってしまうと余計に辛い思いを重ねることもありますから、そういう場合には間接的なアプローチもあります。

そこで、私達がよく用いる「ロールプレイ」という方法について簡単にご紹介させていただきますね。

例えば、過去に付き合ったとある男性との関係でとても辛い思いがあり、なかなかそこが解消されない状態が続いているとします。
その影響で、男性不信になって恋愛がうまく行かないばかりか、結婚に対してポジティブなイメージがつかめないといった問題が現在発生しています。

そういう時、もともとの原因となった男性と直接向き合って解決していくのが一番早いかと思うのですが、相手が向き合ってくれない、私もまだまだ痛すぎる、ということで実現は困難だったとします。
そうすると問題は癒されないままに放置されるのか?というとそうでなはなく、より安全で同様の効果が見込まれる方法を使うこともできるのです。

そこでグループワークでボランティアを募り、彼自身を思い出させる人を選びます。
(彼そのものでは無く、彼を思い出させる人、彼に似た雰囲気の人を選ぶのですが、そこで私達の心は、実際に彼そのものと向き合ったのと似たような反応をします)

その人に対して、伝えられなかった気持ち、出来なかった事、思い残した事などを“本音”の部分で向き合います。
言わば、元彼を見立てて実習を行うんですが、心からすれば実際に彼本人に伝えたのと同じように感じて、感情が解放されていくんですね。

そうすると現実の彼とは向き合っていなくても、心はまるでそうしたかのように動くんです。
これにより男性不信や結婚への怖れを癒していくことができます。

面談カウンセリングなどではこれをイメージの世界(想像)で行うことができます。

つまり、間接的に問題を扱う事によって本質的な問題を癒す手法と言えるかもしれません。

ほかにも様々なアプローチがあって、都度適した方法を提供させていただいていますので、もし、機会がありましたらカウンセリングなどをご利用頂いて、そこでご相談いただけたら、より具体的なイメージを抱いていただけるかと思いますよ。
機会がありましたらご検討くださいね。

【ご意見・ご感想・根本へのメッセージなど】

○ネットで見て面白そうと思ったので参加しました。色々な話が聞けて新鮮でした。
○メルマガを購読していて勉強になることがありそうだと思ったので参加しました。とても勉強になりました。
○笑顔でいることの、笑顔を見ていることの嬉しさに改めて気付けたことが良かったです。
○私の本章・・・照れました・・・。
○自分の中でもやもやしていたものがすっきり解消されました。好きなことを仕事にしない方がいいと言われたことがあって、迷いがあったのが無くなったし、色んな話が聞けて大変参考になった。
○自分の質問を取り上げていただいたため、とてもプラスになったように思います。
○「天職は自分」という言葉がとても心に残りました。今の仕事から受け取っているものが自覚でき、これからの方向性が見えてきたように思います。
○初めてで少人数でしたのでとても緊張しました。でも、質問できて良かったです。
○自分が歩んできた流れを考えることができて良かった。責任感とお金の関係は勉強になりました。

ワークショップのフォローアップ&テキスト集

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