「傷つくのが怖いとき」



傷つくのが怖いと感じているということは、あなたは何か変化を求めているのか、あるいは既に変化し始めているのですね?
何も変わらず、勝手知ったる元の場所にいるのならば、きっとあなたはそんな怖れは感じないはずだからです。


怖れを乗り越えるのには繋がりが一番です。
人との繋がり、自分自身との繋がり。
怖れを感じるということは自分の心とは繋がっていると言えます。
人とのつながりはあなたに安心感と自信を与えてくれます。
そして、怖れを乗り越えてチャレンジしたとき、その人たちはあなたの成功を分かち合える仲間になります。

そうすると「傷ついても大丈夫」という自信を持つことが出来るのです。

カウンセリングの中で、よくこういうお話をします。
「傷ついても大丈夫ですから、思い切ってチャレンジしてきてください」と。
傷ついても、それが癒されることを知っている、裏切らない仲間がいる、そう思えば、怖れは軽くなり、胸を張ってチャレンジすることができるのです。

怖れを感じないチャレンジなど、チャレンジとは言えません。
傷つく怖れを感じているというのは、実はとても素晴らしいことなのです。

まずは、傷つくことが怖いこと、誰かに話をされてみてはいかがでしょうか。
誰でも構いません。あなたが信頼する人、味方だと感じている人、その可能性を持っている人。

そして、その自分を表現できた分だけ、あなたは怖れから解放されています。
一本一歩、糸を紡ぐように、その相手を増やしていくと、気がついたときにはあなたは傷つく事を怖れないハートを手に入れているのです。

心の処方箋

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