寂しいときに・・・


寂しさは人を狂わせる・・・と聞いたことがあります。
犯罪心理学では、寂しさ、寂寥感、孤独感が人を悪事に駆り立てると見ることもあります。

寂しくて苦しくてどうしようもないとき、人はキレてしまうし、自暴自棄になったり、人を傷つけたりしたくなります。

本当は誰も、人の迷惑になったり、誰かを傷つけたりしたくないんですね。

でも、そうせざるを得ない理由があるとしたら・・・それが寂しさの本質かもしれません。


寂しさは人の輪や繋がりから分離してしまったときに生まれます。

遠くはお母さんのお腹の中にいるとき、私達は常にお母さんと一体でした。
でも、生れ落ち、へその緒を切られた瞬間、お母さんから離れました。
その時生まれた感情が「寂しさ」と言うんだそうです。

だから、寂しさを感じたとき、人は誰かのぬくもりが欲しくなります。
誰かとの繋がりを求め、また、誰かの愛情を感じたくなります。
それはいわば「一人じゃないんだ」ということを実感したいがためなのかもしれません。

本当は誰も一人ではありません。
でも、何らかの理由で切り離されたと感じたとき、あなたはこの寂しさで胸が一杯になってしまい、安心感を強く求めるようになります。

それは一人で生きなければ、一人で何とかしなければ、一人でできなければ、と自分を追い込んでしまったときにも生まれます。
そんなとき心に生まれた寂しさは、意識的、あるいは無意識的に抑圧されてしまうでしょう。

そして、心の中に溜まった寂しさが本当に行き場をなくしたとき、あなたは絶望の淵に立ち、本当に一人で、孤独を感じるのかもしれません。

もし、あなたが寂しさを感じたら、そこは勇気を出して、誰かに繋がりを求めてみましょう。
自分から誰かに架け橋をかけるがごとく、近付いてみましょう。

プライドよりも大切にしたいものがあるとしたら、そのプライドを捨てて近付いて行きましょう。

そんな人は誰も居ないと感じても構いません。
そんな自分も許してあげましょう。
もし、そう感じたとしたら、それくらいあなたは孤独を抱きしめながら生きてきたのかもしれません。

でも、必ずどこかにその繋がりを受け入れ、許し、歓迎してくれる人がいます。
だから、諦めないでくださいね。

寂しさを感じたら、自分から誰かに繋がりを求めましょう。
メールでも、電話でも、直接会いに行っても構いません。
繋がりを求めた瞬間、あなたは寂しさから少しずつ解放されるでしょう。

心の処方箋

 

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