5/21 名古屋・心理学ワークショップ



ご参加くださった皆さんありがとうございました。
アンケートにて頂きましたご質問に回答させていただきます。
参加されていない方にもできるだけ分かりやすいようにさせて頂いているつもりですので、どうぞお時間のある時にお楽しみ下さい。

*心理学ワークショップ(名古屋)*
2005/5/21(Sat) 18:30~20:30『表現力を身につけよう!~伝える/伝わるコミュニケーション~』
名駅・中小企業センター


<ご質問>

Q.「自分の感覚を信じる」と言われましたが、信じすぎてイタイ女のような気がします。私、このままでいいのでしょうか?

A.何事も“過ぎる”とうまくいかないことが多いですね。
どういうところで「信じすぎる」って感じるんでしょうか?

今回のワークショップでは「まず自分」とお話をしました。
でも、その後に「相手」が出てくるわけですので、まずは自分の感覚を信じること、そして、相手の状況や態度などによって調整していくこと、が大切です。

ですから、自分の感覚を信じられるのならば、それは素晴らしいことですので、相手の態度によって・・・という部分を磨かれてはいかがでしょうか?

信じすぎると、相手を否定してしまったり、受け入れられなかったりしてしまうことも多いと思うんですよね。
その辺を新しいテーマに捉えてみて下さい。

Q.「自分の感覚を信じることが大切」というお話と、「他人からの指摘の方が、思い込みよりも当たってることが多い」というお話は相反するように感じるのですが?

A.ケースバイケースでもありますが、先ほどのご質問にもありましたように「まず自分、次に相手」という見方が大切かと思っています。

対人関係(男女関係も含みます)の問題には、「自分」を飛び越えて「まず相手」というところで失敗なさる方が多いように感じています。
だから、まずは自分の感覚を信頼してみることが第一で、その上で、相手の意見や見方を尊重してみることをお勧めしています。

自分があって、その上で相手の話を聴くことができれば、必要により自分自身の考えや思いを修正することもできますが、相手の言葉が先立ってしまうと自分を見失いやすくなると思うのです。

そんな風にご理解いただけたら幸いです。

Q.ずっと「良い子」できたので、少々しんどいことがあります(母の影響)。母とうまくコミュニケーションできるようになるには?

A.「良い子」をずっとされてきたとしたら、我慢していることや自分の意志をもてないことなど辛いことがたくさん積み重なってしまうかもしれませんね。

それがお母さんとの関係で生じてきたとすると、今もお母さんとの関係は苦手意識を持ってしまいますし、社会の中でも「お母さんを感じるような人」に対してもうまくコミュニケーションがとれずに悩むことが出てくるのではないでしょうか。

ですから、お母さんとのコミュニケーションを上手に取るのは、今の自分にとっては最難関のテーマですから、いきなりそこからチャレンジするのは無謀に見えるところもあるかもしれません。
まずは自分が「話しやすいな」と感じる人とのコミュニケーションを深めてみるのはいかがでしょうか?

そうして少しずつ自信を付けていくと、お母さんとのコミュニケーションも少しずつ改善されるのではないでしょうか?

具体的な問題についてはカウンセリングなどを使って見られると良いと思います。
無料の電話カウンセリングもございますので、一度トライしてみてください。

<コメント、メッセージ、ご要望など>

○バディ(ペア)での実習は恥ずかしかったですが、たくさん褒めてもらえて、ポカポカ暑くなり嬉しかったです。

Q.いつもワークショップでは何らかの実習をしてますが、今回のようなペアを組んでの実習は直接的に対人関係を見つめることができますので、参加された皆さんそれぞれに様々な思いが感じられるかと思います。

このポカポカ暑くなるというのは、自分の内面的な魅力が湧き出してくるサインです。
あとからふわーっとした気分になったりもします。
その気分をただ味わっていただけたら嬉しいです。

○実践するワークはいつも死にそうな気分になります(対人恐怖なので)

A.心理学ワークショップでは、ただレクチャー(講義)を聴くだけだとなかなか実感しにくいので、より学びを多くしていただくために実習を取り込んでいます。
(陶芸教室で実際に粘土をこねたり、ろくろを廻してみるのと同じような感覚ですね)

対人関係が苦手な方は抵抗を感じたり、恐怖心を持ったりされることも多いかと思うのですが、逆にそうした実習にチャレンジしてくださることで、少しずつその苦手意識を克服していくこともできます。
(レクチャーを聴いても実践できないと改善されることは難しいですから)

ですから、できるだけ安全な雰囲気、場を作ろうと僕側も努力しています。
無理をなさる必要はありませんが、2時間程度の短い時間ですので、こうした場ではチャレンジしてみられると様々な気付きがあるのではないかと思っています。

今回も実習はチャレンジしてくださいましたよね?
対人関係が苦手と感じられるのならば、2時間実習できたことだけでも素晴らしいことだと思います。
ぜひ、そんな自分を褒めてあげて欲しいな、と思います。

○打ち上げがあるってびっくりしました。とても良いアイデアだと思います。

A.ありがとうございます!!
ワークショップの後はもっと話がしたかったり、聞きたかったり、あるいは個人的にご相談したかったりと色んな気持ちになろうかと思うんですね。
ですから、カウンセリングサービスの心理学ワークショップは、何らかの不都合が無い限り、毎回打ち上げは開催しています。

そこでワークショップの内容で分からなかったことをご質問いただいてもいいですし、また、ワークショップを通じて知り合った方とより話しこんでみてもいいでしょう。

打ち上げはお腹を満たすだけじゃなくて、親交を深める場になればいいな、と思って開催しています。

○ピン芸人みたいで話しに引き込まれ楽しかったです。
○ユーモアと論理のバランスがGood!

A.ありがとうございます!(^^)
こういうコメントをいただけると、わたくしとしましては非常に嬉しいのです。
やはり面白くなければ・・・と思いますから。

○名古屋でのワークショップをもっと増やしてもらえたら嬉しいな、と思いました。

A.ありがとうございます。
現在は原と僕で交互に毎月1回ずつ開催していますが、今後カウンセラーが増えたり、状況によって変えていくつもりです。

またご都合宜しければご参加くださいね。
ありがとうございました。


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