(12/23)なぜ自分を粗末に扱ってしまうの?



昨日のこのミニコラムで、過去の3つの「自分を大切にするには?」がうまく表示されませんでしたことをお詫びします。
修正済みです・・・。

「え?うそ。あたしは見えたけど???」
と言う方は、プロフィールページのトップ
/profiles/nemoto/
からいらしてくださった方です。

いや、ディレクトリ構成の都合で、直接ミニコラムに飛んでこられた方には「Not Found」になってしまっていました。

ほんと、申し訳ありません。

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さて、年末が近づく今日この頃。
随分と冬らしい天気になってきましたね。
曇天の空が何とも寒々しく見えた一日でした。
日暮れが早いので、一日があっという間に過ぎていくような気がします。

でも、冬になると強調されるのが、我が乳児のほっぺ。

ともあれ、ほっぺフェチである我ら夫婦は今日も飽きずに新鮮な乳児のほっぺを吸い倒してます。
平常時は吸い付く傍から顔を背けられるので、ドサクサに紛れてみたり、力づくで吸い付いてみたり、色々テクニックを駆使しなければならないのですが、実はミルク飲んでる間が狙い目です。
奴は両手に哺乳瓶を持ち、一心不乱にゴクゴク飲んでますから、その頃美味しそうなほっぺは、まさに無防備状態。
やはり妻がミルクやる回数が多いので、毎食、乳児のほっぺに吸い付き倒しているようです。

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今日の僕はネモトヒロユキ君のために、食後の美味しいコーヒーを立ててあげました。
また、今日はいつもより早めに寝かせてあげる予定です。

「こいつはいきなり何を言いだすんだ?」と思われた方は昨日のミニコラムを参照下さい。

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ここ数日、新たな実験的試みとして、前日のコラムネタを引き継いで話を繋いでみようとしているので、今日もチャレンジしてみたいと思います。

さて、自分を大切に出来ない背景を少し掘り下げて見ましょう。

どうして自分よりも人に意識を向けてしまうのか?
どうして自分をちっぽけに扱ってしまうのか?

というところです。
細かく見ていけばもうこれは各論になっていきますんで、大風呂敷を広げて一般論にてお話します。

簡単な見方としては、自分をちっぽけに扱った誰かがいた・・・なんてのはいかがでしょう。

お母さんもいつもいっぱいいっぱいで、子どもにまで手が回らなかった・・・
お父さんは仕事が忙しくて、全然遊んでくれなかった・・・
なんて場合には、直接自分を粗末に扱われたわけではないんですけど、やはりこの傾向が見られることが多いです。

もちろん、暴力(暴言などの言葉の暴力も含め)などがある場合にはなおさらですし、特に長女の方に多いですが、お母さんのお母さん役をやってきたような場合なども同じような感じです。

「自分をちっぽけに扱った誰かがいた・・・」
は言い変えると
「子ども時代に、子どもらしく過ごせなかった」
となるのかもしれません。

そうすると精神的には早く自立し、周りよりも早く大人になっていく一方で、心の中に「満たされない子ども」の部分を残してしまうようになるんです。
分かりやすく言えば、心の中に実際の年齢以上に成熟した部分と、とても子どもの部分と両方を抱えているような感じです。

これは誰の中にもありますが、育った家庭環境によっては顕著に出てくるケースが多いんです。
子どもは親の期待に沿おうと一生懸命頑張りますし、親が辛い顔をすると自分のせいにしてしまうくらい思いが強いものですから、親や周りが早く大人になることを求めたとしたら、自分の欲しいものを我慢してまでそれに応えようとするんです。
ちょっといじましいくらいの頑張りですよね。
でも、大人になった今、その時代を振り返ったとしても、そうは感じられないことも多いので、すぐにはピンと来にくい方もいらっしゃると思います。

そういう方が大人になると「私はまだまだ子ども。もっと自立して大人にならなければ」と厳しく自分を扱い、人には優しく、時に犠牲的に振舞います。

そこでは、自分が大人であることを受け入れ、認め、褒めてあげることが大切です。
(それが昨日のミニコラムの趣旨ともいえます)
そして、子どもの部分に対しては、成熟した大人のハートで包んであげることが目標です。
その際に、パートナーやカウンセラーのサポートを受けることも大切なことですね。

そうすると、成熟した部分は「自信」や「慈愛」などのギフトを贈ってくれますし、子どもの部分は「無邪気さ」や「抵抗しがたい魅力」などを授けてくれるようになります。

そう、もしあなたの心の中に、取り残されたような子どもの心があったとしても大丈夫なんです。
寂しそうに、無表情にしているその子が、笑顔で元気な子どもになったとしたら、あなたにとても大きなプレゼントを与えてくれるんですから。


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