(12/22)自分を大切にするには?(4)



21日は冬至でしたね。
かぼちゃは食べましたか?
ゆず湯には入られましたか?

僕は花王のバブ「ゆずの香り」をぽちゃんと入れて、一応、冬至のシキタリにしたがってみました。
既に日付が変わっていることに気付いたのはお風呂に入った後だったんですけど、まあ、そんなことはお構いなしに妻ご愛用の防水CDプレイヤーを聴きながらちょっとした長風呂を楽しんできました。
(定価、こんなに高いものだったのか・・・。ちょっとびっくりしました。)

このCDプレイヤーには「ボーカルカット」という機能がありまして、カラオケのようにボーカルを消して、BGMやコーラスだけにしてくれるものです。
試しにお気に入りのサザンなんぞをかけてみまして、ボーカルカットボタンを押してみると、確かに桑田さんの声だけ消されてます!

おぉ、すばらしい。

妻は毎日のようにこれをお風呂に持ち込み、歌いこんで、日々の鬱憤を晴らしています。
“家内安全”のためにも、これは使える逸品かと思われます。

でも、カラオケと違って歌詞がテロップのように流れるわけじゃないんですよね・・・。
だから、歌詞を覚えるという脳みそがまるで無い僕にとっては、この機能はあまり使い道が無く、単なるCDプレイヤーとなり下がってます。

でも、お風呂で音楽が聴けるってのは、昔からの憧れでして、とても良い気分ですね。
気が付けば時間が経ってますし、長風呂のお供には最高かと・・・。

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さて、昨日は「自分を見つめることが大事なんですよ」ということを言いたかったわけですが、カウンセリングの中でそういう話題になるということは、
「自分よりも人に意識を向けてしまう」
⇒「自分を粗末に、ちっぽけに扱ってしまってる」
という背景があります。

じゃあ、自分をどう扱えばいいんでしょう?
自分を大切にするってどういうこと?
自分に優しく、とか言うけど、どうすればいいの?

という疑問がふつふつと湧き上がってくるものだと思います。

これはもう永遠のテーマとも言えないこともないので、時あるごとに具体的な方法を模索し続けているような気がします。

ので、このテーマはミニコラムでも過去に何度も扱ってみました。
2/5のコラム
3/10のコラム
10/5のコラム

日付は違いますが、すべて「自分を大切にするには?」というタイトルのものです。
いや、ほんま、今回で4回目ですね。
飽きますか?
しつこいですか?

今回はですね、またちょっと違う方向からお話させていただこうと思います。
人に気を使いすぎる傾向がある方は、その人のことをとても大切に扱ってあげています。
きっと性根が優しいんです(断言)。
やり過ぎるくらい与えたり、気遣ってあげたりできるわけですから、心のうちはとてもキレイなものを持っているんです(再び断言)。

ということは、自分を他人のように扱ってみる、というのはどうでしょうか?
友達にしてあげるように、自分にしてあげる。
パートナーにしてあげるように、自分にしてあげる。

こう言われたら、即「げっ、気持ち悪っ」とおっしゃる方も少なくないでしょう。
もし、そう思われたとしたら、自分自身を「気持ち悪いもの」として扱ってしまってる証拠です。

それってナルシズムじゃないの???
そんなことしたら自己中になっちゃうんじゃないの???
と疑問を持たれるとしたら、そんなあなたには是非試して欲しいな、と思うんです。
何故かと言うと、この見方というのは、言い方を変えれば、あなたの友達の立場からあなたを見る、あなたのパートナーの立場からあなたを見る、ということでもあります。
だから、自己中どころか、きちんと相手の気持ちになって考えてあげることに他ならないんじゃないでしょうか?

もう少し具体的に・・・。

もし、あなたの大切なパートナーが「はぁ、疲れたよー」という顔をしてるとしたら、どんな言葉をかけてあげたいでしょうか?
「お疲れさま」とか「マッサージしてあげようか?」とか「ゆっくりお風呂に浸かっておいでよ」とか「愚痴聞いてあげようか」とか、色々あろうかと思います。

自分が疲れてる時も、やはり自分にそう言ってあげましょう。

もし、お風呂に入ってパートナーの体を洗ってあげるとしたら?

もし、一緒にご飯を食べるとしたら?
一人の時はほんと適当な食事で済ましてしまう、という奥様。
多いんじゃないでしょうか?

いつもそうする必要はないんですが、せめて、一日一回、5分でも、そうして自分をいたわってあげる時間を作ってみてもいいんじゃないでしょうか?

ちなみに今日の僕はネモトヒロユキ君を長めにお風呂に入れて、疲れを取ってあげました。

その程度でいいんですよ。


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