(10/29)温泉旅行にて



1泊2日でしたが、お義母さんに乳児を預け、妻と二人で温泉の旅に出かけてまいりました。
今回の旅は色んな目的があったんです。
一つ目は、その温泉。温泉博士を目指している、うちの師匠推薦のお湯。これで仕事や子育ての疲れを纏めて取ってやろう!という魂胆です。
二つ目は、今年の春にこの温泉の近くに引越しした源河と娘ちゃんに会うこと。
三つ目は、世界遺産に指定される前からずーっと行ってみたかった本宮大社&大斎場(『おおゆのはら』と読みます)に詣でること。

で、結論から申しますと、すべて達成し、大変ご満悦でございます。
ただ、源河の娘のみちるちゃんを見るたびに、うちの乳児を思い出し、夫婦揃って禁断症状に襲われました。
短い旅路の間に何度も「次は深希と一緒に来るべし」と誓ったものです。

源河は車で1時間強かけて駅まで迎えに来てくれまして、ほんと、持つべきものは良き友人ですね(^^)
僕らは車を持たないので、買い物でも遊びに行くのでも、車持ちの友人達に甘えさせてもらってるんです。
ありがたいことです。
半年振りに会ったみちるちゃんは、やはり僕を怖がってましたが(乳児・幼児は普通、男の人を怖がるものです!)、うちの乳児のちょい先を行ってるので「1年後にはこんな風になってるのかあ」と何度も感嘆しました。
特にコップを自分で持って水を飲む姿には感動しました・・・。

源河といえば、半年間の山暮らしですっかりおばちゃん化してるんじゃないかと期待したんですけど、あんまり変わってなくて残念(笑)
でも、相変わらず明るく逞しく楽しんでるようです。
家にもお邪魔しましたが、源河も家も周りの風景にすっかり馴染んでます。
久々の再会で色んな話をしましたが、まだまだ話し足りない気がします。
でも、このくらいがちょうど良いのかもしれません。

で、温泉は、やはり博士ご推薦で、友人達が何人も「良い!」と言ってただけあって、お宿もお温も感動的でした。
山あいの温泉街で、湯けむりが立ち、風情もばっちり。
源泉にゆっくり漬かりつつ、ほんと、疲れがにじみ出ては流れていきます。
インパクトはそれほど無いんですが、その後の体の反応(軽くなる、眠くなる、溶けそうになる等)はスゴイ!
つぼ湯、薬湯、宿の大浴場、さまし湯、露天風呂、部屋付露天風呂と6ヶ所7,8回入浴したかと思います(笑)
それにお料理が全て温泉を使ったものらしく、元々美味しい食材が更にまろやかになり、甘くなり、お腹にも優しそうで、すごく良いものでした。
しかも、露天風呂では月を眺められましたしね。
全てに感謝したくなります。

そして、翌日は源河の案内で本宮大社お参りしてきたんですが、世界遺産に登録されてから、観光バスが大挙してやってくるようになったらしく、平日にも関わらずたくさんの方が参拝してました。
せっかくの清浄な場所ですから、みやげ物や立ち並ぶような観光地になって欲しくないなあ・・・って思いです。
でも、そんなこともあんまり気にならないくらい素敵な空間でした。
前から寺社仏閣に行くのは夫婦とも大好きなのですが、またお気に入りを見つけられました。

続いて、僕的にはメインの大斎場(これで『おおゆのはら』と読みます)へ。
ここはかつて本宮大社があったところで、今も、土塁や石碑にその名残を偲ばせています。
でも、何よりもその雰囲気がとてもよかったです。
そこにいるだけで十分な感じ。
天気も快晴で、からっとしていて、熊野川の流れをBGMにお弁当を食べて昼寝したい気分になりました。
でも、そんな準備もしてなかったので、とりあえず、大の字になって寝っ転がってみました。

earth.jpg大斎場でアース!

左側で寝っ転がってるのが源河で、その上に乗っかってるのがみちるちゃんです。

帰りはバス・電車に4時間も揺られて帰ってきたんですが、それもまた楽しく、夫婦揃って大自然の中で十分リフレッシュさせていただきました。
また今日から新たな気持ちで頑張れそうです!

そして、次は、ぜひ、うちの乳児とみちるちゃんを対決させてみたいものです・・・。


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