(8/11)娼婦マインド



妻が心霊現象を体験された方のお話を聞きたがっております。
話してやってもいいぞ!という方は教えて下さいませ。。。
あ、僕には詳しくお話してくださらなくてもOKです(笑)

昔から怖がりなんです、僕。

僕が生まれた祖父母の家は山村のような感じのところで、夜は本当にしーんと静かなんですね。
隣の家までは茶畑を挟んで50mくらいは離れてます。
祖父母の家は神道系の教会をやっていたので神社のような雰囲気もあります。
(これだけ見れば、よしもとばななさんの小説に出てきそうな感じですね(笑))

それで夏休みに祖父母の家に泊まりに行くと、夜中に竹や木々が風でこすれる音が聞こえてきて、ビクッとなったり、真っ暗闇がすごく怖かったりしました。

今となれば、自然が豊かでマイナスイオンもいっぱいだし、気持ち良さそうな感じなんですけどね。
幼心にとっても怖かったので、今でも山の中のひなびた温泉とかは抵抗があります・・・。

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少し難しいお話かもしれませんが、恋愛での事例を一つご紹介します。

周りからも「別れたらいいのに」って言われていたり、自分でも「この人と付き合っていても将来はないかも」と思うのに、なかなか別れを決意できないばかりか、執着が強まってしまうケースがありますね。
もちろん、好きって気持ちもあり、相手にも魅力を感じるのですが、一方で、つれなくされたり、都合のいい女に扱われたり、飴と鞭をうまく使われたりして、泥沼化してることもあります。

こういうパターンを持つ方は、とても情熱的だったり、慈愛深かったり、女性性が非常に強いのも特徴ですね。
また、そんな男性も超自立タイプで感情を表現しないか、あるいは全く逆に、ヒモのようなタイプで、すぐ感情的になるか、どちらかに偏るようです。

こういう男性は心に強い痛みを持っているんですよね。
それを隠そうとして超自立するか、開き直って依存的になるかなんですが、そうした心の痛みを、この情熱的な女性達は見過ごすことができないようです。
(それが才能でもあるので宿命的なものを感じます)

以前、心理学講座でも少し触れたことがありますが、そういう男性に対しては「助けてあげたい」という気持ちがすごく強くなってしまうようです。

でも、彼も手強く、なかなか助けられない相手です。
だから、情熱の女は燃えますが、その一方で、心の中に無力感をいっぱい溜め込んでしまうようになります。
それでも情熱的な分だけ、何度も何度も彼を助けようとするんです。
拒絶されて酷く傷ついて、それでも彼に手を差し伸べるような感じです。

ところが、彼女自身は拒絶された痛みから「愛されてないんじゃないか?」という不安が強くなり、犠牲的になったり、依存的になったり、あるいは、おかあちゃんになって徹底的に面倒を見たりします。
そうすると助けたい気持ちが麻痺してしまって「私、何してるんだろう?」と疑心暗鬼になり、ずぶずぶと底なし沼に入り込んでいくような感覚を抱くこともあるでしょう。

そうすると、これが本能的なものなのか、母性と言われるものなのか、魔女性なのかは分かりませんが、必ず性の問題を抱えるようになります。

例えばセックスレスになり、性的な欲求不満を強く持つ一方で、潔癖さなどが壁になり、表向き性を抑圧してしまいます。⇒この場合は「修道女」のようになります。
あるいは、性の奴隷のように彼の要求をすべて受け入れて、心身を傷つけてしまいます。⇒この場合は「娼婦」のようになります。

どちらもパターンは同じで、女としての自信はぼろぼろになり、女の部分が枯れてしまうことも少なくありませんが、これを『娼婦マインド』と呼びます。
仮に修道女のように見えたとしても「内に娼婦マインドを持っている」わけです。

それは、助けたいけど助けられない無力感から結果的に自分を投げ打って彼を満たしてあげよう、助けようとしてしまう姿が、まるで自分の体を犠牲にして男性を満たす娼婦のようになってしまうからです。

自分の魅力的な部分は「諸刃の剣」になるんだなあ・・・とカウンセリングをしていて実感しているのですが、強い女性性を持つ方は時に、こうした心の状態をも作り出すようです。

これを癒していくアプローチは、一つは自分の女性性の美しさを受け入れること、許すこと。
もう一つはその魔女性を受け入れること、許すこと。

え?魔女になっちゃっていいの?なんて気持ちになるかもしれませんが、魔女性を強く持つ分だけ、女神様のような慈愛深さも同等に持つのが心のバランスなんですね。

これらが彼へのより深い愛情とコミットメントを創ってくれます。

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なぜ、こんな話を今日したのかなー?というと・・・、うちの奥さんもこのパターンを持つからです。
うちの奥さんだけでなく、身近な友人にも多いですね・・・類友ですかね。
そんな奥さんを持つ僕といえば、ヒモのような時代もあり、超自立な時代もありました・・・。


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