(7/7)信じられない、許せない



七夕ですね。
願いごとをするのっていいですよねー。
欲深い僕はたくさん欲しいものがあって、どれをお願いしようか非常に悩みます。

ということで「僕の願い事がすべてかないますように」という古典的なネタで纏めてみようと思ったんですけど、それはあまりに芸がないですね・・・。

うーん・・・。

でも、結局は一番シンプルなものになりますね。
家族が一人増えた年でもありますし、家族や友達、仲間、お客さま、僕が関わる全員が元気でいられますように・・・ということです。
そう、僕自身も元気で過ごせますように・・・。

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「信じたいけど信じられない」
「許したいけど許せない」
そういう気持ちになることもあります。

許しも信じることも、自分の選択です。

でも、痛みが心に潜んでいたら、許したくても痛みが「嫌だっ!!」と抵抗して、許せなくなります。
だから、その痛みを解放していくのが一番スタンダードなアプローチだと思っています。

それと「許せたらどうなる?」って方向を見ていくことも大切ですね。
何か許せた後に何らかの問題を見ているのかもしれません。
例えば「旦那を許しちゃったら、好きになっちゃうじゃないの」なんて一見、変な理由も隠れてたりします。
好きになって傷ついて、許せなくなって・・・というプロセスを経てきたのなら、許したら、傷が癒されて、また元の好きな状態に戻ってしまうように感じるのかな・・・。
誰かを許すことはそれ自体が大きな成長をもたらすから、そんなことは無いんだけど、なかなか信じられないものです。

更に深い見方をすれば「投影」を使っていくこともできます。
相手を許せない時、僕たちは自分の心に許せない部分を持っているということ。
相手を信じられないとき、自分の中に信じられない部分を持っているということ。
投影についてはこちらの講座を参照してください

逆に言えば、自分を信じることができれば(自信を持つことができれば)、相手を信じることもできます。
何らかの自分を許すことができれば、相手を許すこともできるんです。

相手を信じられるくらいの自分に成長しようとするとき、それは自信を付けるプロセスに他なりません。
相手を許せる自分になろうとするのも、それくらい器の広い自分に成長するプロセスになります。

自分の何を信じ、何を許すかというのは相手が教えてくれます。
浮気されて傷ついて、彼を許せない、信じられないとすれば、自分の心の中の浮ついた心を許せないのかもしれません。
はたまた、自分の価値や魅力を信じられないのかも知れません。

今気付いたんですけどね、僕のカウンセリングってのは、このアプローチが一番多いのかもしれません。
だって、まずは「自分」に意識を向けるように提案していきますから。


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