(5/4)問題の影に才能アリ



子どもがいると時間があっという間に過ぎていきますね。
抱っこしたり、お腹の上で寝かしてたり、そんな程度のことしかしてないんですけど、気が付けば1時間くらいすぐに経ってます。
さっきミルクあげたばかりなのに、もうそんな時間か・・・なんて。

赤ちゃんって体温がとても高いので、しばらくお腹の上に載せて寝かしていると、汗をじんわりかいていることがあります。
ってことは・・・幼児ダイエット?しかも、部分痩せ可?

・・・なんてことを考えてばかりいるから僕は成功しないんですよね、ダイエット(笑)

*---*---*---*---*

問題の影に才能あり、とは良く言ったもので、カウンセリングをしていると、その方が抱えている問題、悩みを通して、持って生まれたような才能が見えてくることがあります。

厳しく、無口な家庭に育ち、「まるで通夜のような家族でした」とおっしゃる方がいました。
対人関係にいつも問題を抱えていて、人とどう話していいのか分からない、いつも一人ぼっちのような気がしている、と無表情で話されています。

でも、その方とお話していると、とても失礼なのですが、クスッと笑えるときが幾度かありました。
・・・というよりも、深刻なお話のはずなのに、なぜか面白く感じてしまうんです。

そこで、ふと気付いたんですよね。
あ、そうかあ、そういうことか・・・。

だから、僕がその方にレクチャーするときに、いつもより狙って、シャレやくだらない例を交えて話してみたんです。
そしたら、その瞬間、能面のようだった表情がプッと崩れたんですね。
一瞬でしたけど。
でも、その笑顔が、何ともいえないくらい自然だったので、僕は確信しました。

「あなたの才能は・・・もしかして、絶対違うとおっしゃると思うんですけど、いや、そんなこと言ったら、そのコーヒーカップ投げたくなるかもしれないんですけど・・・、もしかして、、、『笑い』とか『ユーモア』じゃないですかぁ?」

そして、その方がそれを聞いてプルプルと首を振るのに合わせて、僕もプルプルと首を振ってみたんです。
その時、僕と目が合ってしまったことが、その方にとっては致命傷でした・・・。

「ち、違いますって。プッ・・・いや・・・」

必死に笑いをかみ殺そうとしてるんですけど、口元がヒクヒクしてます。

後から話を聞けば、今お付き合いしている彼氏がいて、その彼がよく「お前、面白いなあ。飽きひんわあ」ってよく言ってたそうなんです。
でも、彼女からすれば、何が面白いのかどうか分からないので、この彼は変わり者だ、変態だ、とずっと思っていたそうです。

だから、僕は彼女への宿題として「帰りにレンタルビデオ屋さんに寄って、吉本のビデオ10本ほど借りて毎日見ててくださいな」と言っておきました。

こんな風に見ることはできないでしょうか。
彼女が生まれてくる前も、きっとそのご夫婦、その家族は暗く、しーんと無口な雰囲気で充満していたと思うんです。
楽しいことも、面白いこともタブーなその家族に生まれる彼女が、もし、ご両親に与えたいものを持って生まれてくるとしたら・・・ユーモア、楽しみ、笑いの才能を選ぶのではないでしょうか。
でも、そのユーモアの才能も、育っていく環境の中で、なかなか使えず仕舞だとしたら・・・。
自分に自信も持てず、また、人との付き合い方も分からなくなってしまうのではないかな。
そして、そこにずーっと悩み続けることになるんじゃないでしょうか。

今起きている問題が大きければ大きいほど、その裏側にはあなたが持って生まれた才能が隠れていると見ていくこともできます。
そして、その才能を使うことで乗り越えるために、その問題はやってきているのかもしれません。

この手の話は尽きないですね。
先日、心理学講座でお話したタブーも今日のお話に繋がります。

問題を乗り越えるために、どんな才能を使えばよいのか?
どんな自分になれば、その問題を乗り越えられるのか?
そんな見方をしてみてはいかがでしょうか。


あわせて読みたい