(3/31)問題が解決したとき



昨晩、雨の香りがするなあ・・・と思いながら自転車を走らせていたら案の定、朝起きたらもう降り出していました。

それで、タクシーで妻の実家に向かったのですが、運転手さんと「まだ風がないだけいいよねー」「桜、散っちゃいますもんねー」なんて話をしてました。

車窓からちょこっと見えた桜はもう満開近いところもあります。
今年はまだじっくりと眺めてないんで、まだ散らないで欲しいなあ・・・。

でも、そんな風に思うのは、春の桜と秋のもみじくらいなんですよ。
ミーハーなんです(笑)

梅や桃などもきれいだとは思うのですが、ちょっと儚さがありますよね。
まだ、それを噛み締めて楽しめるほど大人になってなくて。

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この前お会いした方が「そういえば前からご相談していた主人とのセックスの問題、解決したんですよ」と切り出されました。
数ヶ月前に初めてお会いしたときには、けっこう深刻な表情でお話されていたのに、あんまり嬉しくなさそうなんです(笑)

僕が「おめでとうございます(^^)でも、けっこうあっさりされてますよね?」と言うと、

「喉元過ぎれば・・・ということなんでしょうか?意外にもそんなに感動とか無かったんですよ(苦笑)。
 それに、2,3度しただけではまだ、本当に解決したと言えるかどうかはちょっと疑問ですし、むしろ、もっといい女になりたい!という気持ちが強くなったんです。
 ただ、主人の態度とか私への接し方は随分変わりましたので、そっちの方が嬉しさは強いかもしれないです」と。

問題が解決するときって、案外、そういうもんなんですよね・・・。
もちろん、感動的な場合も少なく無いのですが、すぐにそれが信じられなかったり、次の問題が新たに出てきたり、彼女のように自分を成長させたり、もっと変えたくなっていたり。
「通過点」のような気持ちになるんでしょうね。

彼女も「これからが本当に大事だと思います」とおっしゃってました。

うん。そうですよね。これからが大切なんです。

でも、お話を伺っていくと、やはり一つ問題を乗り越えた彼女の表情には自信のような、強さのようなものが出てました。
一つ問題がクリアになると、次の新しいテーマに取り組むときにも「きっと、この問題も乗り越えていけるだろう」という自信が後押ししてくれるんです。
その自信が実際に問題を乗り越えさせてくれることになりますから、好循環ですよね。

こういう嬉しいご報告をいただいたときには、より自信を持っていただけるように、自分がしてきたことを振り返り、変化や成功を受け取るセッションをすることが多いです。
卒業式のように、一度、きちんと区切りを付けるんですね。

そうすることで、また気持ちも新たに明日からの毎日に踏み出せていけるようになるみたいです。

3/31ということで、今年度も終わるところが多いですから、こんな区切りの話をさせていただきました・・・。

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因みに彼女の「セックスの問題」というのは、ご本人のご意向で詳しくは述べません。
ただ、カウンセリングの場ならばOKと許可を頂いてますので、機会があれば、成功例の一つとして、引用させていただこうと思ってます。


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