(3/2)ハードワーク



3/1の寝覚めは、ショコラの扉を叩く音・・・続いて「くーん、くーん・・・」と鳴く声でした。
彼女の目覚めはだいたい朝9:30ですから(犬の癖に朝が遅い)。
「お腹空いたのか?」と思うと、そうでもなくて、昨日、一昨日とあまりに放って置きすぎて寂しくなったんでしょう。。。
ドアを開けると、喜び勇んで部屋の中に突撃して来ました・・・(笑)

お客さまから頂くメール(すいません、なかなか返事が出来ずにお待たせしてしまっています)や面談の時などに「いつ寝てるんですか?休みはあるんですか?」ってご心配してくださる方が多いです。
ありがたいことです。
おれ、愛されてる?って感じですね(笑)(←受け取ってるフリしてます・・)

先日、お会いした方がこんなことをおっしゃってました(しかも何名か)。
「根本さんに(カウンセリングを)お願いしようと思ったのは、うちの夫(彼)と同じようにハードワークをされてるから、きっと彼の気持ちやどうして欲しいかがよく分かってもらえるのではないかと思ったんです」

うん。たぶん、分かりますよ。分かりすぎるときもあるかもしれませんが・・・(笑)

でも、確かにハードワーカーかもしれないのですが、睡眠はどちらかというときちんと摂る方だと思います。
(あと、食事もかなりきちんと摂りますよ・・・ていうか、摂りすぎっていうくらい)

ただ、何かに夢中になると、時間を忘れて取り組んでしまうんですよね。
それに夜11時を回ると俄然とやる気が出てくる性質なので、気がつけば2時、3時になるのが普通です。
この辺は、実質自宅(のパソコン)が仕事場だから、というところなんでしょう。
妻も隣に来て話しかけてきますし、用事を頼まれることもあります。
ショコラが足元によってきて「遊んで、遊んで」してくることもあります。
それが気分転換になるのかもしれません。

それに時には午前中が休みだったり、朝から面談が入っていてもサラリーマンの方よりは起きる時間に余裕がありますから(8時から9時の間)、それで多少夜が遅くても大丈夫、という気でいます。

心を扱う仕事ですから、眠りが少ないといいセッションは作れないですよね。
集中できない・・・とか、体がだるい・・・なんてことにもなりますから。

だから、カウンセリング以外のネットの仕事をしているときも、寝るときは寝るっ!とメリハリ付けます。
眠くなったら仕事を止めて寝ることも少なく無いんですよ(意外デスカ?)。
やる気が失せたら、気分転換したりしながら、やる気の復活を待つか、もしくは、その日はもう仕事やめちゃいます。(信ジラレマセンカ?)

眠たかったりして嫌々仕事してるとすると、その気持ちがインターネットを通じてお客さまに流れてしまいますから。
それは僕だけでなく、他のカウンセラーにも迷惑をかけることにもなりますから、その辺の心理的、肉体的なメッセージにはけっこう素直に反応するようにしてるんです。
(それに妻がいつもチェックしてますからね・・・。「顔色悪い」「顔ぱんぱん」「エネルギー滞ってる」とか)

だから、僕はハードワーカでも「仕事が好きだから・・・」という積極的な理由をもつタイプなんでしょう。
「仕事がたくさんあってやらなきゃいけないから」という消極的な理由はあんまりない、というか、イヤだからなあ・・・。
(とはいえ、月に1,2度は、このモードになる日がありますけど)

大好きな仕事をしている→アイデアがたくさん浮かぶ→やりたいことがまた増える→結果、ハードワークしてしまう・・・
という流れなのかな・・・と思います。

以前はそこに「しなきゃいけないこと」がたくさんあったりして、一日が24時間では短すぎる・・・と思っていましたが、最近は一日が24時間でOK、て思うときが多いですね。
おかげで、妻のチェックに引っかかることもだいぶ少なくなりました。

2年近く前、「ハードワーカー達の孤独」というコラムを書いたことがあります。
実は当時は今から比べたらもっとハードワークをしていて、余裕が無くなることもずっと多かったんです。
そんな余裕の無さを感じて、あがいているときに浮かんだコラムなんです。
「そういや、俺の周りってそんな奴、いっぱいいてるなー」と。

自分がやる気や高いエネルギーを持っているときって、ハードワークをしていても、心理的・肉体的にはハードワークにはならないんですよね。
ぐるぐるとエネルギーが回って、アドレナリンが分泌されて、気がつけば朝だった・・・という展開ですから。
でも、明らかに量が多いと、心身がメッセージを発してきます。
分かりやすいのは眠気、疲れであり、内臓的な不調として。
そのサインを受け取れるかどうか?というのが、重要なんじゃないかな・・・と思います。

それと大切な人を大切にできているか?というのも大きなチェックポイントですね。
うん。
これは僕も理加とのパートナーシップや、ショコラを含めたファミリーで、たくさん勉強してきました。

子どもが出来てから、また僕のやる気は高まってしまったようで、余計ハードワークしがちですね。
でも、子どものために仕事するのであり、妻のため、家族のため、ですから、その家族を蔑ろにしてしまうのは本末転倒になっちゃいますよね。

ついつい仕事に意識が向きがちですが、そこを修正してくれるのが妻の態度であり、ショコラの冒頭のような態度だったりするんです。

彼女も元々父親がハードワークしてアルコール依存症のようになってしまった経験を持ちますから、僕の状態については本当に繊細に見てくれますね。
ちょっと疲れた顔してるとすぐにバレて、指摘されます。
そうして、あの手、この手を使って仕事から意識を遠ざけようとしてくれるんですよね。
その必死さに、徐々に僕も変わってきたんだろうと思うんです。

多謝!です。

そういうわけで2時も近いですが、今日はこの辺でお開きにさせていただこうかと思います・・・(笑)


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