(2/6)罪悪感について



東京出張中はほとんどテレビを見ないので意識しなかったんですけど、やっぱりCMってその土地土地で変わるものなんですよね・・・。
実家(浜松)に帰省中もローカルなCMをたくさん見ましたが、ここ東京でも大阪では見られないCMにいくつかお目にかかりました。
JR、電力会社やガス、ケータイなど大企業でも地域性があるものは大阪では見られませんもの。
よく新聞とかにCM好感度調査とか載っていますが、JR東日本のCMとかがランクインしてると、「けっ、見たことねー」とか思うわけです(ひがみ)。
東京ガスのCMに田村正和が出ていたのを見て、最近(っていうか今頃)「古畑任三郎」にはまっている妻に自慢したい気分でした・・・(^^)

ちなみに東京のチャンネルもほとんど理解しましたよっ( ̄ー ̄)ゞ フフッ
1と3がNHK、4が日本テレビ、6がTBS、8がフジ、10がテレビ朝日で12がテレビ東京。
東京出張も11回目を数えるのに、今頃?なんて言わないで下さい。。。

さてさて、5日のカウンセリングは色んな罪悪感を扱ったような気がします。
それとコミットメント!というのもテーマになってたのかもしれません。

罪悪感については、それだけで大量のネタができるわけですが、今日はその影響力の大きさについて。
罪悪感があるといわゆる「罪で罪を重ねる」状態によく陥るようです。
たとえば、原付バイクに乗っていて、つい信号無視をしちゃったとしますよね。
「あ、やべー」とか思ってると、後ろでうぃーん、うぃーんとサイレンが聞こえ、「そこのバイク、止まりなさい」なんてアナウンスが聞こえてくるわけです。
そして、一目散に逃げ出したら、その道が「一方通行」で、思い切り逆走してしまうわけです。
その他、一旦停止無視などを繰り返して、最初は「信号無視」だけで済んだはずが、いくつもの罪を重ねてしまうわけです。
この「逃げたい気持ち」が、結果的により多くの罪を作ってしまうようです。
じゃあ、何から逃げたいのでしょう?
簡単に言えば「罰せられること」ですね。
掴まってしまえば、罰せられてしまう。だから、逃げるわけです。
そして、結果的にはより多くの罪を償わなければならなくなるんです。

何をもって罪をするか?というのは法律が定めるものだけではなくて、心の世界では自分が裁判官になるわけですから、いろんな法律を作っていたりします。
社会常識を範にしたものから、家訓、自分の経験などから、その法律は作られていきます。

そして、罪悪感が強い分だけ、一人で抱え込んでしまうことになります。
皆さんも「うわー、すっごく悪いことしちゃった」と思うことがあれば、誰にもいえなくなりますよね。
でも、一人で抱え込んでしまうのは重たいし、しんどいから、そこから逃げ出そうとするんです。
彼女を傷つけるようなことをしてしまった・・・
彼女に申し訳ないことをしてしまった・・・だから、ここには居られない・・・と彼女の元を逃げ出して、浮気相手のところに転がり込んで、結果的にいっそう彼女を傷つけてしまう。
で、自分自身は行き場所はおろか、居場所も失ってしまうように感じるんです。

なんだか、心理学講座のメルマガのように長くなってきてしまいました・・・。

カウンセリングで罪悪感を扱うとき、そんなことしないって分かっていたとしても、怒られるんじゃないか?とびびってしまう方も少なくありません。

でも、まずは、受け入れるところから始めましょう。
もし、浮気をしちゃってすごく罪悪感がある、、、としたら、自分を責めるより、どうして浮気をしなきゃいけなかったのか?を考えてみましょう。
そこには理解できる余地がきっとあるはずです。
もちろん、してしまったことに対する責任はあります。
でも、それを必要以上に責める必要はないと思うのです。
それは同じ事を繰り返さないためにも、すごく大切なことですね。

それが「自分自身と向き合うこと」なんです。
でも、一人ではなかなか難しそうでしょ?
ほんま、勇気が要ることですよね。
だから、誰かとの繋がりをその状態で求めてみましょう。
恋人、親友、家族、カウンセラー等々。
「え?こんな状態なのに?こんなひどい自分なのに?」
はい、そうですよ。
それが出発点になりますね。


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