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自立的な生き方を頑張っていると、いずれモチベーションがなくなり、燃え尽き、疲れてくるようになります。
それはやり方を変えるとき。
自立を手放して、より女性性に委ねた生き方を学ぶ時なのです。
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毎日金メダルを取らないと満足しない、
そんな自分に疲れてしまいました。
本当はゆっくりのんびり生きたいのですが、その感覚がわかりません。
躾に厳しく、気分屋の父親を持った影響で、「常に切迫」したスタイルが身に付いてしまったようです。
40手前にしてもなおこの焦燥感は、私自身を追い詰めます。
へらへら生きてみたいです。。。
結果ありきのアスリートのような生き方を手放し、過程を感じ、今を生きてみたいです。
ネタに使って頂けると嬉しいです。
(Sさん)
なんか、
>生き疲れしているアラフォーです。
ここにすべてが凝縮しているような気がしました(笑)
要するに、子どもの頃から長年最前線で戦ってきた武闘派女子なんだけどさすがに疲れてきたのでそろそろ矛を収めようか?という話ですね。
そういうと、とりあえず休みなさいみたいな話をするわけですが、その「休む」て、Sさんのような方にとっては難しいことですね。
なぜかというと、休むことにも成果を求めるからですね。
さて、Sさんにとっては、へらへら生きるってどんな生き方なんでしょうか。
ゆっくりのんびり生きるってどんな感覚なのでしょうか。
想像できますか?
そういうことをしてる自分が。
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お父さんとの癒着を手放す、というのは一つのアプローチです。
未だにSさんのすぐ横には鬼のような形相をしたお父さんがいて、あれやこれやと厳しく叱咤するわけですね。
そして、鞭を入れられて走るサラブレッドが如く、Sさんは結果を求めて頑張ってきたわけです。
だから、仮にもう疲れたから沖縄でのんびりしよう・・・と思ってビーチに行ったとしても、当然お父さんも付いてくるわけですから、ぼーっとする前にうさぎ跳びで波際を往復したりしちゃうわけですよね。
でも、当然そのお父さんというのはSさんの心の中に住まう「鬼軍曹」なんです。
ほんもののお父さんとは別物です。
かつてのお父さんの接し方、言葉、態度などをコピーした内なるお父さんを心の中に飼っているのです。
その鞭を振るってる内なるお父さんを手放しましょ!というのが一つ目の方法です。
お父さんの束縛から解き放れたらどんな気持ちがするでしょうね。
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すなわち、Sさんにとってはお父さんのイメージを「厳しくて気分やな人」から「お茶目で愉快な人」に変えてしまえば良いわけです。
例えば、Sさんのお父さんにハゲのかつらをかぶせて、眉毛をマジックで3倍くらいに太くして、目じりを垂らして、赤いマジックでほっぺにぐるぐるを丸を書いてみたらどうでしょう?
もちろん、イメージの中でね。
モデルは“茂じぃ”ですな。
案外、このイメージワークは効きます。
その人に対する感覚を変えてしまう効果があります。
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強制オフというやり方もあります。
例えば、4泊5日くらいで東南アジアのリゾートに飛びます。
そして、滞在中はひたすらエステ三昧で過ごします。
朝起きてエステ。昼寝をしながらエステ。寝る前にエステ。
観光など全くせずにそんな生活を3日ほど続けて見てください。
溶けてしまって人の体をなさなくなってる可能性すらあります。
あるいは草津でも乳頭でも三朝でもいいですが、1週間ほどひたすら湯に浸かるだけの生活をしてみます。
いわゆる「湯治」ですね。ほんとはもっと長い方がいいんだけどね。
それでやはりとろんとろんになってみます。
スキューバが好きな人はやはり4泊5日で石垣島あたりもアリでしょう。
また、体を動かすのもいいことで、3~4日ほど朝から晩までジムで汗を流したり、ゴルフのラウンドを回ってみるのもありです。
そもそもお父さんを引っ付けてるのも頭の中の世界だし、焦燥感も、切迫感も、全部、心の中の世界です。
それをオフにしようと思ったら、体からのアプローチの方が簡単かつ効果的なわけですね。
だって、くたくたになるまで走ったら、あれこれ考えられないでしょう?
温泉に浸かって何も考えられなくなるまでとろけたら、何も考えられないでしょう?
そんな状態に自分を連れて行ってあげるわけですね。
要するに「肉体的に疲れさせて爆睡できるような状況にせよ」ということです。
それを3日以上続ければ、だいぶリセットされます。
そして、その勢いで日常に戻れば、お望みの生活がしやすくなっています。
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で、本質的には今、生き方を変えることを求められています。
これは病気にならないようにするためにも、お勧めしたい生き方です。
>結果ありきのアスリートのような生き方を手放し、過程を感じ、今を生きてみたいです。
自立系武闘派女子はよくこのセリフを吐くわけですが、最前線で槍やらバズーカやらを振り回す時代から、作戦本部にて戦略をあれこれ思案する時代に変わって来てるのかもしれません。
今に生きる、ということは、今の自分をちゃんと感じてあげる、ということです。
すなわち、自分自身との対話ができる、ということです。
それは地に足が着いている状態で、自分が自分らしくいられるときです。
そういう状態を総じて「心の声を聴く」と言います。
お父さんから教えてもらったのは男性性的な生き方。
これは自立していくプロセスでは大変役立つのですが、やがては燃え尽きて、デッドゾーンに向かい、死の誘惑に苛まれるようになります。
その状況を抜け出して相互依存状態に向かうために「心」と向き合うわけです。
「今を生きる」というのは、まさに「今の感情や感覚を感じている状態」を示します。
例えば、思考は過去や未来に飛びます。
Sさんならば「結果」という未来に意識を飛ばしてしまいます。
しかし、「感情」は今、ここにしか存在しません。
だから、感情を感じることは今、ここに生きることができます。
子どもたちは感情の塊ですから、常に今を生きています。
「アイスが食べたい」と思ったら今食べたいのです。
お母さんが「さっきジュース飲んだでしょ?明日にしなさい」って言っても、子どもにとって明日は永遠に遠い未来のように感じます。
だから「いやだ、いやだ」と駄々をこねます。
「今」欲しいんです。
そのカギが女性性という奴ですね。
要するにそろそろ頑張って何かをするのを辞めて、もっと自然に受け取れるようになりましょう、ということですね。
先ほどお話してきた方法というのもまた女性性的なものがほとんどです。
温泉、水、海、エステ、などなどね。
女性性ということは簡単に言えば受け取るということ。
例えば、Sさんに向けられている周りの人たちの感謝や愛情を受け取る、とかね。
感じられますか?周りの人に必要とされてる、ということを。
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ほんとうは自分は何がしたいんだろう?
自分は何が好きで、何にワクワクするんだろう?
どんな生き方がしたいんだろう?
そういう問いを自分に投げかけて見てください。
そして、その声に応えてあげます。
頭で考える答えよりも、心の声に従います。
それが「今を生きる」ということだと思っています。
まずは、ホテルのロビーラウンジにてゆったりと腰かけて、お気に入りの紅茶でも飲みながら、「私、どうしたいのかなあ?どういう生き方が好きなのかなあ?」って自分に聞いてみる時間を作ってみませんか?
もしかすると、後ろの席で根本先生もまたコーヒーを飲み、テーブルの上に原稿を散らかしながら、ぼーっと「俺って何がしたいんだろう?」と天井を見上げてるかもしれませんけど(笑)
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ちなみに、そんな皆様に向けたセミナーがありますぜ。
東京:7/30(日)
大阪:8/6(日)
名古屋:8/19(土)
『自立を手放して豊かさを受け取るワークショップ』
大阪:8/17(木)19:00-21:00
名古屋:8/18(金)19:00-21:00
東京:8/24(木)19:00-21:00
心理学講座『自立から相互依存講座~頑張らないで流れに身を委ねる生き方を学ぶ』
上は25000円、下は5000円。お好きな方(もしくは両方)をお選びくださいな。
>http://nemotohiroyuki.jp/event
ま、究極はリトリートセミナーということになりますけれど。
○根本のメールマガジン
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☆音声配信サービス
【根本の講座が自宅で、電車で聴ける!】ココロノポッドキャスト
☆DVD
・「ドロドロ系人間関係をスカッと解消するために知っておきたい心理学講座」
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☆根本本。