年を重ねるごとにイライラとなってきて、批判的な自分がいるんですが、どうしたらいいんでしょう?


年を取ると自立が進み、ルールが増えて自分をどんどん束縛するようになります。
それを他人に投影するので、他の人が自分のルールを破ってるように感じられてイライラが止まらなくなるのです。

根本先生 いつもありがとうございます^^
最近年を重ねるごとにイライラとなってきて、批判的な自分がいます。

昔は相手を否定したり、悪口を言うのは幸せになれないと思って、笑顔で悪口を言わないようにしていました。

そんな偽善っぷりがいやになり、30才過ぎぐらいから正直になってきたのですが、何かにつけて相手を批判的に見てしまいます。(現在42歳です)

仲良くなった天真爛漫な素敵な女性も、1.年経ったころには「自分大好きで自分一番だよな。あなたの召使でもないから、話聞くの疲れた。。」って思うようになり、
FBで顔出ししているのを見て、自分大好きだよな。よく顔出せるよな。って心のなかでつぶやいています。
とても友達が沢山の素敵な女性で、私も好きなのですが、どんどん批判的な見方しかできなでいます。

FBでカップルが二人の写真をアップしていたら、よく写真アップするよな。幸せアピールか?って思います。
ものすごく捻くれてますよね。

自分が顔を写真で出すのはとっても抵抗があるので、顔出しする人がびっくり!と思ってしまってる。
また、自分が出来ないこと相手がしてるのが、うらやましいのかな。

40歳で、自分のことを名前で呼ぶ知り合いも、どうしても耐えられない!と思ったり。
とても可愛くて30代前半に見ない、女の子した人で嫌いではないのですが、自分のことを名前でいうんかい!って寒気がします。

愛されていて、モテて、女の子らしい彼女がうらやましいのか??

批判的な人や、会えば愚痴ってる人って話してもつまらないし、嫌だなと思って距離を置いている私なのに、自分自身がそんな人間だ。。と今 気づきました。

相手を批判しないで、いつも朗らかな人に癒され素敵!っ思うのに、どうしても心の中で「こいつなに?最低。」などなど心はすごく、どろどろしています。

批判的になるというのは、自分が幸せじゃなくて、周りの輝いている人や、顔出ししてる人(私が出来ないことしている人)をものすごく、うらやましいからなのでしょうか。

またいい人ぶって、笑顔で悪口も言わないで、「ついてる!幸せ!」と口癖にしたとしたら、心の毒素がたまりまくってしまいそうです。
自分が自分の怒っているのかなって今思いました。

根本先生 愚痴みたくなってしまいましたが、ネタとなるようでしたらお願いいたします。
(Sさん)

おそらくSさんの告白を読まれて、大いに頷かれる方が多数出現していることと思います。
武闘派女子と呼ばれる方々も結構納得してるんじゃないでしょうか。

というくらいあるあるなので、Sさん、あまり自分を否定なさらない方がいいですよ。
もちろん、そうなってしまうには理由がちゃんとありますしねー。

>批判的になるというのは、自分が幸せじゃなくて、周りの輝いている人や、顔出ししてる人(私が出来ないことしている人)をものすごく、うらやましいからなのでしょうか。

はい。その可能性は高いですね。

Sさん、今、幸せじゃないの?
自分が輝いていないと思ってるの?

改めて自分がどう思ってるのかを見てみるといいですよ。

顔出しするのってほんとはしたいんでしょうか?もし、かわいいとかきれいとか自分のことを思えたらアップすると思います?

大好きな恋人ができてラブラブだったらそんな二人の写真をアップしたり、惚気話をしたいと思います?人にどう思われるかを気にしなかったら、、、という前提なら?

よく「年と共に頑固になる」という話がありますが、実はSさんの心理ってそれに近いところがあると思うんです。
そして、放っておくと誰もがそういう風になっていってしまうのです。

年を重ねるといろんな経験をしますよね。
成功体験や失敗を繰り返していきます。

そういう経験は私たちに様々な「法則」を学ばせてくれます。

・仕事はちゃんと計画的に進めないと後でえらい目に合う。
・とりあえず上司の言うことを聞いておけばいい。
・会社に逆らうとろくなことがない。
・気軽に人を信用してはいけない。
・最初は「好き、好き」言ってても、その気持ちはやがて冷めるもの。
・いつまでもラブラブなんかで居られない
・好きなことを仕事にできるのは一部の選ばれた人たちだけ
・同年代のイイ男はみんな売り切れている
・友達も自分に都合が悪くなると裏切るもの。
・人はいい人ばかりでなく、悪い人もいる。
・恋愛に振り回される人生は疲れる。ほどほどがいい。
・あまり親密になりすぎると後から辛い思いをする。
・男はみんな浮気するし、既婚者何て不倫希望者ばかり
・女は表と裏と裏の裏の顔があるから信用できない。
・女は若い方が価値がある。男はみんな若い子が好き。
・いいことなんてそんなに続かない。
・何でも最初が肝心。

まあ、そんなこんながいっぱい出てくるわけです。
ここに書いたのはとても抽象的なもので、それをもっと具体化したルールを皆さんお持ちだと思うんです。

それは経験を積めば積むほど増えるので、年齢と共に必然的に増えていくのが常です。

そうすると年齢と共に様々なルールを携えて生きるようになるんですね。
その結果、楽になるところもある一方で、窮屈になり、閉塞感が出て来るのも事実です。

そして、このルール。失敗から学んだものって必ず「痛み」が伴っています。

「男は浮気する!ぜったい浮気する!だから安易に信じちゃダメ!!!」って交差点で叫んでる女子がいるとするでしょう?
たぶん、みんな、「ああ、浮気されたんだな。浮気されてめっちゃ傷ついたんだな」って分かると思うんです(笑)

そう、失敗から学んだルールというのは「もう二度と傷つかないルールになります」

「期待してたけど裏切られた」となれば、「もう二度と期待しない」となるように、傷付かないように自分を守るルールになるわけです。

だから、このルール、分かっていても手放せなかったり、そのルールに意固地になって執着しちゃったりするものなんです。

また、成功から学んだルールはまた別のややこしさを持っています。
「絶対、こうすればうまく行く」と思い込んでいますから、そのやり方以外を受け入れられなくなります。

そして、これらのルールはいい意味でも悪い意味でも他人に「投影」されるんですね。
そうすると、Sさんが感じていらっしゃるようなイライラが募るようになるんです。

・なんでそんなことするんだ。うまく行かないのに。
・今はいいけど、そのうちダメになるに決まってる。
・成功させたいんだったら、こういう風にしなきゃダメだろ。
・そのやり方じゃ、ダメだな。失敗する。

みたいに、自分のルールに当てはまらない言動をしている人に対して批判的になってしまうんです。

この「ルール」というのは「正しさ」と置き換えることができます。

「○○が正しい」
「○○は間違ってる」

そのルールが増えれば増えるほど、そんな「判断」を常に行うようになってしまうんですね。

だから、下手をすると何を見てもイライラするようになります(笑)

そして、こうしたルールが増えて行って自分のやり方や考えにこだわるようになることを「自立」と言うんです。
他人をアテにせず、自分のやり方にこだわり、周りを否定して自分の正しさを主張するようになるんです。

他人を羨ましく思うのも、自分が「できない」と判断していることをやっているからですよね。

「ほんとは彼氏とラブラブしたいんだけど、もうこんな年齢だし、いい男はみんな売り切れてるから相手もいないし、ラブラブになっても長続きしないし」

なんて風に思ってしまうわけですね。

で、その究極が「若くていいよな~」ってことになります。

それと同時に説教臭くなる人もいますよね。
居酒屋で課長さんがよく部下にしゃべってる奴です(笑)
「お前な、今のうちにちゃんと苦労しとかないと10年後もっと大変だぞ」みたいに。

それがそのおっさん課長のルールなんですな。

で、そういうのってやっぱり幸せじゃないから起きるし、自己肯定感が低いからやってしまうことでもあるのです。

例えば、後輩が「先輩、俺、やっぱり自分の好きな仕事をやっていきたいです!この会社辞めて独立しようと思うんです!」って相談してきたとするでしょう?

もし、自分が好きなことをやってきてそれで幸せを感じてるんだったら、「おーー!!いいじゃないか!応援するぞ~!俺にできることがあったら何でも言うてくれー!!」ってなると思います。

例え、その後輩の実力がいまいち足りてないな、と思ったとしても、応援する姿勢に変わりはありません。

でも、もし自分が好きなことやってないし、幸せじゃないし、となったら、その後輩のダメなところを引っぱってきてあれこれと「うまく行かない理由」を語ってしまうと思うのです。

だから、Sさんがイライラするのを辞めたいと思ったら、まず、自分の幸せ、をきちんと考えてみる必要があるんですね。
私、何が好きなんだろう?
私、何がしたいんだろう?
私の幸せってどういう状況なんだろう?

そして、その答えを探しつつ、自分が幸せを感じられることを見つけて実践していくのです。

もちろん、自己肯定感アップも忘れちゃいけませんな(笑)

それと同時にやはり、そのルールを手放すこともやっておきたいですね。
自分が何かにイライラしてるときって、そのルールに触れた時なんです。
だから、そのルールを見つめ直してみるわけですね。

そして、「これを手放す!」と決心していくと良いです。

ただ、時にはそのルールのもとになった心の傷を癒す必要があるケースも出てきます。
そういう時はちゃんと癒してあげたらいいわけですね。

これはいわば、自立を手放すプロセスの一つです。

イライラしたら自分が持っているルールを見つめ直して、手放していく。
そして、今、自分が幸せを感じられることに意識を向けて実践していく。

これを意識していくと、だんだんマシになっていくと思います。

そういうアプローチと同時に、ルールに縛れてない自由な人に近付くのも手です。
そういう人に会いに行ったり、その人と話をしたりすると「へえ、そういう価値観ってあるんだ~。そういう考え方もありなんだ~。そういうことしてもいいんだ~」ってどんどんブロックが外れていきます。

そういうセミナーもあるんですよ。

ここに。

「自立を手放して豊かさを受け取るワークショップ」(東京、大阪、名古屋)
http://nemotohiroyuki.jp/event-cat/19036

ほら、ね?ステマだったでしょ?笑

油断してた??笑

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