親を真似るのは言葉だけじゃなく、そのやり方や考え方もコピーする。


お母さんが過干渉で怒りっぽい人だと、それをいやだいやだと思って育ってきても、そのやり方しか見ていないので、気が付けばそのやり方を真似て大人になってパートナーや子供に対して過干渉に怒ってしまうようになります。

根本先生こんにちは。
いつも大変お世話になっております。
結婚4年目、29歳で、夫と二人暮らしのMと申します。
私は幼い頃から母から常に怒られ、見張られ、事あるごとに否定されて育ちました。

常に基準は母。母のために母が喜ぶように母から認められるように生きてきたように思います。
結婚当初から、幼い頃から頑張り癖が怒りに変わり、優しい主人に毎日のように態度や言葉でぶつけていました。

主人はそんな私との生活に疲れ果て、つい2か月前まで、1年半不倫していました。
不倫事件をきっかけに、主人とはこの結婚生活で何一つ本音を話し合ってきていないなと反省し、とにかく沢山本音を話しました。
主人もあれだけ多かった外泊はなくなり、飲みの頻度も激減しました。

が、まだ私のモヤモヤは消えません。
0時までには帰ってきてほしい!や、誰とどこで飲むの?とウザいことを聞いてしまいます。
ここまで書いていて、気付きました。
私は1番されて嫌だった、過干渉、見張り、怒るということをまだ主人にやっていますね。
私は思い返せばいつも何かに不安でモヤモヤしている気がします。
夫の不倫がきっかけで自分の本当の悩みに気付いてしまいました。
是非ネタで使っていただけますと幸いです。
読んで頂きありがとうございました。
(Aさん)

たぶん、こういうことなんだろうなあ、と思うんですよね。
お母さんの影響って。
だから、相手の気配を読んで行動することはできるんだけど、自分から働きかけることが苦手になりますよね。

Aさん、何を聞きたいのでしょう???(笑)

カウンセリングの現場だったら私はこうお伺いするかもしれません。

「で、私は何をお答えすればいいですか?」と。

気付いたでしょう?
ああ、そういうパターンがあるなあ、と。

だから、旦那さんにウザいことは聞ける(干渉できる)けれど、あれこれと命令はできるけれど、お願いしたり、頼んだり、聞いたりすることは苦手なんだと思うのです。

きっとお母さんがそういうコミュニケーションをしてきたのでしょう。
過干渉、見張り、怒るということをお母さんの真似してやってしまったのは、たぶん、そういう言葉しか教えてもらってないからなんです。

「うち、大阪に生まれてんけどな。大阪弁しか話されへんねん。ほんまはな、博多弁が良かってん。萌えるやろ?いいなあ、思うねん。けどな、おかんも大阪人やしな、大阪弁しか話さへんねん。」
ということなのですね。

あ、言いたいこと、分かります???(笑)

『自分が育った環境で話されていた言葉を学び、大人になってもふつうに話すようになる。』

この当たり前の原則、別に言葉だけじゃないのです。行動や話し方も全部影響を受けるんです。

怒って命令ばかりしてるお母さんの元では、怒って命令するやり方を学びますよね。
過干渉なお母さんからは、過干渉のやり方を逐一学んできました。

もし、あなたのお母さんが怖いお父さんに気を遣って敬語ばかりを使っているのならば、あなたは知らず知らずのうちにパートナーに対して敬語を使う確率が高くなります。

もし、あなたのお母さんが無口であまりしゃべらない人ならば、あなたはいつしか、肝心なことを言葉にすることが苦手な人になります。

もし、あなたのお母さんがヒステリックでぎゃーぎゃー騒ぐ人ならば、外見ではクールなあなたでも、その中身は自分に対してぎゃーぎゃー厳しい言葉をかけているんじゃないでしょうか。

つまり、Aさんがご主人にしてしまうことは、無意識のうちにお母さんからコピーをしてきた「コミュニケーション方法」というわけです。

で、こうなると「おかん、憎し!」となるんですけど、それはマザコンだって言ってることになるだけであまり問題解決にはつながりません。

もちろん、まずはお恨み帳で怒りを吐き出す、という感情の処理は大事なことですが、肝心なのはその先です。

なぜ、おかんがそうなってしまったのか?を理解し、許す、というプロセスです。

つまり、「うちのおかん、そんなおかんやってん。笑けるやろー?」ってネタにできるくらい、おかんを許す、というプロセスなわけです。

なぜ、Aさんのお母さんはそんな風な行動を取らざるを得なかったのでしょう?
お父さんとの関係でしょうか?
お母さんにはどんな苦しみがあったのでしょうか?

そういう気持ちを理解していくことで、自分自身がお母さんから学んだパターンを手放していくことができます。

ものすごく嫌な話かと思うのですが、お母さんと同じことをしてしまうのは、、、好きだったから、に他ならないんですよね。

好きな人だから、その言葉を学ぶんです。
好きな人だから、その行動をコピーしたのです。

当時の私に何ら悪気はありません。

思春期に、好きなアイドルの真似をするのも、同じ髪型をしてライブに行くのも、好きだからですよね?
それと同じことを私たちは子ども時代から繰り返しています。

カウンセラーである私の話し方ややり方もお師匠さんからコピーしたことがたくさんあります。
皆さんも、職場の尊敬する先輩から多くのモノをコピーしたと思います。それはやり方はもちろん、考え方も、在り方も。

だから、さっきマザコンっていうちょっとざわつく言葉を使ったんですけど(笑)、基本、みんなマザコンですからねえ?
それくらいお母さんのことが大好きだったわけですから。

だから、Aさんは今、旦那さんに過干渉、見張り、怒るということをやってしまうんです。

それを学んだときは好きな人のやり方をコピーしただけ。
それが良いとか悪いとかの判断はありません。

だから、許しが重要なのは、結局お母さんのことが好きだったんだよね、お母さんを愛していたんだよね、というところに気付くため。

そしたら、そのパターンを手放すことができるんです。
つまりは卒業できるわけです。

ということで、今回はいきなり脈略のない話をしてきたのですが、「お母さんを許す」ために、次のステップを意識してみましょう。

1.御恨み帳においてお母さんと旦那さんの恨みを吐き出す。
2.お母さんの人生について考察する。なぜ、あんな人になったのか?
3.お母さんがお母さんだったからこそ、得られたものを見つけて感謝する。
4.お母さんから学んだ良き影響について考える。
5.旦那さんにどんなことをしてあげたいのか?を考えて実行する。

このプロセスをぜひ意識してみるといいでしょう。

ふだんなら、自己肯定感的な話になるのですが、いつもワンパターンだなあ、と思い、ちょっと今日は違う角度からお話をしてみました。
自己否定が強い分、自己肯定感を上げることも重要なのですが、この許しのプロセスも同様の効果がありますから、ぜひチャレンジしてみてください。

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ふふふ。どう、この見事なステマ!(笑)

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