心にぽっかり空いた穴は「受け取れない私」が作り出している。


受け取れないと我慢します。気を遣います。そして、期待します。
でも、期待は裏切られます。
それで生まれたのがぽっかりと空いた心の穴なんです。

***
根本さん、はじめまして。
毎日配信されるメルマガをいつも読ませて頂いてます。メルマガを読んでると、自立系女子と思ってた私自身は、どうやら依存系女子だったんだと気づきました。
そして、気持ちの切り替え?を上手くしたく思いますが、どうしていいか分からず、毎日モヤモヤと胸が苦しくなります。切り替えたいと思うのは、主に同居してる嫁の立場での出来事です。
次男の旦那と結婚し、小さな子供がいます。その子が1歳になると同時に旦那の両親と同居が始まりました。義理兄夫婦(2人の娘がいます)は他県におり、月に一回程度で毎月帰ってこられます。
旦那と私は平日は仕事で義理母はパート、義理父は家にいます。
義理両親は協力的で家事や子供の面倒(保育園の送迎など)をしてくれてます。仲は良い方だとは思いますが、嫁の私は義理両親に感謝の気持ちと同時に家事、子供の面倒をしてもらってる事に申し訳ない気持ちや、ささいなことも(食事の時はテレビ切ってほしい等)言えず、毎日心が色々な感情で複雑でした。
旦那の仕事の帰りは遅いので、最初の方は色々思うことを伝えてましたが、慌ただしい毎日で伝えるこもなくなり、自分自身でやり過ごしていました。
旦那は、私の気持ちは理解してくれてると思っていたから。
ところが、旦那は当たり前になっており嫁の気持ちなんぞ理解も配慮もなかったことに気づき、とても悲しくなりました。過去を振り返れば、振り返るほど、私はずっとこの家で1人だったんだと、喪失感で一杯になり、ポッカリ穴が空いてしまいました。
旦那にこの件について伝えると、反省してくれましたが、ポッカリあいた穴が埋まるにはとても時間がかかりそうです。もしかしたら穴は埋まらないかもしれません。私の心のあり方次第だと思うのですが、どうも切り替えれないのです。

良い方法はありますでしょうか。
教えて頂けたら幸いです。
(Yさん)
***

「旦那は分かってもらってると思っていたけど、あいつはなんも分かってなかった」

夫婦あるあるベストテンに入るネタでございますね。

もー、ほんと、この件についてはー、数多くのクライアント様からー、そういう話をー、聞いていてー、ほんと、困った困ったですよね~(byうちの奥さま)

優しい旦那さんだと期待しますよね。
仕事ちゃんとして、賢くて。
でも、そういう旦那だからこそ、逆に分かってないのかもしれないですね。(byうちの奥さま)

特に自分の親やきょうだいとの関係って、当人にとってはそれが当たり前だから、良いところも悪いところも含めて、嫁の立場って理解されないんですよね~(byうとの奥さま)

ま、私の胸の痛みは横に置いて、Yさまのリクエストにお答えするであります。えらいなあ。。。

まず、物事の基本です。さあ、みんなで声を大にして叫ぶぞ!

一、問題は自分自身が創ってる!!!

一、だから、それは自分の力で何とかできる!!!

ということです。自分の力というのは一人で頑張るってことじゃないですよ。

Yさんにとっては大切なことは「このポッカリ空いた穴は私が埋めるもの」という認識を持つ、ということです。

依存心がむくむく湧き上がると、誰かに埋めてもらいたい、と思うものですが、そんな器用な奴はなかなかおりませんで。期待になっちゃうんですよ。特に旦那さんとか旦那さんとか旦那さんとか(涙)

で、Yさんの件ですが、まずは整理していきましょう。

・義理の両親は協力的

・それを私は受け取ることができずに罪悪感変換を行っている

・その罪悪感ゆえに言いたいことが言えずに我慢をしている

・旦那に始めは色々伝えていたがやがてやり過ごすようになった

・旦那が私の気持ちなんて全く分かってなかったことに気付いた

・心にぽっかり空いた

ということですよね???

ま、言いたいことはテレビの件だけじゃなくていろいろとあると思うんですが、少なくても、すべてYさんの性格が作り出した物語だってのは分かりますよね?

例えば、私の知る同居悪嫁は

・義理の両親は協力的

・それにかこつけて仕事(パート)をしたり、遊びに行ったり、セミナーに行ったりしている。

・とりあえず感謝しなきゃ!と思うので、オーバーアクションでありがとう!を連呼し、色々とお土産を買ったり、誕生日や結婚記念日のプレゼントやお祝いを比較的華やかに行う。
(ただし、自分が行きたい店を予約し、旦那のカードで支払う、という基本に忠実な悪嫁である)

・義両親に気に入らないことがあると、旦那を使って言っても効果がないことが分かったので、直接伝えることにしている。その時は思い切り「演技」をする。ちなみに職場の社長に対しても同様の態度で懐柔させている。

・気の優しい義理の両親は普段からいろいろと感謝やプレゼントをもらっている以上、仕方なく悪嫁の言うことを聞く。

・悪嫁もとりあえず感謝の気持ちを持っているので、義理の両親が病院だの付き合いだのと言うときには仕事を休んで送迎する。(その代わり有名店でのケーキやランチを義理の両親は代償に支払っている)

・そうした演技のお陰もあって、近所では「近年まれにみる良い嫁」という称号を獲得する。

・そのため、我が世の春を謳歌しており、根本先生から「悪嫁認定」を受けている。

・(補足情報)当然、自分が稼いだ金はすべて自分が好きなことに使っている。

なんて人もいるんですよー。

Yさん、この悪嫁に殺意沸きません???
羨ましいと思っちゃダメですよ(笑)

ま、我慢しない、ってことなんです。Yさんにとって大切なことは。
そして、いつも言ってる、自分を大事にする、ってことをYさん忘れちゃってるんです。

ほんとはYさんいい人なんですよ。すごく。
だから、考えすぎるんです。
あれこれ抱え込み過ぎるんです。

つまり、頑張り過ぎちゃうんです。

だから自己肯定感上げましょ!ってのがいつもの根本先生の常套句です(笑)

ただ、大事なのはそもそも嫁の立場はアウェーってことです。

家族の中で血のつながりがあるのは子どもだけですよね。
ところが、旦那側からすれば、親から子供から血のつながりだらけです。
しかも、旦那の実家で同居でしょう?
向こうは何十年と暮らしてきた環境に、いきなり入るんです。
近所付き合いも含めて、超アウェーです。

しかも、「お客さん」じゃないんです。
嫁の立場が苦しいのはこれもあります。

たまに帰ってくる長男嫁は「お客さん」です。実際、そんな風に扱われてるかもしれません。滅多に来ないからね。

でも、いつも一緒に暮らしているYさんは「家族」でもあるんです。
「家族じゃないけど家族みたいなもん」なんです。

だから、早い話、「全校生徒20人しかいない田舎の学校に都会から転校してきた少女Y」みたいなものなんです。

なんか、ドラマが始まりそうでしょ???(笑)

馴染むことも大事だけど、その中でバランスよく自己主張もしていかなきゃいけない、、、それこそ人間力、コミュニケーション能力、対人関係能力などなどあらゆるものが試されているのです。

逆に言えば、この課題をクリアすればYさん。どんな職場でも堂々とやっていけるようになりますよ。

Yさんは自立系だと思ってたけど依存系って書いてらっしゃいますが、基本、自立系の人だと思います。
自立系の人も問題が起きてるジャンルでは依存しますから。

だから、Yさん、受け取れないんですよね。

>義理両親は協力的で家事や子供の面倒(保育園の送迎など)をしてくれてます。

なぜ、義理のご両親は協力的なのでしょうか???

嫁であるYさんの立場を慮ってのこと???
あるいは自分が孫がかわいくてかわいくてかわいくて仕方がないから???
そもそも人の世話をするのが好きな人たち???

受け取りましょう。
そこで自立系武闘派女子が得意とする「罪悪感変換」は手放しましょう。

「やってもらって申し訳ない」と思うかもしれませんが、先方は「やりたくてしょうがない」のかもしれませんよ。
もちろん、時々愚痴くらいはこぼさせてあげてください(笑)

もしかすると、Yさんの場合、義理の両親はYさんを受け入れようとしてくれているのだけど、Yさんが受け取れないのでなかなかなじめないでいる、なんてこともあるのかな、と。

あるいは、嫁の立場を意識し過ぎているんじゃないかなあ、と。

だから、気を遣い過ぎるんです。
でも、それ、いつもやっちゃうことじゃないでしょうか??

だから、感謝するにも素直にできなくなっちゃうんですよね。

ちなみにポッカリを作っているのは「受け取れない私」ですよ。

今の家の中の居場所も「作ってもらうもの」でも「与えられるもの」でも「奪うもの」でもなくて、「私が主張して作るもの」です。

そうしてお互いの主張の中で折り合いをつけて行くのがコミュニケーションというものです。

・受け取ること
・感謝すること
・自分の存在を肯定すること
・自己価値をもっと認めること

その辺をやはり徹底してやっていきましょう。

そのうえで、言いたいことがあったら「こうした方がいいと思うんですが」と切り出せる雰囲気を作りましょう。

それには「家族会議的な場」を作るのも一つの手ですし、「お義母さん、すいません。折り入ってご相談が・・・」と部屋の隅にお母さんを呼び出して伝えるのもいいでしょう。

改めて言いますが、ここでは旦那はあまり役に立ちません。

また。若い世代ならば言いたいことをメールやラインで伝えるのもアリなんですが、年配の方にはそういう行為を否定的に見る方も言います。
だから、直接口で伝えるのが苦手ならば、お手紙(簡易なもの)で伝えましょう。

一筆箋を常備しとくのもいいですね。
ちなみに筆文字がきれいに書けると年配の方の評価はぐーんと上がります(笑)

そして、大事なことは「楽しむ」という意識ね。
両親が子どもの面倒見てくれるんなら、好きなこといっぱいできるじゃないですかー。
根本さんのセミナーにも昼となく夜となく来れるじゃないですかー。

「あたしは自由だ!」

ぜひ今日は夕日に向かってそう宣言してみてください。

そして、何をやりたいか?を考えて行きましょう。

「受け取る」ですよ。大事なのはね。

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