コミュニケーションはセンスであり、センスは身につけられる。


センスを身に着けるのに努力や頑張りって必要ないんです。
それだと長続きしないし、ハウツーを採り入れるだけになっちゃうから。
あなたの「好き」と繋げることが一番のポイントなんです。

コミュニケーションの“正解”を選んでも幸せになれない
http://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/15996

コミュニケーションスキルがあなたを束縛する
http://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/15999

に続く、コミュニケーションのお話。

最初の記事の最後で、コミュニケーションの正解を探すと幸せにならないから、感性、感じるココロがカギだって話をしました。

感性、すなわち、センスです。

その本文中には、信頼関係、距離感、空気感、その日の気分等の「センス」を紹介していますが、「コミュニケーションにはセンスが必要」って言われると、ファッションに自信のない皆さんは思わず引いてしまうかもしれません。もちろん、私もその一人です(笑)

この感性、センスってのは「まあ、こんな場ではこんな風に話したり、聞いたりしたらイケるやろ?」というもので、空気を読む、とか、呼吸(息)を合わせる、とか、その場の雰囲気に乗る、とか、様々な表現をされます。

神妙な席では厳かで落ち着いた言葉遣いをするのが良いとされてるところに、いきなり下ネタのダジャレを大声でぶち込むのは下品と言われます。
ところが、そのダジャレで場の空気が一気に和み、みんなが笑顔になったとするなら、その人は達人と称賛されます。

だから、コミュニケーションには正解なんてないって話になりますし、その人の雰囲気も含めた感性(センス)が場の空気に大きな影響を与えるわけなのです。

で、センスって生まれ持ったもの、て思われるかもしれませんが、意外とそうでもないんです。
例えば、ファッションセンスがいい人っていますよね?私の奥さんもそうなんですが、いつも雑誌やらウインドウショッピングやらでファッションに目を光らせているんです。
「今年は○○が流行ってるけど私の体型にはちょっと合わないのよね」なんて話を食事中に振ってきたりするのです。
当然、今年の流行には疎く、自分の体型に合うものも良く知らない私にとってはいきなり妻が宇宙人に昇格した瞬間となります。

確かにもともとセンスがいいのかもしれませんが、そのセンスを磨き、育てることをいつもしてるんですよね。しかも、無意識に。なぜならば「好き」だから。

DJをしてる知人は当然音楽が大好きです。四六時中音楽を聴いていて、あらゆるジャンルに精通しています。だから、彼の選曲のセンスは抜群だ!と称賛されてるのです。

もちろん、センスが抜群だ!という意見があるってことは、その一方で、あの選曲は俺にはない、と否定的な意見が出ることも当たり前のこと。

センスってある意味、その人の「特徴」であり、「マーカー」であり、「とんがった部分」なので、批判・否定されることも少なからずあるでしょう。

でも、批判や否定がダメなのか?というと案外そうでもなく、その分だけ、熱狂的なファンが増える特徴もあります。バランスの法則ですね。

何が言いたいのかっていうと、センスを磨く=好き、というのがポイントでっせ、という話。

コミュニケーションのセンスも磨けるんです。
でも、だいたい「磨きたい」って人は苦手な人が多いんですよね。
好きな人は「磨く」なんて意識がないまま磨いていますから。

だから、「いきなり料理が苦手なのにそれを克服しようと料理教室に通う」ではモチベーションが上がらないので(だから、続かない)、何らかのニンジンをぶら下げる必要があるのです。

また再び話題が逸れるんですけど、モチベーションを上げるのに「観念(禁止・義務)」とか「依存語」とか「否定語」は逆効果なんです。

「接客業なんだからコミュニケーションスキルを上げないとヤバい」というのは否定語だし、観念(義務)です。
始めはいいんですよ。1、2回目は頑張ります。
けれど、長続きはしません。

また、上司から「お前、営業なんだからさ。もうちょっとコミュニケーションがうまくなるように努力しろよ」なんて言われたとするなら、これは受け身ですから、依存語が出てきます。
「上司に言われたからコミュニケーションを学びたい」と。
これまた1,2回は頑張るけど、長続きしません。

なぜか?というとその背景には「怖れ」があるからなんです。
「コミュニケ―ションを磨かないとうまくいかない」という怖れがあると、その恐怖心を克服するために最初は頑張ります。
でも、怖れをベースに行動すると緊張するし、プレッシャーになるし、で、精神的に負担になっちゃうんです。

「英語しゃれべないとまずいよな」と思いながら英会話スクールに通った経験のある方も多いと思いますが、やっぱり長続きしなかったでしょ?途中で嫌になっちゃったでしょ?

怖れをベースにすると「頑張る」ことができるんですが、それは始めだけ。
そこに楽しみ、喜びがないと、人間って続けられない生き物なんです。
だから、そこでプラスの前向きになる目標を設定する必要があるんです。
ワクワクできるような動機が必要なんです。

それは皆さんが持ってる「好き」と結びつけること。
例えば、英語を学ぶときに「仕事で必要だから」って嫌々やるよりも、「海外ドラマを字幕なしで見たいから」「海外旅行に行ったときに現地人とスムーズに話がしたいから」「好きな人がアメリカ人だから」の方がよりやる気になるでしょう?

コミュニケーションのセンスを磨くための前向きな理由がそこでは必要になってくるのです。

「男の子(女の子)をじゃんじゃん口説きたいから」
「売り上げを伸ばして収入を増やして、ゴージャスな生活をしたいから」
「笑いを取れる人気者になって、みんなにちやほやされたいから」
「あちこちに友達を作って宿泊費なしで旅行をしたいから」

あ、前向きな理由ってそんな高尚なものじゃないことでいいですから。
ものすごく個人的な我儘な欲求の方がいいですから。

だって韓流アイドルにハマった人。韓国語勉強したい!と思うのって、ものすごく個人的な欲求ではありませんでした?
「彼らが来日した時に握手会で一言二言会話ができるようになりたい!」みたいな。

元々ある自分の「好き」と「コミュニケーション」をつなげることができれば、そのセンスを磨く準備はもう整うのです。

じゃあ、好きと繋がったら次はどうしたらいいの?どうしたら磨けるの?って思うでしょ?

その疑問が出てくる人はまだ「好き」とちゃんと繋げていない人なんです(笑)
ま、この記事を読んでらっしゃる方はまだ「好き」と接続できてないと思いますから自然な疑問ですね。

It’s automatic!

ははは(笑)ちょっと語学に堪能なところを見せてしまいましたね。おほほほほほ。
もちろん、Google先生のお陰ですよー。

好きなことに対して私たちは勝手にやる気になる仕組みをもともと搭載しているんです。標準装備なんです。

だから、好きなものとコミュニケーションを結び付けたら・・・あるいは、コミュニケーションのセンスを磨いて手に入れたいブツがはっきりと見えたら・・・、あなたは自然とコミュニケーションを学び始めます。

そういうスクールに通ったり、本を読んだりするでしょうし、何よりも、周りの人のコミュニケーションに意識を向けると思います。

「あの人、うまいなあ。なんであんなセリフがスーッと出てくるんだろう?」
「この人の言い回し、面白いなあ。真似してみよう」

会議でもそうだし、街で食事をしていてもそうだし、テレビを見ていてもそうです。

その方向にアンテナがピーンと立つんですね。
だから、今までよりもずっと、自然に、情報が入ってくるようになるんです。

だから、勝手にあなたのセンスは磨かれていきます。

「勝手に」なんです。

It’s automatic!

というわけなんです。

だから、皆さんがコミュニケーションのセンスを磨くワクワクする理由を見つけることがものすごく大事だし、それさえ見つけてワクワクしちまえば、あとはこっちのもんだよ、という話でした。

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