頼られると断れず、無理をしてしまう私をバッサリ斬ってください。



本当に友達を大切にできる人は、自分がしんどいときや相手の期待に沿えないときは「ごめん!今日は無理!すまぬ!」と言える人なのかもしれません。

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根本先生こんばんは
毎日根本先生のブログを読むのが日課で目からウロコの日々です
とても勉強になります

もともと心理学に興味があり、対人関係とは生きていく上で切っても切れない大切なものだと思っています

今回ご相談したいのは友人との付き合いに疲れてしまったということです

小学生のときにいじめにあった経験があり、中学生のときにも親友だと思っていた友達に裏切られた経験があります

ただ、今となれば私にも相手を不快にさせた原因、いじめや裏切りに合ったきっかけに思い当たる節もあり、それ以来、友達を大切にしてきたつもりです

相手の気持ちを理解してあげたい、寄り添いたいと思うのですが、なぜか疲れてしまいます

ときにはAちゃんとBちゃんの板挟みになったり、自分とは考えの違う友人のことも、理解しようと努力してしまうあまり疲れてしまい、友人関係が億劫になったりします

周りにはとても社交的だと思われていると思いますし、頼りにされているとも感じます
頼られると断れず、無理をしてしまいます

自分と価値観の違う友人の話を聞いていると何か違うな…と違和感を感じながらも友人関係を続けています
価値観の違いはあって当たり前だと思うからです
ただ、その限度が自分でもわからず私が器を大きく持てばいい、そうすることによって自分も成長できると考えます

ところが最近では友人にとても振り回されているような感覚になったり友人の言動に理解ができず腹が立ちます

友人の相談を受けたりカウンセラーのような役目をすることは嫌いではありません
先生方はカウンセリングで人の話を聞いて疲れてしまうことはないですか?

愚痴の受け止め方がわかりません

どうかズバッとバサッとよろしくお願いします!
(Aさん)
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>どうかズバッとバサッとよろしくお願いします!

武士に二言はあるまいな?
介錯は必要か?

自分を大事にしてないからじゃ。
もっと自分のことを大切にしてあげなされ。

以上。

<自分を大事にする具体的方法>

1.Aちゃん、Bちゃん、死ね死ね団を結成する。
2.和紙に筆で御恨みをひたすら書き続ける。(なお、和紙を自分で漉くのはなおよし。)
3.2体の藁人形を購入する(なお、藁から自分で創り上げるのはなおよし)
4.丑三つ時を狙い、白装束に身を固めて御恨みを込めて五寸釘を刺す。
5.書き上げた御恨み帳と藁人形をお焚き上げする。

まあ、半分本気で言うてるんですけどね。

いい人をやめろってことですよね。
嫌なものは嫌、ダメなものはダメ、辛いものは辛い
そういうのを素直に認めることが大事ですよね。

>先生方はカウンセリングで人の話を聞いて疲れてしまうことはないですか?

だって聞いてないもんな・・・・・(笑)
っていうか聞けないもんな・・・・・・・(笑)

入り込み過ぎちゃうからしんどいのよね。
領海侵犯繰り返しちゃうようなものでね。

そうすると相手の感情を引き受けすぎるんです。

カウンセラーになる人っていい人、頑張り屋さん、優しい人が多いんです。もちろん私もそうですよ。間違いないですね。はい。(本当にいい人は自分で自分のことをいい人って言わないよね?とか言わないこと)

だから、一生懸命やりすぎたり、お金を頂くことに抵抗があったり、何とかしてあげようと頑張ったりしてしまうんです。
それで抱え込み過ぎてしんどくなってどっかーん!!と爆発しちゃうわけです。

しんどいよね、それって。

特にいじめの体験があると、今はそのことがあまり気にならなくても、体についつい「いい人癖」が付いちゃうんです。
そうすると無意識のうちに嫌わないように行動してしまいます。

例えば、右腕を怪我したことがある方が怪我が治ってからもしばらくは右腕を庇うような行動をしてしまうみたいに。

で、そういう方は実は無価値感が強かったりします。
いじめられるとか、無視されるとかって自分の存在を否定されるように感じるでしょう?
そうすると「ありのまんまの自分には価値がないんだ、ダメなんだ」って思って、すっごく頑張るんです。

ふつうにしててダメなんだから他の人の3倍は頑張らなきゃ、みたいに。
でも、それってすごくしんどいんで疲弊していきます。
病気になっちゃう人もいます。

サボる。
手を抜く。
怠ける。
遊び。
笑う。

これらが必要なんです。

友達を大切にできる人は、自分を大切にできる人です。

Aさんも自分の友達が自分のために無理してたら嫌じゃないですか?
ほんとうは疲れて休みたいけど、頑張って笑顔であなたの話を一生懸命聞いてくれてることを知ったら申し訳ないと思いませんか?

だから、本当に友達を大切にできる人は、自分がしんどいときや相手の期待に沿えないときは「ごめん!今日は無理!すまぬ!」と言える人なのかもしれません。

本当に自分がしたいこと、欲しいものと繋がる時間を作りましょう。

自分を愛する時間を作りましょう。

例えば、ロールプレイセッションではこんなセッションを作ることがあります。
セミナー会場の中で自分と同じタイプの人を1人探してもらいます。
たくさんいるので選ぶのに苦労します(笑)

そして、その人と向き合います。(←これが私自身を投影する相手ね)
で、色々と言葉を言ってもらうんです。

「なんでそんなに頑張るの?」
「ほんとうはもっと甘えたいよね」
「誰かに認めてほしいだけなんだよね」
「いつも寂しいよね」
「人に嫌われるのってすごく怖いもんね」

そして、その人に近付き、ただただ優しくハグをします。
そこに大きく、そして、深い癒しが生まれます。

※(重要なお知らせ)ちなみにロールプレイセッションは問題解決のための1DAYセミナーやリトリートセミナーで見ること、体験することができますから、早く申し込むといいよ。

Aさん。
自分で自分を抱きしめる時間を作ってあげてください。
自分に優しい言葉をかける時間をぜひ作ってください。

まずは自分に、ですね。

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