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許しが大切だと分かっていても、その感情が沸いてこないのであれば、それが正しいということ。
他にもできることがありますから、それに取り組みましょう。
そうして感情が動き始めたら許しのプロセスを発動です。
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初めまして。随分前からこっそり根本さんのファンのNと申します。
いつもセミナーに行かせて貰おうか迷いつつ、まだ一歩を踏み出せずにいます。
私ももう40、自立系武闘派の名の通り数多の戦いを繰り広げ、戦地で受けた傷を日々手当てしながら、また戦場へ乗り込んでいく…
そんな日々を過ごしておりますが、根本さんのブログのお陰で、自分を大切にするということの意味が少しだけ分かりつつあります。
でもそのプロセスで大切な親を許す、という事が今ひとつ理解出来ずにいます。
幼い私の目の前で浮気相手と楽しむ母、お酒を飲んで暴れる父、包丁を持って母を追いかける兄、幼い私を笑いながら襲おうとする兄。
両親が離婚してからも母は常に女であり、借金を繰り返しながら私は育てられました。楽しい事も沢山あったし、ここ10年くらいで母や父とも大分普通に話せる様になりましたが…
最近思い出す子供の頃の記憶はそんなものばかりです。
でももっと過酷な環境で育ってきた人はいるし、そんな子供の頃の家庭環境なんて大人になれば言い訳にもならないと思い、母の様にバツイチ子持ちですが何とか自分を律しつつ生きてきたつもりです。
最近、根本さんのブログを読むにつれ親を許したいと思うんですが…感情があまり湧いて来ないんです。
父にも母にも兄にも、好きとか嫌いとか、そんな感情が湧いてこない。これはどうしたらいいんでしょうか?
ここをクリアしないと前に進めない気がして。
今、結婚したいと思う男性がいます。でも相手もロックマン&野良猫なせいか上手く距離を縮められずにいます。
色んなものを手放し、自分を許したいです。
自分と戦い浮いたり沈んだり、もう戦い疲れました(笑)
幸せな気分を感じても長続きしません。
終戦の糸口はどこにあるんでしょうか?
支離滅裂だったらすみません。
いつか取り上げて貰えたら幸いです。
(Nさん)
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まるで映画かドラマのような家庭で育ったような感じですよね~
そら、筋金入りの武闘派にもなりますね~!!(笑)
>ここをクリアしないと前に進めない気がして。
許しって確かに大切なんですけど、それは大阪から東京に行くのに新幹線を使う、という方法の一つに過ぎないんです。
新幹線が大雨で止まってるときもあるわけで、そしたら、飛行機を使いましょうか?別路線で電車を乗り継いでいきましょうか。あるいはバスで行きましょうか等々他にも方法はあるんです。
感情が沸いてこないってことは麻痺してしまってるのかもしれないし、諦めて蓋をしてしまってるのかもしれないのですが、今、その状況ってことはそれが“正しい”と思った方がいいと思います。
無理やり掘り出すのも危険ですし、不自然ですしね。
私が開催してる「許しのワークショップ」では、そういう場なのでちょっと無理やり怒りを出してもらうところもあります。
でも、これも「ワークショップ」だからできることなんです。
他の人も同じテーマに取り組んでいますから、その流れに乗る、その雰囲気に乗る感じで、1人でだったらできないようなことができます。
グループマインドて呼ぶんですが、みんなが同じ方向を向くことで流れるプールみたいになるわけですね。
夏休みの宿題を家で一人でやるよりも図書館の自習室でやった方がよく進むってのと似てますね。
さて、Nさんは今、自分を大切にすることをされてるんですよね。
それを継続しましょうか。
・自分が笑顔になれる選択をする。
・女としての自分を大切にする。
・自分がしたいことをする。
・好きなものを見つけてそれを実践する。
そんな意識で自分を見つめてみるのがいいんじゃないでしょうか。
長年戦地を渡り歩いてきたんです。
そして、戦うことに疲れた傭兵N氏がやることは、まずは草津の湯にでも浸かって長年の傷を癒すことではないでしょうか。
リトリートセミナーを企画している一つの理由はコレなんです。
普段の生活ではなかなかできないことを、日常から離れた空間の中でしよう、という。
疲れを癒すのもその一つ。
日常だったらしなきゃいけないことも旅先ではそれほどありませんから、心を休めるだけの時間を作ることができますね。
お気付きでしょうか?
これは宣伝ですよ(笑)
もしかしたらNさんもすでにされてるかもしれませんが、もし苦痛でなければ旅に出ましょう。
旅と言ってもそんな遠くに行かなくていいです。
自宅、実家、職場。そのエリアから離れたところに行くことです。
そこでちょっとほっこりした時間を作ってみましょう。
そうすると脳裏にはかつて戦いに明け暮れた時代の映像が浮かんでくると思います。
それを心地よい湯に浸かりながら流していくんです。
そうした非日常に自分を置いてあげましょう。
そうして歴戦の疲れを癒すのも、自分を大切にすることの一つですよね。
で、そうして疲れを癒していくと徐々にまた活力が戻ってきます。
武闘派女子たちはそこで、つい再び戦地に舞い戻ろうとするんですけど・・・そこをぐぐぐぐぐーっと押さえて、「許し」にそのエネルギーを使いましょう。
そこでは両親やお兄さんへの怒りやら悲しみやら恨みやら憎しみやらが動いている可能性も高くなります。
そしたら、許しのプロセスを進めていきましょう。
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1.感情の解放
和紙に筆ペンで恨みつらみ憎しみ怒りをひたすら書き続けます。
その感情がなくなるまでひたすら書き続けます。
4,5時間連続して書き続けた方もいます。
また怒りの感情が悲しみや寂しさに変化していくことも良くあります。
そしたら、その気持ちをまたひたすら書き続けます。
すっきりした、とか、疲れて気が付けば寝ていた、とか、心が軽くなった、という実感が得られるまで続けます。
2.感情的理解
ワークショップでは重要視するプロセスですが、個人でやる場合には少し難しいのでうまくできなくても構いません。
父、母、兄の人生をそれぞれを主人公にして描きます。
それぞれの生い立ちやそれぞれの人間関係をそれぞれの目線で描いていきます。
そうすることで、彼らの気持ちが理解できるようになっていきます。
3.感謝
父、母、兄に感謝の思いを手紙にします。
何回も書きましょう。
この2,3の段階で怒りや悲しみなどのネガティブな感情が出てきたら、即座に1に舞い戻ってその感情を吐き出します。
4.恩恵を受け取る
父が父でよかったこと、母が母でよかったこと、兄が兄でよかったことを受け取ります。
そのお陰で学んだこそ、成長できたことを受け取っていきます。
これは1~3のプロセスを進めていく上でやってみると意外な感動が巻き起こることもあります。
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>今、結婚したいと思う男性がいます。でも相手もロックマン&野良猫なせいか上手く距離を縮められずにいます。
距離を縮めようとしなくてもいいです。
武闘派女子が距離を縮める、というと、つい、「間合いを詰める」「射程距離まで近づく」「ロックオンする」という響きに聞こえるでしょう?(実際その通りですしね)
苦手だと思いますが、「ただ咲く」ということを意識してみてください。
花が咲くように。
そうそう、部屋に花は飾っていますか?
できる範囲でいいですが、ちょっとした花を絶やさずにしてみるといいですよ。
そのただ美しく咲いている姿に自分自身を重ねてみると良いのです。
Nさんはおそらく女性性がとても豊かな方です。
超恥ずかしいかもしれませんが、より女性的な自分を演出してみるといいでしょう。
それは自分から狩りに行くスタンスではなく、ただ咲いている、というニュアンスです。
そうして自分の美しさを放っていると彼らの男性性を目覚めさせてあげられます。
まずは「羊の皮をかぶった狼」からのスタートからかもしれませんが、そんな咲いてる自分をイメージしてみるのはお勧めです。
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