どんなに自分が褒められても、この程度しか褒めらてない、と感じてしまう自分がいます。


我慢したり、自己否定が強いと、それを上回るだけの情熱で褒められたい、と思うんです。
それは自分が情熱的である証拠。
でも、その情熱が内にこもってるともっともっと!になるんです。

***
子供のころから優等生でした。勉強はできたけど、運動はダメなタイプで、運動音痴でよくけなされましたし、不細工だったので、彼氏も随分いなかったです。なので外見にも随分とコンプレックスはあります。
ただ、勉強だけはある程度褒められたので(小さな田舎の話なので、都会に出れば全く大したことはありませんでした。)変にプライドが高くなっていたように思います。
その後、結婚もしましたし、仕事も減りましたが、なんとか暮らせていますし、やりたいこともできて十分幸せなのですが、自分に対する評価をどこかで気にしてしまい、苦しくなります。
自分や周りに期待しないように思ったりするようにはしますが、どんなに自分が褒められても、この程度しか褒められていない、認められていないと、感じてしまう自分がいます。
いわゆるダメな自分を受け入れられない、結果が出せないと価値がないと思ってしまいます。
根本さんのブログやいろんな方のブログも読んで、少しずつ変わってきましたが、どうも根っこが深すぎていつもここで引っかかってしまいます。
(Hさん)
***

先日ダメンズメーカーのYさんからのリクエストにお答えしたところ、昨日、ご本人からこんなメールを頂きました。
(全文はまた後日紹介しますね)

>今回、根本先生から
>「おバカな人」「アホな人」って翻訳されて (笑)

>(あれ? 私って バカ? アホ? なの?) 

>今まで、そんなこと言ってくれる人いませんでした(汗)
>ずっと優等生だったので(苦笑)

元ネタはこちらです。
「ダメンズメーカーを卒業したい!けど、やっぱりダメンズが好き!?」
>http://nemotohiroyuki.jp/manwoman-psychology/14586

そもそも優等生って「優秀」だったり、「いい子」だったりするのですが、それは同時に「我慢ができる(忍耐力がある)」「気を遣う(周りが見える、配慮できる)」「犠牲ができる」などの要素があるんですね。

要するに「ドM」の要素をふんだんにお持ちなわけですね。
ドMな方の中には「言葉責め」に快楽を持つ人がたくさんいて、「この豚野郎!」とか言われると悶絶してしまうわけです。

なので、もれなく優等生で生きて来られた方には「おバカさん」とか「アホですなあ」という称号を提供することにしているんです。

優等生って自ら立候補してなるものではないですよね?
「3年4組、ねもとひろゆき。今日から優等生になりますっ!!」って朝礼で挨拶しても場は白けます。

すなわち、優等生って周りが作るものなんです。
先生とか同級生とか親とか。

「ああ、あの子、いいよね。すごいよね。めっちゃ頑張り屋さんよね。あの子みたいにうちの子もなって欲しいわ」とかね。

「Hはちゃんとやってるのに、お前らは何でできないんだ」とかね。

で、Hさん、いろいろとコンプレックスがあるでしょう?
運動ができないとか外見とか。

それでめっちゃ悔しくて、でも、Hさんには勉強があったんですね。

「これだ!これぞ、我が生きる道!!」ですね(笑)

ところが、都会に出たらそれもまた大したことなかったんですよね???

そしたら、「あたしは何で生きて行きゃいいんだ!!」と新宿の路上で叫ぶしかないわけです。
ちなみに仮に叫んでも周りから見事にスルーされるので、どうせやるなら難波の路上の方がまだツッコミんでもらえますかね。

すなわち、「変に高いプライド」というのは「他者評価によって成り立つもの」なところなんです。
それが辛いところです。

誰かに評価されないと意味がなく、それも、相当なレベルでの評価じゃなきゃ「あたし、満足できないの(はぁと)」なんです。

それは切ないんです。

でも、こうした流れから分かることは、Hさん実はとっても競争意識が高い人ってこと。
負けず嫌いというかね。
そして、それゆえの情熱をしゅぽぽぽぽぽぽーと燃やしている人。(←蒸気機関車の例えね(笑))

でも、その熱い女の部分も性格なのかコンプレックスなのか内に隠してしまいますよね?
(旦那様には出せてるかもしれませんが)

そうすると、外に向かうことができないエネルギーは内に向かいます。
情熱の女が内にこもると激しい自己攻撃が起こるんです。
コンクリートで固められた室内でダイナマイトを爆発させるようなもんですね。
相当激しい火花が飛び散り、どえらいことになります。

Hさんの自己攻撃の正体っておそらくこれだと思うんです。
外に向かえないエネルギーが内に攻撃性となって向かってる、という。

だから、一度、家の窓を開けてこう叫んでみるといいんです。

「愚民ども。あたしをもっと認めなさいよ!あたしを女王と崇めなさいよ!もっともっとあたしを承認しなさいよ!!ほら!カッモーン!!!!」

一度、本気で言ってみるといいですよ。ほんとに。
そしたらだいぶすっきりすると思うんです。

旦那さんにはそこまではっきりじゃなくても似たような表現してしまうこと、ありませんか?

優等生って周りの評価で成り立つでしょ?
だから、常に待ち続けるんです。
コンプレックスが強い分、自分から求められないので周りが褒めてくれるのをひたすら待ち続けるんです。

皆さんが居酒屋に行って何種類かの料理をオーダーしたと思ってください。
待てども待てども料理は出てきません。
で、30分くらい経ってようやくサラダが出てきました。
美味しそうなんですけどね、こう思いません?

「これだけかい!」

もし、オーダーして5分後にそのサラダが来たんなら、そんなことを思わないです。
でも、我慢した分だけ、待った分だけ、依存してた分だけ、ツッコミが入ります。

つまり、満たされないんです。

それが

>どんなに自分が褒められても、この程度しか褒められていない、認められていないと、感じてしまう自分がいます。

という心理ですね。

自分はもっと頑張ってんだぞー!
自分はもっとすごいんだぞー!
もっと自分は褒められていいはずだぞー!

って思ってるHさんがいるんですよ。
それは我慢や自己犠牲、自己攻撃の裏返し。

でも、他者評価を期待しているうちはやはりコレ、治んないんです。

「待ち」だから。
相手に主導権を渡してしまってる「依存」の状態だから。

Hさんはその競争心から子ども時代すごく惨めな思いをしたのかもしれません。
運動はできないし、外見もからかわれるし。
その中で見つけた希望が勉強なんです。
ところが、田舎では評価された勉強も、都会に行けば役に立ちません。
そこで自分を見失ってしまった状態に今もあるのかもしれません。

「結果を出さなければ」という思いはそういうことじゃないでしょうか。

けど、この状況ってある側面では「愛を受け取れない」という問題になることが多いんです。

自分は居酒屋で「肉ー!!肉ーー!!!肉ーーーー!!!」って涎を垂らして待ってるんです。
そこに極上の「目利きな大将のイチオシ刺身7点盛り」がやってきたらどう思います?
めっちゃ旨いんですよ。
むしろ、他の客はそれ目当てに来てる人も多いんですよ。

でも、肉を待ってる自分は嬉しくないんです。

「え?それじゃなーい!!早くお肉持ってきて~!!」って思うんです。
「早く、肉、持って来いよ!こんな魚じゃねーんだよ!ばっかやろう!!!」って思うんです。

もったいなくないですかね?
大将、めっちゃ目利きなんですよ。
刺身に合わせる純米酒も揃ってるんですよ。
ワサビだってチューブじゃなくて、ほんとに大将がサメ肌ですりおろしてくれたものですよ。

でも、そこに価値を感じられなきゃ、いい感じに〆られたサバも美味しくありません。

内なる思いを外に出しませんか。
今日はけっこうストレートに書いてみましたけど、Hさんのぶっちゃけた、正直な話を誰かにしてみませんか?
人に話せなかったら文章でもいいですし、窓を開けて田んぼに向かって叫んでもいいです。
犬猫に話すも良いです。

ほんとうに思ってること。
隠してきたほんとの自分。
アンダーグラウンドな部分。

その部分をさらけ出してみませんか?

惨めさ、理不尽さ、悔しさ、嫉妬、怒り、そんな熱い思いを出してみませんか??

で、ちょっとこの辺はお会いしてみないと分かりませんが、今よりもう少し声を大きくしてみるといいです。
「ありがとう」「おはよう」「いってらっしゃい」「おかえり」「いただきます」「ごちそうさま」等の挨拶を少し今より大きい声で言ってみると良いです。

そして、笑ってますか??
ニヤッて笑うんじゃなくて、声に出して笑うんです。
お笑いのDVDとか動画サイトとかで声を上げて笑うのも良いです。

声を出すのも、笑うのも、心の内と外の風通しを良くするための方法です。
あと泣くってのもありますけれど、これはちょっと難易度高いんで今日はいいです。

で、普段はこんな風に思っておいてください。
何だか私のブログの主題歌みたいになってるんですが。

>https://youtu.be/EggUps3cMkQ?t=21s

私ってアホだなあ、おバカだなあ・・・こんなこと欲しいなんて、こんなこと求めてるなんて・・・って口癖にしといてください。

「バカ」じゃなくて「おバカ」ね。
この違い、大きいですから。

で、その上で「今あるものに感謝」をしていきましょう。
これは指さし確認です。
どういう風にやって以下分からなければ電車に乗って運転士さんや車掌さんの指さし確認風景を眺めて勉強しましょう。

これは相手の立場に立って物を見る練習です。
Hさんも基本、得意な奴です。
ただ、自己評価って言うと難しくなっちゃう奴です。

「旦那さんは私のことをどういう風に愛してくれているんだろう?」
「職場の人たちは私のことをどういう風に思ってくれているのだろう?」

もちろん、ポジティブな側面だけに目を向けるのね。

そして、クローゼットや靴箱を広げて服の一枚一枚、靴の一足一足を数えます。
「あるもの」ですね。

そしたら、食器棚を開けてお皿やマグカップやお箸を数えます。
一枚一枚声に出してね。

おどろおどろしくやるとお菊さんになるので注意してね。
時節柄リアリティありすぎるし(笑)

「ない」ものを求めるところから「ある」ものに感謝するには、心の内外の風通しを良くする必要があるんです。

そのためにまずは叫び、笑うところから始めて参りましょう!

今日も長くなっちゃいました(^^)
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