不安や怖れ、緊張をイメージで解きほぐす方法



呼吸、ストレッチ、瞑想などを採り入れて心を落ち着かせてあげます。
私が実際使っている方法です。

不安や怖れが強い時。
どうしようもない感情が動いているとき。
頭の中をぐるぐると思考が働いてどうしようもないとき。

私たちのエネルギーはそのホームである丹田(お臍の少ししたあたり)を離れ、胸、喉、思考に集中します。
いわゆる「気が立つ」「気が上がる」状態で、交感神経が優位となり、自分を見失いやすく、興奮しているものの、緊張状態となり、落ち着きません。もちろん、眠りも浅くなります。

そういう時は呼吸が大切です。
できるだけ深く息を吐き、吐き切ったところでしばらく止めましょう。
ゆっくり7つ数字を数えたら、できるだけゆっくり息を吸います。
吸っている間も数を数えるとより落ち着いていきます。
吸いきったら同じように7つ数え、そして、またゆっくり吐きます。

呼吸を数えて、ゆっくり息を吸ったり吐いたりすることでエネルギーの中心があるべき場所へ落ち着いていきます。

体を少し伸ばします。
ヨガやストレッチを採り入れて、できるだけ筋を伸ばします。
そうすることで気が体の隅々まで行き渡り、体が温まってきます。
温まると副交感神経が動きやすくなり、リラックスした状態になります。

さらに、足の裏に意識を向け、だんだんそこが温まってくるようなイメージをしてみます。
足湯に浸しているような、ホットカーペットや床暖房に足を着けているような、そんなイメージをしていきます。
呼吸はやはりゆっくりと。

これだけでもだいぶ落ち着いてくるでしょう。

不安がより強い時は女神さまや神様をイメージしましょう。
女神さまがそっとあなたの肩に手を置いてくれている感じ。
神様がそっとあなたの頭を優しくなでてくれている感じ。
まるで赤ちゃんを抱きしめるように、女神さまの腕に抱かれるイメージもいいし、神様の力強い手に握られるのも安心感を招くでしょう。

ゆっくり、ゆっくり、というのがいいみたい。

さらに、“手当て”をしていきます。
とても暖かい手できになるところに触れてあげます。
目を温めるのはとても良いことですし、また、胃のあたりは不安や怖れが溜まりやすいのでそこに手を当てるのも効果的。
呼吸と共に、その部位に温かいエネルギーや光を送ってあげましょう。

実は私、出張先でホテルで寝付けないときが多かったので、そんな方法でグラウンディングし、心を落ち着かせることがよくあります。
実は昨夜も緊急地震速報がちょくちょく鳴ってたのでそのたびに起きてしまい、この瞑想やら何やらをやっていたら、気が付けば朝になっていました。

皆さんの体に合うかどうかわかりませんが、もし良かったら試してみてください。


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