アファメーションの力を信じて続けてるのにどうして試練ばかりが起こるの?

アファメーションを唱えている時の感情や、その中身を再検討してみるといいかもしれません。
アファメーションにもサイズがあるし、また、やり方も種々あるんです。

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初めまして。根本さんは怖くないので安心して読めて好きです(親に全否定されて育った者です)。ここ半年程は毎日読んでいます。他の方のリクエストでも大変参考になるのですが、自分の実践の仕方が間違っているのかもしれないと思い、私もリクエストしてみようと思いました。

私は無価値観と罪悪感を癒すアファメーションを両方、5~6ヶ月続けていますが、最近とても怖い事がありノイローゼ気味になっています。なぜよりによって私に?という思いと恐怖心とで号泣の日々です。
こんな事全く望んでいませんでしたが、自分で望んだ事だとして、どうしたらこういった事をやめられますか?
もう本当に嫌なんです。過去の自分や親などへの手紙も何度も書いてきました。
好きな事をやる、も、うまくいかなかったり一時的に気分が良くなってもすぐ虚しくなってしまう時もありますが、実践しています(無心になるのが苦手です)

かつて恋愛のアファメーションをしていたのにやっとできた彼氏にデリヘル嬢扱いされて傷つきました。言葉は変えましたがまたアファメーションの力を信じて続けていたのにどうしてこんな試練ばかり起こるの?していなくても恋人ができたり好きな事楽しめたりノイローゼにならずに過ごせる人もいるのに!という気持ちです。
でも理由を分析してほしいというよりどうしたらこの試練ループを脱け出せるのか?が知りたいんです、本気です!(理由はもしかしたら、ここまでの状態にならないと根本さんにリクエストを送らないままだったからかもしれませんし。。元々いつか根本さんに聞いてみたい事として悩みをメモしてはいたんです。それも出さない手紙の1つとしておすすめされていましたよね?)
どうしたら1人ぼっちで泣くノイローゼ状態に自分を置くような事をやめられるでしょうか?根本さんの意見が聞きたいです、宜しくお願いします!
(Mさん)
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アファメーションってとてもパワフルで効果的なんですけど、その分、実はとっても怖いんですね~。
ポジティブなことを言っているようで、実はネガティブになっちゃってることもあってね。

アファメーションに限らず何でもそうなんですけど【何をするか?】ってのはあまり重要じゃないと思ってるんです。
【どういう思いでするか?】の方がはるかに大事だなあ、と思ってるんです。

例えば、こんなアファメーションがあったとしましょう。

『私は自分を100%許します。そして、もう幸せになることを自分に許します。』

この言葉はとてもシンプルですね。
これを毎日朝晩20回ずつ唱えるといいですよ~なんて言います。

ただ、これを罪悪感が強い人がやるとどうなるか?というとその言葉を言ってはいるんですけど心の中にはこんな思いが芽生えていたりするんですね。

『私は自分を100%許します(できるかな?いいのかな?あかんよな)。そして、もう幸せになることを自分に許します。(あんなことした私が幸せになったらあかんと思うねん)』

そうすると、潜在意識に向けて唱えられるアファメーションはこの( )内の気持ちも一緒に届けられることになります。
むしろ、それが感情である分、潜在意識には浸透しやすいので、結果だけを見れば、

『私は自分を許しません。そして、私は幸せになってはいけません。』

という罪悪感アファメーションになっちゃってるんです。
(意図と違うアファメーションになってしまうことを私は個人的に「逆噴射アファメーション」と呼んでおります(笑))
だから、もしかしたらMさんがずっとやってきたアファメーションも、無価値観と罪悪感を癒すつもりが、逆にそれを強化してしまってる部分もあったのかなあ、と推測されるんです。

Mさんがアファメーションを唱えているとき、どんな感情が湧き上がってくるでしょうか?
どんな思いが出てくるでしょうか?
もしそれが好ましくない感情だとすると、逆噴射アファメーションをしていた可能性が高くなっちゃうのです。

またアファメーションは「サイズ感」がとっても大切です。
アファメーションを唱えながら「そんなのありえねーよなー」と思っていたり、早く良くなりたい焦りから少々背伸びしたアファメーションを唱えているとなると、やはり逆方向噴射が起こりやすいんです。

例えば、「私は月収100万円を得るだけの価値があります。」というアファメーションを唱えるとしましょう。
現在、月収が70万くらいの人は100万円の数字は想像しやすいと思います(現実感があると思います)。
しかし、今、月収20万くらいの方が、いきなり100万って想像できます?実現できると思います?

そうするとこのアファメーションを唱えるたびに「無理だよなあ~」って思いが出てくるので、逆噴射アファメーションになってしまうのです。

だから、今の自分がそれっていいよなあ~て思える、ワクワクしてくる、楽しくなる、そんな言葉を選ぶのが大切なんですね。

さて、罪悪感や無価値感を癒したり、ステップアップしたりするときはどうしてもネガティブな感情が動きやすいんですね。
「ワクワクもするけれど、同時に不安も出てくる」みたいなことも多いと思います。

アファメーションというのは「(顕在)意識」から「潜在意識」の深いところに言葉を送り届けるものです。
だから継続性がとても大切になってくるのと同時に、潜在意識の中に潜む抵抗勢力をどう交わすか?が大切なテーマになるんですね。
その抵抗勢力が先ほどお話ししたネガティブな感情です。

カウンセリングやセラピー的には、このネガティブな感情を癒して通りを良くして、顕在意識と潜在意識のつながりを強めて、思いを現実化させやすくしていきます。
私が感情を癒すことの重要性をお話しするのはこの抵抗勢力を減らす目的からなんです。

だから、アファメーションを唱えるときは「感情」を動かさないように、淡々と粛々と、それこそ祝詞をあげたり、お経を唱えるような感じでする方がいいって言うんです。

感情にはポジティブなものもありますが、ネガティブなものも多いんですね。
だから、『私は自分を許します』という言葉を唱えた瞬間から罪悪感が「あかんやろ」とツッコミを入れるこので、結果的にそちらが強く潜在意識に訴えられるのです。

だから、あまり文章の意味など考えずにただただ言葉を発することをお勧めしているんです。

一方、どうしても感情が動いてしまう!という場合には、参考になるのはミュージカルもしくは演劇です。
そう、粛々と唱えるのではなく、逆に大仰に、とても感情的に表現してしまうんです。

つまり『私は自分を許します』というアファメーションを全身で表現するイメージです。
だから、両手を広げ、天におられる神様に向かって宣言するように声を高らかに『私は、自分を許します!』と宣言して跪くわけです。

罪悪感が動いてもそれを上回る許しへの思いを表現するわけですね。

これは言い方を変えると「自分を騙す方法」でもあるんです。
本当は罪悪感がいっぱいあるんだけど、それがあたかもすでに癒されてしまったような演技をするんです。もちろん、演技ったって本気の、渾身の演技ですよね。

潜在意識が『そっか!罪悪感がいっぱいあると思ってたけど、もうなくなったのか!だからそんな自分を許すことを幸せな表情で言えるんだな!よっしゃ!』と思えるようなくらいまでエネルギーを引き上げていきます。

これ、10回もやれば汗をかきますからいいエクササイズにもなりますね(笑)
ただし、この方法は住宅環境によっては通報されるレベルになり得ますのでご注意ください(笑)

アファメーションの中身にも触れてみましょう。
Mさんがどんな言葉を唱えられているかは分かりませんが、誰かから伝えられたものであれば大丈夫ですよね?

『脳にNoはない』という言葉、ご存知でしょうか?

よくこういう例えをするんですね。

「このブログを見ている皆さん。今、決して後ろを振り向いてはいけませんよ。
 絶対、少なくてもあと5分はそのままPCやスマホの画面を見続けてください。
 決して後ろを振り向かないでくださいね。振り向くとロクなことはありませんよ。」

なんて言われたら、めっちゃ後ろが気になりませんか?

私たちの脳(心理学的には心とかマインドとか言いますが)には「否定語」がないんですね。
だから、「振り向かないでください」は「振り向いてください」に解釈されます。

もし、アファメーションの言葉の中に「~ない」という否定語(not)が入っているとすると、それは逆のことを潜在意識に訴えてしまうことがあるんです。

例えば「私はこれ以上自分を罰しません」というアファメーションは、『自分を罰するイメージ』を潜在意識に届けてしまうんです。
「私は今、この瞬間に自分を罰することを手放します。」とか「私はこれからは自分を許し、愛します。」とかに変えてみるとイメージが変わります。

アファメーションを唱えられている方はぜひその文章の中に「not」を意味数するものがないかを探してみてください。
それを「肯定語」に変えてみることをお勧めします。

ただ、専門家がMさんのために作ってくれた言葉に否定語が含まれている場合は何らかの意図をもって作ってくださった可能性がありますから、問い合わせてみるといいですね。

私もこのブログやセミナーなどでアファメーションをお伝えすることがあるんですけど、できるだけシンプルなもの、そして、共通項目が多いものを選ぶようにしています。

罪悪感を癒すアファメーションと言えば、

「私は十分罪を償ってきました。
 これ以上、自分を責めることを手放します。
 私は私自身を許し、私を愛します。
 私はもう無罪です。」

的な感じものをよくお勧めしているのですが、もし、この文章を読んで抵抗が出てくるのであれば、もう少し柔らかいものにする方がまずは良いかもしれません。

「私は十分頑張ってきました。
 いつも必死に生きてきました。
 本当によく頑張りました。
 だから、幸せになる価値があります。」

あるいは、もう少しストレートなものが良ければ、

「私は自分のすべての罪を手放します。
 私は罪悪感から自由になります。
 私は自分を罰することを手放します。
 私は自分を自由にします。」

こんな風に。

セラピー的な見方をすれば、親から全否定をされたMさんは、自分を全否定する癖が付いてしまっています。
いわば、習慣になってしまうんですね。

だから、まずはその否定してしまう自分を許す、ということも大切ですし、また、親を許す、というテーマもいいと思います。

アファメーションは思い癖(心の癖、習慣)を変えてくれますから、今の自分に合った言葉をぜひ唱え続けてみてください。

それは必ずうまく行くと思いますよ!

ちなみに私が女性の皆さんに一番おすすめのアファメーションはこれです。

『私はみんなに愛される、とっても可愛い女の子。』

大人女子を目指される方にはこれです。

『私はとってもいい女。』

シンプルでいいでしょ?

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