変えるのは嫉妬してる自分ではなく、その大前提の考え方。


「変わりたい」という声をとてもよく聞く仕事をしています。
「変える」のは「考え方」。
それも自分を否定的に見ている大前提となってる考え方。
「魅力的でない」という大前提があるのならば、変えるべきはそこなのです。
つまり「変える」とは「私は今、十分に魅力的じゃん!」と思い込む勇気なのです。

***
友人から根本先生のブログ、メルマガを紹介してもらって以来、毎日勉強させて頂いております。
しかし、今まで読んだ内容の中には、私のような嫌な人間はいなかったです。自分自身を変えるためのヒントを教えて頂けたら幸いです。

不幸を願ってしまうほど、苦手な相手がいます。そんなことを考えてしまう自分自身が嫌になり、その人のことを考えないように意識を別のものへと向けようとしますが、何故か考えてしまいます。

その苦手な相手というのは主人の同級生の奥様です。その奥様はとても美しくスタイルも良いのです。自分にはないものを持っていることで、嫉妬からくる憎悪なんでしょうか

他に、ここまで意識する相手はいないです。
何故か意識をし過ぎて、その人の不幸を願ってしまっている自分がいます。人の不幸を願ってしまうチンケな自分に嫌気がさします。

先生のメルマガ内には、よく親子関係の話が出てきますが、私自身、両親は幼少期に離婚していて母子関係も良くないです。そんなことも関係しているのでしょうか?

こんな自分自身を変えたい!と思い、メールをさせて頂きました。メルマガ内でも、ご返答頂けたら幸いです。よろしくお願いします。
(Hさん)
***

「自分を変えたい!」素晴らしいです!
じゃあ、何を変えるのか?っていうと、変えるのは「考え方」です。
自分が当たり前に持っている思考パターンを変えることができると、今までと世界は一変して見えるようになります。

でも、「変える」って難しそうに思えるんですけど、究極のところは「なんだ、今のままで自分は最高に素晴らしいじゃん!!」と“思い込む”ことなんですけどね。
そう、“思い込み”なんです。言い換えると“勘違い”とも言います。
“思い込み”と“勘違い”は世界を救います!(笑)

その思い込みをブロックするのがやはりネガティブな“思い込み”です。

「あなたは素晴らしいですよ」って言われると「そんなことない!絶対違う!」と自信を持って断言しちゃう自分自身です。

なんでこんな話を冒頭にあれこれ書いてるかというと、今からHさん、そして、Hさんに共感なさるたくさんの方々にとって、「えーっ!うそ~!絶対違う~!」という話を書くからですね。

すなわち、伏線なわけですな。

で、そのもったいつけてた結論から言いますと、

>その奥様はとても美しくスタイルも良いのです。自分にはないものを持っていることで、嫉妬からくる憎悪なんでしょうか

実はこれはHさん自身の魅力なのです。
Hさんが美しく、スタイルが良い女性なのです。
その他、その奥様に見る魅力のすべてはHさん自身が持っている魅力です。
それに間違いはありませぬ!!

「えーっ!うそ~!絶対違う~!」って思ったでしょ?

そのあとに、自分が美しくなく、スタイルもよくない理由をいっぱい並べてしまいませんか?
ほらっ!(笑)

「自分にないものだから嫉妬するんじゃないですか?
 自分が美しないからその奥様が羨ましいんじゃないですか?
 自分なんて絶対スタイル良くないです!見てみます???」

って思いませんか?

私、そういう話を15年くらい聞き続けてるので、最近はそういう話は聞かないようにしてます。なんせ、話を聞かないカウンセラーですから(笑)

「でも、でも、絶対違う!違う!」って思いませんか?
「反論させて!」って自分が全然魅力的でない理由を説明したくなりませんか?

“それ”なんです。変えるのは。

「私はその奥様みたいに魅力的ではない」という確固たる自信があるんです。
そして、大前提となっているその考え(思い)は決して動かそうとなさらないんです。

「私は魅力的ではない」というその前提を変えることが「自分自身を変える」ということなのです。

そして、その奥様はHさんにそのことを教えてくれる存在です。
嫉妬という強烈な感情を使って「あなたも魅力的なのですよ。あなたは素晴らしいんですよ。そのことに気付いてくださいね。」って。

でも、「違う、違う、そうじゃない!♪」って歌っている以上、その前提をHさんが持ち続ける以上、その奥様的な人は次から次へ現れますし、その奥様のことが今以上に頭から離れられなくなります。
「あの奥様は私自身」ということを受け入れるまでそれは続けます。
それは拷問っちゃ拷問ですけどね(笑)

それくらいHさんの潜在意識はやる気なのかもしれません。
目を背けられない強烈な感情体験は、それだけ強いメッセージ性を持ちます。
それは潜在意識からの「本来の自分へ戻るため」のメッセージなのです。

なぜ、その奥様に見る魅力がHさんの魅力なのかというと「投影の法則」を学べばすぐに理解できるでしょう。
自分にない魅力は他人には見えない、というシンプルなものです。

また、嫉妬を強く感じる相手の不幸を願うのは人として「ふつう」のことです。
嫉妬してる相手に「幸せになって!」って願えるなんて、人としてどうかしてます(笑)
それを「人の不幸を願ってしまうチンケな自分に嫌気がさします。」と素直におっしゃるHさんはとても心がピュアできれいな人です。
(ここも思い切り反論したいでしょ?画面の向こうでめっちゃムズムズするでしょ?言い返したいけど言えない!きーっ!!ってなるでしょ?ふふふ。それがネットのいいところだよね~!(笑))

でも、お気づきかもしれませんが、この「人の不幸を願ってしまうチンケな自分に嫌気がさします。」という大前提が「自己嫌悪(自分が嫌い)」ってことなのですよね。

自分に嫌気がさしてるから「不幸を願う自分」を見つけて攻めてるんです。
変えるのは「不幸を願う自分」ではなく、「自己嫌悪」の方です。

そうした自己嫌悪や嫉妬が起こる背景に、Hさんのご両親の離婚やお母さまとの不仲が原因になってることも考えられます。
けれど、その前に今日のお話をきちんと考えていただければ嬉しいです。

その大前提を「変える」という勇気を!

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