相手の気持ちにお構いなしに自分の言いたい事を喋りまくる人について



その人たちがどうしてそんな風になっちゃってるのかも大事なことですが、それ以上に意識したいのは「どうしてその人たちのことが気になるのか?」ということ。

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いつも、ブログを楽しみにしています。
今日は、相手の気持ち・興味にお構いなしに自分の言いたい事を喋りまくる人についてリクエストをします!
私の周りには(身内も職場でも)、私には全然興味のない話(私は一度も会ったことがないその人の近所の人のうわさ話・その人の子供の話等)を一人でしゃべりまくる人たちがいます。
私としては全く興味がないので聞きたくもなく、また、そういった人たちの話し方は一方的で、こちらとしては相槌を打つしかないので聞いていて苦痛で仕方ありません。
このような人たちは、どうして相手が自分の話に興味が有るか無いか気にすることもなく、自分の”話を聞いて欲しい”という欲望のままにしゃべり続けるのでしょう?

昔はこういった人のおしゃべりを断れなかった私ですが、今ではちょっとずつ変わってきて、特に電話の場合には、「今、手が離せないから」とか「これから出かけるから」と言って相手の話を強制終了できるようになりました。
が、相手が目の前にいる場合で捕まってしまって逃げられないシチュエーションだったり、職場で隣の部署から聞こえてくる永遠に終わらない一人語りのオバサンの話には、どのように対処すればイライラしなくて済むでしょうか?

こういう、相手の事にお構いなしの人たちの心理状態(どうして悪びれることもなくそうなってしまうのか?)、そして、そういう困った人たちへの対処法を教えていただけたら嬉しいです。
(Kさん)
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いますよね~、そういう人。
たぶん、Kさんだけでなく多くの方が嫌がってるんだろうと思いますが、本人はあまり気にしてないと思います。
そもそも相手のことを考えられる人ならばそんなことはしないわけですし・・・ね。

Kさんが話しやすいのかもしれません。
聞き上手なのかも。

でも、そういう人たちの話を聞いてるのも苦痛ですよね。まるで奴隷みたいに捉われてる感覚もあるでしょう。
逆に言えば、そういうおばさんたちはただ黙って話を聞いてくれる「獲物」をいつも探しているんだろうと思います。
「いい人」をしてると、そういう「獲物」になっちゃって捕まっちゃうんですよね。

そう、やっぱり「いい人」の問題なんです。

こういうおばさんたちは「自分の世界の住人」だから、周りのことは見えていません。
たぶん、そんなに話が長いとも思ってないんじゃないかな。
自己中心的なんですよね。
だから、何を言っても響かないし、そもそも何でそんなにしゃべりつづけなきゃいけないかっていうと、それだけストレスが溜まってるわけなんです。
溜まり過ぎていてどうしようもなくて吐き出してるのがKさんのところ、というわけです。

だから、適当に聞き流して相槌を打ってるのが一番無難なんでしょうね。
でも、電話でできるようになった「強制終了」を今度は実際目の前の人に使うのが次の課題なんですね。

同じように「すいません。用事がありますので」とできるだけクールに言って、席を立つなり、その場を離れるのは「鬼畜生講座」としてはなかなかいいレッスンになりますね~。

また、

>職場で隣の部署から聞こえてくる永遠に終わらない一人語りのオバサンの話

なのですが、どうして気になっちゃうんだと思います?
そのオバサンの話をやめさせるのは無理なので、意識を向けるのはやっぱり自分自身です。

なぜ、そのオバサンの話が気になってしまうのか?

やはり「相手のことを考えずに話し続ける人」のことを「意識」してるので、その意識がそんなオバサンのことを見付けて来るんだろ言うと思います。
許せない!!と思っているものを、人はよく引き寄せてしまうものですから。

ということは、オバサン達を許すために「感謝」できるようなことを学び、探す必要がありますね。

Kさんは、人の顔色を伺ってしまいますか?人の反応が気になりますか?
もし、気になる分だけ、それをしないオバサン達が嫌いになります。
ということは、そのオバサンを師匠として、顔色を伺わずに自分本位で行動することが今のレッスンになるのかもしれません。

Kさんは、人に話を聞いてもらうことに罪悪感を感じちゃいますか?
もし、Yesならば、人の気持ちを考えずに話し続けるオバサンは嫌いになります。
Kさんの周りには聞き上手な人、いませんか?
その人に話したいことをいっぱい話してみる時間を作ってみてください。
なるべく相手の反応に振り回されないように。

そして、Kさんのお母さんとそのオバサンたちは似ていますか?
もしかしたら、お母さんをオバサンたちに投影している可能性もあります。
ということは、お母さんとの関係を改めて見つめ直すことが大事でしょう。
お母さんに感謝を贈るといいですね。

・・・と言う風に、やはり「自分の問題」として扱う方がずっといいみたいです。

いずれ気にならなくなると思いますので、ぜひ、その意味を問い続けていきましょう。

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