朝は代々木公園まで散歩してみる。所要時間、遠回りしてざっと40分。


今回の東京出張では、ある一つの野望を抱いていた。

それは朝の散歩で代々木公園まで辿り着き、セレブ達がウォーキングしている中に紛れ込んで、いかにも「あ、最近この辺の新築4LDK買いまして引っ越してきたんです。今後ともよろしゅう」ヅラをすることである。

ちなみにこの辺りのマンション相場を存知ない方のために申し上げると、本日散歩中にたまたま見つけた建築中のマンションの案内によると、1LDK・47平米の物件がざっと5200万円~とのことである。


さて、そんなささやかな思いを胸に勇躍出発したのであるが、いきなり道を間違え遠回りしてしまう。

似非セレブへの道はどうやら大変険しいようである。

代わりと言ってはなんだが、間違いに気付いた時にふと表札を見れば、そこはシエスパの爆発事故で名高い高級住宅街・渋谷区松濤であったので、最近そこのマンションに引っ越したことに設定を変えて再び歩き出すことにした。

似非セレブは自由に住所を変えられる利点も併せ持つ。

それにしても代々木公園はどこなんだろう?
やはり大体の勘で出て来たのがまずかったのか、どこにもその気配はない。
歩道橋の上で眺めても、それらしき杜は見つからず、もしかしたら、とんでもない方向音痴になってしまったのでは?という不安に襲われる。
そこで、不本意ではあるが、我が意を曲げて人の流れに乗ってみる。
大東京では、え?こんなとこに?と思う場所でも普通に人が流れを作っている。
するとその流れは“代々木公園駅”という、あまりにもストレートな名の駅に吸い込まれていくではないか。

そ、そういえば・・・小田急の代々木八幡駅は、千代田線の代々木公園駅のすぐ傍にあるんだった・・・。

実はこの代々木八幡駅には美味しいベーカリーを求めて何度か来たことがあり、カウンセリングルームからは直線にて10分強ほどで辿り着く場所であった。(既にここまで30分ほどが経過している)

その駅の入り口で案内地図を発見すると、要するに駅から程近い場所に代々木公園は存在しているのであった。

でも、まあ、散歩であるし、いい運動になったと思えばよい。
そう自分を納得させながら、いよいよ代々木公園に向かうのであるが、あろうことか、入り口が分からない。
そこで、丘の上に車が列をなして路注しているのが見えたので、頑張ってその方向に向かうと、ようやく南門から公園に入ることができた。

そこは都心とは思えぬ、広々とした美しい公園であり、冬枯れの木々ですら、その美の一端を担うほどの名園であった。
その整備された園内を散歩すれば、自然と歩く速度はゆったりとし、深呼吸がしたくなってくる。
セレブでなくても、ここは憩いの場であり、朝夕のウォーキング/ジョギングの場になろう。
こういう場所が自宅ないし勤務先の近くにあれば、どれくらいリフレッシュ効果があるか計り知れない。

残念ながら曇りだったことと、あまりに広すぎるため写真は撮らなかったが、この意識にはっきりとこの気持ちを刻み込んで、公園を後にした。

駒場にカウンセリングルームが移転してから、街を眺めながらうろちょろ散歩するのが新しい楽しみになっていたのであるが、さらに面白い出会いができ、ますます出張生活も楽しめそうである。

なんせ、自費では住めぬ街に寝泊りできるのも、この仕事のお陰なので、ますます感謝しながらカウンセリングなどの仕事に励みたいと思うのである。

 

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