朝から雨降りの一日。
せっかくの休みなのになあ・・・と思いながらもしとしと降る雨を見てると妙に和む一面も。
ただ、その後ろで、まもなく2歳になろうとする幼児が暴れています。
雑誌を広げて物知り顔で読んでいたり(もちろん、てきとうに)、偉そうにママやパパに色んな命令を下し(でも、日本語での指令ではない)、狭い家の中をあちこち走り回っています。
バリアフリーなマンションは幼児にも優しいのですねー。
これが実家のような日本家屋だったら、こけて泣いて、落ちて怪我して、というところかもしれません。
とはいえ、やはりとても狭く感じられるようになってきてるので、引越しも視野に入れなければ・・・とか考えます。
そのためにはまずは収入アップを・・・。
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昼は主演女優のリクエストにより、ちょうど1年前に撮影したビデオを見て和みました。
「これが1年前か・・・」の感嘆はとても深い。
その頃の記憶と、今現実に目の前にいる物体の差異にはほんとうに驚きます。
これは成長というよりも、進化ですな。
昔(といってもせいぜい2年前)のビデオで確認できるのが家の中の様子。
(まだパパとママが「若~い」というまでには至ってません(笑))
子どもが変わっていくのは当たり前なのですが、家具やボックス類のレイアウトからパパご愛用のお茶碗まで、我が家のアイテムが微妙に変わっていて「7つの間違い探し」のような面白さがあります。
ハイハイして、にこーっとしている、今から見れば遥かに大人しそうな子ども(当時も今も「うちの子は大変だ」と思っていることには変わりない)よりも、「あ、まだCDラックは古い奴なんだ。子どもが倒さないように引き出しのラックに変えたんだ」とか「まだ、床にコルクボードは敷いてないんだな。ソファから落ちても衝撃が少ないように立っちするようになってから敷いたっけ」「おぉー、ベビーラック!懐かしい!」「このパンツはAちゃんからもらったんだっけ?Bちゃんからだったっけ?」など色んな思い出が蘇ってきてとても楽しいです。
でも、主人公である娘はすぐに飽きて勝手に遊び始めています。
こういうのは親である自分が圧倒的に引き込まれてしまいます。
他の誰のものでもない「自分が後々見て懐かしめるように」撮影したものですから、当然といえば当然ですけどね。
だから、こんなビデオは周りの人にはありがた迷惑でしかないけれど、親や祖母にはかけがえのない宝物です。
いつも「うちの母なら1本1万くらいで売りつけられるかも」と腹黒く計算してしまうくらいに。(でも、現実は良い息子を演じてプレゼントしてしまうんですが)
その母殿は、ビデオに映る孫に向かって盛んに話しかけているようで、一緒に暮らしている妊婦な妹が「すでにボケ老人になってるんじゃないかと思ったけれど、昔からそういうキャラクターだったよね?」とあきれていました。
確かにいつも「会いたい~すぐにでも抱っこしたい~」という熱烈なメールを送ってくる母です。
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一日家の中に引きこもっていたので、ちょっと遅かったけれど夜は「がんこ」へ食事に出かけました。
落ち着きの無い子連れでも全然OKな有難いお店です。
因みにここの店長はうちの吉見太一に雰囲気が似ていて、いつ行っても親しい友人宅に来たかのように寛げます。
有難い。
愛嬌や笑顔、物腰などがほんとうにそっくりで、いつかご対面させてやりたいと思っています。