福岡から大阪への空の旅



朝、まだ暗いうちにホテルを出て空港へ。
昨晩は妙に目がさえていて、なかなか寝付けなかったんです。
なぜか心臓がドキドキしていて。
出先で時々こういうときがあるんですよね。
緊張してるのかなあ?(4泊目なのに?)
何か来てるのかなあ?(目には見えないけど)
運動不足かあ?(確かに今日はホテルの周りしか出ていない)
などと色々ボーっと思っているうちに気付いたら眠ってました。
ま、そんなもんですよね。
「明日休みだし、眠らなくても大丈夫か」
などと思うと案外眠れるものです。


空港に着くと明るくなってきていて、それが本当に「これぞ、冬晴れ!」という天気で、嬉しくなってじわじわと白んでいく空を、空港の大きな窓から見ていました。
ぼーっと見ていると、気がつけばさっきよりずっと明るくなっていて、何かを見逃してしまったような気分に。

朝の空港はビジネスや旅行などで旅立つ人々の賑わっていました。
旅立ちの前というのは、眠た気な中にも何かしら希望や楽しみのようなものを抱えているようで皆がどこかしらイキイキしていて、空港全体が活気があるように思えるのです。

僕も睡眠不足で眠たかったけれど、窓からの景色がやはり素晴らしくてずっと見てました。
機内誌には日本地図が乗っている(飛行ルートが書かれているもの)ので、それを見ながら「あそこが関門海峡だな」などとほくそ笑むのです。

ちょうど今回のルートは四国の北側(松山など)を通ったので、瀬戸内海から山陽方面を眺めるにはベストポジション。
飛行機はとても早いので、あの辺が広島で・・・その先が福山かな?などと思っているうちに、ああ、あのコンビナートは岡山の辺りなんだな・・・おぉ、もう淡路島が見えてきた・・・とテレビの映像を見るように景色が変わっていくのが面白いです。

しかも、まるで空港巡りと言ってもいいような感じで、まもなく開港する北九州空港から、海にせり出した松山空港、意外に山の中にある高松空港、2本目の滑走路工事が続く関西空港、今週オープンする神戸空港が見えました。
空港を空から眺めるのはけっこう面白いですね。
タイミングが合えば、飛行機の離着陸の様子を空から眺めることができます。

↓二本目の滑走路の工事が進む関空。
↓とても美しく海に浮かんでいました。
関空

空港から半分寝ぼけ、半分興奮したままモノレールと地下鉄を乗り継いで我が家へ。
やはりドアを開けた瞬間にホッとしました。
気付いてないところで緊張してたんだな、と気付く瞬間。

そのまま洗濯物などを整理してベッドに潜り込みました。
馴染みの毛布と布団に包まって、ゆったり気分になりたいときのお役立てアイテム酸素エアチャージャーをセットし、読みかけの本にのんびり目を通していれば、うとうと就寝。

さっきまでは福岡にいて、ホテルのベッドに寝ていたのに、あっという間に大阪に戻っている不思議を体感しながらの昼寝はとても気持ちよく、すっかり旅の疲れが取れました。

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