先日、ここでこんな記事を書いたら、皆さんから
「実は私もなんです・・・」
「バカは僕だけだと思ってました・・・」
と、同志がたくさんいることが判明しました。
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さて、その記事で
「こういうネタを書くと、しめしめ・・・と思う輩がいるので、しばらくの間は厳戒態勢を引くこととします。」
と纏めたんですが、その次の日にお客さまから早速、
「根本さん、右向いて、右」
と突然言われまして、
「え、えーっ、み、右、右ね」
と左向いてました。
#何も考えずに勘で動くので、当たる確率は50%です。
しかも、「なんで?」って聞き返していまして、既にこのネタのことを忘却している自分がおりました。
いやー、しかし、まさか、そのタイミングを狙われるとは思わなかったなあ・・・。
セッション終了後はいつもにもまして左脳が止まってますので、とても空白地帯なんですよねえ。
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さて、そんな父親を持つ娘も、最近はママを困らせることが多く、家に居るとママの叱り声がよく響きます。
ただ、その時の幼児の態度がコミカルというか、天然というか、どうも笑えて笑えて仕方がないそうで、最近のうちの奥さんのテーマは
「いかに笑わずにきちんと叱れるか?」
という点にあるそうです。
昨日も「アタシは笑いのエネルギーを怒りに変える方法をマスターしたわ!」と意気揚々とのたまっておりましたが、敵(娘)も然る者、要らんモノを口に入れて怒られてる矢先から、大きなダンボールをくわえ込み、ママを玉砕させておりました。
しかし、やはりうちの奥さんも娘も大阪人なんですよね。
笑いのセンスというか、発想力はさすが・・・。
ぼくはそんなやり取りを見て、ずーっと笑ってます。
・・・。
あ、ただ僕の笑いの沸点が低いせいかもしれません。
奥さんにも「エセ関西人だから」と良く言われますので、笑いへの抵抗力が低いのかも。
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で、そんなエセ関西人な僕は元々遠州人(静岡県西部地方)のため、遠州弁という立派な方言をしゃべるんですね。
標準語に近いと住んでる当時は思っていたんですが、離れてみると相当訛ってることに気付いてびっくり。
語尾に「にぃ~」「(だ)ら~」「じゃん」などが付くのが特徴で、丸っこい表現になりますね。
奥さんから見るとそれが“かわいくて面白い”そうで、よく質問&真似されてます。
「『そうだにぃ~』ってどういう時に使うんだっけ?」とか「これって遠州弁だとなんていうの?」とか。
いやー、そう言われても地元過ぎて僕もよく分からないんですけど・・・(汗)
改めて問われたり、真似されたりすると、我ながら「へぇ~」って思いますね。
で、今ちょうど方言ブームってこともあるからなのか「遠州弁掲示板」なるものも存在しまして、ちょっと覗いてみると恥ずかしいような、懐かしいような気持ちにさせられました。
使ったことのない言葉もたくさんありましたが、すっかり心は里帰り。
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そういえば、うちのカウンセラーの河合も同郷で、彼の奥さん(東京人)もお義母さんの口真似して遠州弁をしゃべってました(笑)
真似たくなるイントネーションなんですかね。
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ただ、僕は地元に帰れば関西訛りのため「お前はもうこっちの人間じゃねー」と言われ、関西では「まだまだ発音がおかしい(関西弁ではない)」と言われ、言葉上は放浪者です。
ま、バイリンガルということで・・・(笑)