長袖シャツがちょうどいい街に到着。

那覇に着きました!

那覇に着きました!


実はここ、昨年夏のリトリートセミナーの空港での待ち合わせ場所であった。参加メンバーにその写真を送ったので見覚えのある方もいるだろう。

そこから半年経って再びこの地を訪れた。那覇で面談カウンセリングをし、初めて講座とワークショップをするためだ。
これでまた夢がひとつ叶えられた。
沖縄でセミナーをする、というのは長年の夢であり、その一つはリトリートセミナー、もう一つは地に足を着けた地元の方向けのセミナーであった。

それにしても沖縄の海を見るだけで心が勝手に緩み始めるのはどうしてだろう?
空港に着くだけでセコセコとした普段の挙動が多少なりともゆっくりになるのはなぜなのだろう?

30分遅れで到着した飛行機のボーディングブリッジを渡れば搭乗者ほぼ全員の感想が「暑い」である。
大阪は飛び立つ前、11℃だったと記憶する。
那覇はそこから数時間経ち、夕方だというのに19℃であった。

外はしとしとと雨が降っていた。冬の沖縄はこんな天気の日が多い。
でも、「寒くない」というのは実感として非常に違和感がある。この季節、雨でも降ろうものならさらに寒さが増して「さぶぅ」と肩を丸めるのが作法であろう。
むしろ「ちょうどいい感」に違和感を感じるのである。
感覚を辿ればまさに10月頃の気候(大阪)と言えようか。

ダウンはとっくにカバンの中だから、セーターを脱ぎ、長T一枚になって腕をめくった。
これで、ちょうどいい。

駆けつけ一杯

駆けつけ一杯

到着口の横に隠れるようにある、知る人ぞ知る空港食堂。
迎えに来てくれる友人を待つ間、待ち人の作法に従い“麦ジュース”を飲む。

実は今日、もうひとつ夢が叶った。
沖縄在住の人からは「空港には友人が迎えに来てくれるからモノレールやタクシーには乗ったことがない」という話をよく聞いていた。
こっちの人はとても面倒見がよくて優しいので空港まで気軽に迎えに来てくれるそうなのである。

そんな話を聞きながら羨ましいと内心思っていた。
なかなかこの島に友人らしき存在ができなかったからである。
常に家族連れの私たちはマイクロバスに揺られてレンタカー屋さんに向かうことが多かった。
それが今回、「空港まで迎えに行きますね~」と気軽に声をかけてくれる奇特な人が現れたのである。

叶ったことにも気付かない程度の夢であったが、それに気付いたとき密かに震えた。
さらには、他にも頼めば気軽に来てくれそうな友人知人が何人もできていることにも気付いて、再び感動した。
しばし、公共交通機関は使わずとも済みそうである。

しかし、ひとつ注意がいる。
我が家のように荷物も多く、かつ、人が多い場合にはちゃんと予めその旨を伝えておかないと人物ともども車に乗り切らない(載り切らない)可能性がある。
多くのシマンチュが軽自動車を愛用しているからだ。
とはいえ、それも心配に及ばない。本人が軽自動車だったとしても家族親族友人等からそれなりのサイズの車を借りてきてくれるからである。

今回はその連絡を怠ったために友人の車いっぱいに人と荷物を積むこととなった。

那覇の夜

那覇の夜

友人が連れて行ってくれた居酒屋でシマ酒を飲み、民謡を聴き、ラジオから流れる米軍放送を聴いていたら、ますます体が溶けて来た。
店を出れば那覇の夜の街が目の前にある。
何が?というわけではないが、この空気はとても和む。
真夏の濃密で妖艶な空気も大好きなのだが、この時期の過ごしやすい感じも悪くない。

かねてから重篤であった沖縄病がますます進行しそうである。