怒りを隠し持つ平和主義者たち~いい人になって争いを好まない人たち~

揉め事が嫌いな平和主義者たち。
いい人になってしまったり、我慢し過ぎたり、という一方で、激しい自己否定をしていることもあります。
その背景と対処方法をお話しています。

あまり争いを好まない、平和主義者、と呼ばれる人たちがいます。
あ、これ、人間関係の話ね。もちろん。

ちょっと揉め事が起こりそうになると自分はサッと引いてその場を丸く収めようとしたり、自分が言いたいことがあってもそれが空気を乱す、相手の気分を害するものと思えば、我慢して言わないようにしたり、あるいは、遠回しの言い方をしてみたり。
「私さえ我慢すれば」みたいな行動をよく採ります。

だから、ずけずけとモノを言う人が苦手になります。
もちろん、感情的な人、攻撃的な人は嫌いです。

とはいえ、嫌い、と言ってもそれを表現すれば揉め事になりますから、そういう気持ちは表に出さないようにします。

それで、結構付き合いが上手だったり、友達が多かったり、人望が厚かったりするんですね。

とはいえ、そういうめんどくさい人たちからはよく絡まれることになります。
なぜかと言えば、そういうめんどくさい人たちはなかなか自分を受け入れてくれる人がいないので、受け入れてくれる平和主義者が大好きなのです。

で、しんどいんだけど、嫌なんだけど、我慢して頑張っちゃう、という風になります。

私たち日本人にはとても多いのかもしれませんね。

パートナーに対して言いたいことが言い切れない。
会社に対して言いたいことを言えずに我慢してしまう。
友達付き合いでも調整役に徹してしまう。
何かとNoが言いづらい。
どこに行ってもいい人をしてしまう。
誰かが揉めてるのを見るのは嫌い。
・・・。
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職場の女の先輩がデリカシーのない発言を繰り返してウザくて気分が悪いんですけど?

自分、をちゃんと守ってあげること。
そして、この問題は自分が作っていることをしっかりと理解しましょうね。
相手のせいにしたり、正しさを主張したりすると争いしか生まれませんよ、という話です。

根本先生こんにちは。先生のブログに出会ってからというもの、自分のなかで発見つづきでどんどん人生が生きやすくなってきました…が、最近ひさびさにどかーんと重い悩みが生まれて出口も光も見えません。
辛いし憂鬱です。この問題をつくりだした自分、ドSすぎます…解決の兆しが見えない。
会社の女の先輩が、思ったことを何でも口にする人なんです。私に関する愚痴も、私のいる場で他の人に言います。
もちろん私に対しても直接デリカシーのないことを言ってきます。今まではその先輩の良いところを探し、悪い人じゃないから、と耐え、気に入られるように努力してきたのですが、最近本当にだめなんです。
受け流すこともできません。デリカシーのないことを言われたくなくて距離を置いたら、機嫌をとりに近寄ってきますが、それに応じないと今度は他人に私のことを愚痴りはじめます。
その愚痴を同じ場で聞かされながら、私を不快にさせるお前は自己中でダメな奴だ、私が正しい、お前のことなんか誰もいらないと思ってる、という風に責められつづけているように感じてしまいました。
つらいです。こんなに自分を攻撃しているところから、もう一度自分を肯定できるようになるのかなあ………。
もう一度、あたたかな気持ちで心を満たしたいです。今はナイフが何本も突き刺さっているような気分です…。
(Rさん)

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「私、お母さんを必死に愛して来たんだな」と気付いてあげるだけでいい。

ひとつの問題を痛みの層から見ることもできるし、愛の層で見ることもできます。
どちらも大切だし、必要なことだけど、痛みの層は専門家に任せて、普段は愛の物語を見るのが楽で簡単で早いと思うんです。

根本先生。
いつもブログ拝見させて頂いております。ネタにしてください。
根本先生のおかげで、自分の心についてだんだんとわかってきました。。とても分かりやすく、もう感謝しかありません(泣)
私の両親は4歳の時に離婚(母に引き取られ、父とは、離婚以降一度も会わずに死別しました)し、例にもよらず、私はファザコンだったのだと気づきました(笑)父のことは、おかげさまで許せそうなのですが、母の事は、まだ許せていないのかも?と思うことがありました。
転職し、念願の職業に就いたのですが、一度言われたことを忘れてしまったり、とにかくきちんとやらなくては!とテンパってしまいます。
私は、幼い頃から、とにかく母に褒めてほしくて頑張ってきたことには気づいていました(ブログのおかげです)幼い頃から、母に怒られると頭がフリーズしてしまうのです。そして、それと同じことが職場でも起こるのです。
指示されたとき、理解しなくてはいけないとき、何か仕事のことで伝えなければならないことがあるとき、頭がフリーズしてしまうのです。
そして、そんな風に私を頑張らせた母をまだ許せていないのかと思いました。私を産まなければ、母にはもっと違う人生があったのでは…といまだに考えてしまいます。
(Mさん)

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問題は“習慣”が作り出す。

頑張ってるんだけどなかなか成果が表れない、という場合には、自分が知らず知らずやってしまってる“習慣”の存在があるのかもしれません。
それに気付き、それを手放すにはどうしたらいいのでしょう?

かつてこんな記事を書いたことがあります。

「悩みのすべては生活習慣病」
http://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/8093

気が付けば3年前なんですね。良かったらこちらも参考にしてください。

さて、何が問題を作るのか?そして、何が問題を解決させないのか?というと、実はこの「習慣」によるところが多いのです。

習慣、心の癖、パターン、と呼ばれるもの。
それは私たちの潜在意識に刻まれているもので、なかなか自分では気が付かないし、気が付いたとしてもなかなか変えられなかったりするし、また、自分では正当化のための理論武装さえ確定させてることが多いのですね。

頑張ってるんだけどなかなか成果が上がらない、変化が出ない、という場合には、この「習慣」が問題になってることが多いのです。

こちらも過去ブログに書いたことがあると思うのですが、「離婚の原因となる習慣は、関係を改善しようとしている今もまだ続いている」場合も多いのです。
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分かってもらえなくてもいい、という勇気。

「分かってもらえなくてもいい」
「誤解されてもいい」
「通じなくてもいい」
「理解されなくてもいい」

本当にそう思えるようになったら、いかに楽なのかなあ、と思うんです。

しかも、これ、家族や夫婦の間で。

しかも、自棄になったわけじゃなく、前向きな気持ちで。

「いつか自分の愛が通じればいいや」

みたいな感じで。

相手に分かってもらおう、とすることにどれくらいエネルギーを割いてるか?を思えば、分かってもらえなくてもいい、というのはすごく自分を自由にします。

もちろん、それでちゃんと相手を信頼しているんですよ。
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